記憶術の講師をやっていると、時々、こんな質問を受けます。
「覚えたいことを記憶する方法はわかったのですが、逆に忘れたい記憶を忘れる方法はあるんでしょうか?」
私はこうお応えしています。
特定の記憶が消えてしまうと、具合の悪いこともありますからねぇ。
ある意味、認知症になるようなものですから…
でも、記憶そのものは消えませんが、その時のことを思い出しても、感情が乱れることなく平気でいられるようになる方法ならありますよ。
記憶というものは、どんなメカニズムになっているかというと、何かの体験をすると、自分の脳内にあらたな神経回路の配線ができます。
たとえば、小さいときに、高いところから落ちて、大ケガをし、痛い思いをしたとしたなら、その後、高いところに登っただけで、体が震えだしたりします。
これは「高いところ→痛い」という神経回路の配線が脳内にできているからです。
そして、高いところに登るたびに、体が震える体験を繰り返していると、「高いところ→痛い」という神経回路に何度も電気信号が流れるので、その神経回路の配線が強化され太くなってしまうんです。
これが記憶のメカニズムです。
そして、ここからが重要なポイントなのですが、自分が気になっている特定の記憶を消そうとすればするほど、実は逆効果になってしまうリスクもあるんです。
なぜなら、その記憶を思い出すたびに、イヤな気分になり、それを忘れようとすればするほど、その神経回路をさらに活発化させることになるからです
つまり、特定の記憶を消そうと思えば思うほど、余計、そのことを思い出してしまい、記憶を強化させてしまうわけです。
そこで、私は一昨年まで、神経回路の配線を再構築する手法を使って、精神的な苦痛を感じている人がラクになれるようサポートしてきました。
でも、今はまったく違う手法をお教えしています。
それは仏陀が実践していたヴィパッサナーと呼ばれる瞑想法です。
私自身、この瞑想法を実践しはじめてから、思考や感情の渦に巻き込まれることが劇的に減って気づきが高まり、その瞬間瞬間に立ち上がってくる思考、記憶、感情を、起こるがままにありのままに受け入れられるようになり、もの凄くラクに、軽やかに、毎日を生きられるようになったからです。
追伸
気づきの意識を高めると、心の重苦しさが薄れはじめ、軽やかな気分で溌剌と生きられるようになります。
気づきを高めたい方は、こちらの講座 がオススメです。
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