幸せ | リックのブログ
「好意を持っている」という意味の“好き”という軸があったとするならば、その軸の最上位にあるのは家族でも恋人でもましてや友達でもない。

憧れだろう。

さらに言うなら、このカテゴリーに属するのには性別も種さえも関係ない。
極端な例を挙げると、タンポポが恋人よりも好きの順位が高い存在になる可能性だってある。

ちなみに俺の憧れは向上心の高い人だ。
すまない、タンポポ。



ところで、たぶん世の中には心の底から幸せになれるタイプとなれないタイプってのがある。

結論から言うと向上心が高い人間はきっと後者だ。

高みを目指して、上に行けば行くほど、彼らは孤独になっていく。
彼らにとっての最大の幸福は、人間にとっての最大の不幸に違いない。

それがわかっているからこそ、おそらく彼らは互いに惹かれあう。
結ばれてはいけないことを悟りながら、それでもなお惹かれあう。
己が性質を呪い、苦しみながら惹かれあう。

強く儚い彼らは永遠に本当の幸せを感じることなく死んでいく。

憧れよりも上はないけれど、憧れは憧れより下になることもできない。