掘り過ぎると出られなくなる穴 | 非二元|自分を見失わず幸福に生きる「技と知」

非二元|自分を見失わず幸福に生きる「技と知」

より多くのお金を求めて働く貨幣経済の中で、自分らしく輝きながら、他者と共に幸福に生きる「技と知」を、ライフコーチの矢沢大輔が提案。

ここを掘れば、油田が出るのではないかと信じて人は穴を掘る。

掘ってみなければわからないので、人はありそうな場所を掘る。

人によっては、30年、40年、同じ穴を掘り続ける。
人生をかけて掘り続ける。

せっかくここまで掘ったんだ。
あと数メートル掘れば、油が噴き出すかもしれないと期待して。

「そこを掘っても油田はない」
インドに渡ったユングという心理学者に、インド人たちは教えた。

「ラマナのところに行けばいい。
そこに行けば、あなたが永年探していたものはすぐに見つかるよ」

そう教えてもらったのに、ユングはいかなかった。

そこに探し求めていたものがありそうだとわかってインドまで行ったのに、もう油田のすぐ近くにまで来ていたのに、ユングはそこに行かなかった。

自ら掘り続けた穴が深くなり過ぎると、人はその穴から出られなくなる。

あらゆる心理学を超えて、ラマナの意識は目覚めていたのに。

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