メール、ブログ、ツイッター、facebookなど、日常で文章を書く機会が増えましたが、いざ、文章を書いてみると、
「言いたかったのは、こういうことじゃないんだよな」
「自分は何を伝えようとしていたのか、書いているうちにわからなくなった」
そんな思いをもったことはありませんか?
私は元コピーライターですが、実はfacebookを使うようになるまで、自分の伝えたいことの50%も文章にすることができず、ずっと歯がゆい思いをしてきました。
でも、今は違います。
facebookを使って、書く力を磨こうと意識し始めてから、
「そうそう、自分の頭の中にあった思いは、こういうことだったんだよ」と納得できる文章を書けるようになりました。
そもそも、記憶法と速読法の講師である私が、どうしてfacebookを使って、書く力を磨こうと思い始めたのか?
その理由を知りたい方は、ぜひ続きをお読みください。
私は、アクティブ・ブレイン協会のアウトプット速読法の講師をしています。
「アクティブ・ブレイン式 記憶できる読書術」の執筆段階から、私は、本を速く読む技術とともに、本の内容を記憶する技術にこだわってきました。
本をどれだけ速くたくさん読めるようになっても、本の内容を次々に忘れてしまう読み方をしていたのでは意味がないからです。
本の内容を記憶に残すのに一番良い方法は、本を読んだ直後に、その内容を言葉にして発するなり、文章に書くなりして、アウトプットすることです。
そこで、この2年、私はアウトプット速読法の講師をしていて、あることが気になっていました。
それは、受講生の方に本を読んだ直後にアウトプットしてもらった時に、要点をおさえて、わかりやすく順序立てて内容を話せる人がいる一方で、要点をつかめないシドロモドロな話し方になってしまう人がいることでした。
この違いは、いったいどこからくるのか?
そこで私が導き出した結論は、
「その人の読解力によって、アウトプットの質が決まる」
でした。
読解力があがれば、内容の理解が深まり、それだけ記憶に残りやすくなる。
さらに、読解力があがれば、内容を理解しやすくなる分、自然に読む速度もあがる。
これが私の考えた、誰もが習得可能な「記憶できる速読法」です。
そこで私はこの一年あまり、読解力に関する本や教材を大量に読みあさり、「読解力」を効果的にアップさせられる学習法を探ってきました。
そして気づいたのが、読む力(インプット)をあげたければ、書く力(アウトプット)を磨くのが一番速いということでした。
では、どうすれば、書く力を効果的に学習できるのか?
書く力を高めるには、毎日少しずつでも文章を書き続けるのが一番だろう。
そう考えた私は、いつでもどこでも思いついた時に文章を書けるfacebookこそ、「書く力」を鍛えられる最強のツールと考え、以来、毎日のように近況をアップし続けてきました。
といっても、facebookに文章を書く時間は、1日平均わずか15分ほど。
しかも、近況をアップすれば、「いいね!」や「コメント」をもらえて、この方法なら、文章修業をなんなく続けられることに気がつきました。
毎日、あることを意識しながらfacebookを書き続けました。
すると、自分の書く力が日に日にアップしてきている手ごたえを実感でき、一カ月後には、自分の伝えたかったこと、言いたかったことを、自由に文章化できる能力を身につけられるようになりました。
そして、近況を書き続けるうちに、友達の数も2,000人くらいに自然に増えていき、facebookでつながった方々が、私の著書を買ってくださったり、セミナーに参加してくださるようになっていきました。
「facebookを商用にどう役立てるか」をテーマにしたセミナーや本はたくさんありますが、私の場合、facebookを使って「書く力」を磨いていたら、自動的にビジネスにも役立つ現象が起きるようになったのです。
これには、自分でも本当に驚いています。
この一年、私がどのようにしてfacebookを使い、何を意識して「書く力」を磨いてきたのか?
そのノウハウを公開することは、facebookをやられている多くの皆さんにもきっとお役に立つものと考え、今回、初めてこのようなセミナーを企画してみました。
「書く力」と「読む力」が同時にアップする究極の文章講座ですので、ぜひご活用ください。
■1日15分、facebookを書くだけでうまくなる文章講座
講師:ブレイクスルーコーチ/加速学習トレーナー 矢沢大輔
日時:2012年9月29日(土)14:00~17:30
会場:大阪 ホロンPBI
受講料:7,800円
