『英語達人塾 極めるための独習法指南』
目次は、
第1章 入塾心得
第2章 音読
第3章 素読
第4章 文法解析
第5章 辞書活用法
第6章 暗唱
第7章 多読
第8賞 丸暗記
第9章 作文
第10章 視聴覚教材活用法
第11章 その他の独習法
第12章 英語教材の選び方
と、あります。
英語の習得段階を日本人の最高レベルに設定しているとのことで、英語で仕事をすると言っても、新渡戸稲造さんや斎藤秀三郎さんや岩崎民平さんや幣原喜重郎さんなどのレベルを目指す人に適した本です(^_^;)。
野球で言えば、プロに入るだけではなく名球会を目指すレベルかもしれません。
しかし、目指すレベルは人ぞれぞれでも、違う分野のプロを目指すのでも、参考になる事は書かれていると思います。
なんとなく書き出してみますと、
最初は丁寧に文法を勉強し、暗唱するくらい音読を繰り返す。
英文を暗記する事により核みたいなものを構築する。
あるレベル以上に達したら、多読が最も有効な勉強法。
作文が一番難しい分野、見た事がない英語は使わない。
一つの文章を書くのに、その数十倍の関連文献を読んで拾い出すくらいの作業が必要。
語学力のなかでおそらくもっとも高度な技術である作文術を会得しないかぎり、いくら日常会話が器用にこなせても、英語を習得したとは言いがたい。
作文練習は、真似と反復である。
こんな感じです。
母語の日本語でも、教養豊かな人は読書家ばかりですので、英語や他の言語でも、その達人になるには読書(多読)が欠かせないということですね。
音読だけで、教養豊かな人ができないように、あるレベル以上の語学力を付ける場合は、途中で多読をメインにした勉強に切り替えて、音読は勉強開始時のウォーミングアップにするのが良さそうです。
作文は難しいですね。
よく読んで、よく書くしかないのですが、この本に書かれていた斎藤秀三郎さんや西脇順三郎さんのように、辞書を読むというのも、なかなか面白いと思いました(^_^;)。
いずれにせよ、ピアニストやバレリーナが2年や3年でプロにはなれないように、短期間で成し得ることではないということですね。
違う分野でプロを目指している人にも、達人になるには、相当なエネルギーの集中が必要だという事の参考にもなる本だと思いました(^_^;)。