『シークレット・ガーデン』
男性と女性の心と体が入れ替わるタイプのドラマ。
尾道と長野の2バージョンある、大林宣彦監督の映画『転校生』みたいなものを期待して鑑賞しました(^_^;)。

出演は、
ハ・ジウォンさん(キル・ライム役=スタントウーマン、母を早くに亡くし、高校生の時に消防士だった父も殉職)
ヒョンビンさん( キム・ジュウォン役=財閥の御曹司で、系列デパートの社長)
ユン・サンヒョンさん(オスカー役=キム・ジュウォンさんの従兄、日本やアジアでも人気のある韓流スター歌手、キル・ライムさんも彼のファン)
キム・サランさん(ユン・スル役=オスカーさんの元彼女、しかし、キム・ジュウォンさんの見合い相手として登場する名家の令嬢、映像監督でもある)

基本この4人の恋愛模様が中心です。
見どころは、やはり、入れ替わった後の二人のコミカルな演技でしょうか。
これがないと、普通の恋愛ドラマとなりますので・・・(^_^;)。

正直、主演の二人(ハ・ジウォンさんとヒョンビンさん)の恋の行方よりも、
オスカーとユン・スル(ユン・サンヒョンさんとキム・サランさん)の恋の結末のほうが気になりました(^_^;)。
主演の二人は、中学生同士のじゃれ合いのように思えましたが、
オスカーとユン・スルの元恋人同士の愛憎が交錯する様子、未練があるが故の憎しみ、こちらの方が実は純愛で、メインになりそうな気がしました(^_^;)。
さすがに、ミスコリア出身だけあって、キム・サランさんはきれいですね。
演技でも存在感がありましたし・・・(^_^;)。

ドラマの中で、キル・ライム(ハ・ジウォンさん)のアクションシーンでは、『チェオクの剣(茶母)』を参考にしたシーンが、オスカー(ユン・サンヒョンさん)のコンサートシーンでは『星に願いを(アン・ジェイクさん主演)』を参考にしたシーンがありました(^_^;)。

『戦場から女優へ』(サヘル・ローズさん著)


サヘル・ローズさんは、1985年10月21日、イラン出身。

この本は、サヘルさんの自伝的なエッセイです。


サヘルさんは、イランのある小さな町の11人兄弟の末っ子として生まれました。

家は貧しく兄弟たちは学校に行っていないし、満足に食べるものもない。

彼女が生まれた時、食べさせて行けないからと、病院に置き去りにされたり、

裕福な家にメイドとして売られそうになったりで、あまり恵まれた環境ではありませんでした。


彼女が生まれた町はイラクとの国境付近で、幼少の頃は戦争中だったので、爆撃が日常茶飯事でした。

そして、彼女が3歳の時、大規模な爆撃で町が壊滅。

町民約400人のうち生き残ったのは彼女のみ、女子大生のボランティアによって救いだされたのでした。


その後、テヘランの孤児院で約1年くらい過ごした後、救助してくれた女子大生の養女となります。


新しく母となった女子大生(以後は母)は、イランでも知られた建設会社の社長の娘で、裕福な上流階級の出身。

しかし、サヘルさんを養女にした事が遠因となり、親と絶縁になります。

そして、母の婚約者が日本の大学に通っていたので、彼を頼り来日することに・・・。

この時、サヘルさんは8歳、母は大学院生でした。


来日3週間後、母の婚約者に『大学に好きな人がいるので、アパートから出て行ってくれ』と言われ、ホームレスとなります。


ホームレス生活は2週間で終わりますが、これ以後、サヘルさんがタレント活動で名前が知られるようになるまで、金銭的には大変な生活だった事が書かれています。


バラエティ番組のサヘルさんは陽気で明るいのですが、海外ネットワークなどのニュース番組で紛争などを取り上げた時、変に思えるくらいに熱弁をふるっていた理由がこの本を読んで理解できました。


また、小中学校の頃、貧しさからイジメを受け、目立たないように生きていたのを、高校生の頃から素を出して生き始め人生が好転し、ラジオやテレビでの仕事に繋がったようです。


貧しいながらも大学まで行かせたお母様は立派ですね。

自分の事はさておき、サヘルさんの人生を一番に考えて行動しています。

実子でもなかなかできないような事をサヘルさんに施しました。

サヘルさんを養女にしていなかったら、イランの大学院で博士号を取り、結婚もして裕福な家庭を築いていたでしょう(サヘルさんも「母の人生をボロボロにしてしまった」と書いています)。


お母様は、サヘルさんに『世界へ羽ばたいて欲しい』と望み、

サヘルさんもその期待通りに、『私の最終目標は世界の孤児たちを救うこと。そして、祖国に貢献すること。ハリウッド映画に出てアカデミー賞を取り、オスカー像を母にプレゼントしたい』と書いています(^_^)v。


いろいろ考えさせられるのですが、読後は『頑張ろう!』と前向きにさせてくれるとても良い本でした(^_^)v。





『「正しい失敗」の法則』(堀紘一さん著)


東大法学部卒業後、読売新聞入社⇒三菱商事入社、ハーバードビジネススクールでMBA取得⇒ボストンコンサルティンググループ入社、同社代表取締役社長⇒

現在、ドリームインキュベータ代表取締役会長。


この本を読んで気になった所を抜粋しますと、


『「挑戦して失敗すること」と「ドロップアウトすること」を同義に考えすぎているのではないか』

『ビジネスや人間関係などの失敗でリカバーできないものというのは、実はあまりないと私は考えている。』

『20代早々にして、特殊な職業でない限り「遅い」なんてあるはずがない。ケンタッキーフライドチキンの創業者カーネル・サンダースなんて、65歳でワゴン車を引いてチキンを売り歩いたというのだ』

『残業をしないから、私は他の人よりも本を読むことができたし、人と出会うこともできた』

『方法論を学ぶことではなく、何が問題かということを常に考える思考力を養うことが重要だ』

『自分の得手、不得手を見極め、得意分野をきわめておくことが大切なのだ』

『若い時は年を取った人にかわいがられて、年を取ったら若い人に慕われて仲良くできるようになれば、幸せな人生が送れると思っている』

『人脈というのは、二度目に会ってもらえるかが命だ』

『人を誘って断られたり、邪慳にされた時、自尊心は傷つくものだ。これは私のように年齢を重ねたところで、慣れるものではない』


・・・・・等々です(^_^;)。


『新たな挑戦をする時も、失敗を乗り越える時も、必要になるのはコミュニケーション能力だ。その能力を左右する大きな要素となるのが、語彙にあると私は思う』として、読書を勧めていますが、

読売新聞の記者時代、先輩も本人も含めまわりはギャンブルとお酒ばかりで、『本を読んだ記憶すらない』とのことです。

「部数を伸ばすことに必死な社員はたくさんいるが、ジャーナリストはいなかった」という言葉が印象的です。

「新聞社はダメだ」「このままではダメ人間になる」というわけで、転職に至ったようです。

新聞記者なのに本を読まない人がたくさんいたことに驚きましたが、知的な職場という印象のある新聞社でさえ、この様子なら、学問や文筆とは関係ない職場がいかなる状況かは想像がつきますし、そのような環境に染まれば自己実現は難しいでしょう。

休み時間に本を読んだり、勉強したら浮きそうです(^_^;)。


自分自身の能力を発揮できる環境(自分の居場所)にたどり着くまでは、試行錯誤を繰り返し、自分を磨きあげて行く努力を怠らない。

自分の居場所にたどり着いたら、自分自身のことばかりではなく、周りの人々の幸せや世の中のことも配慮した行動が取れるようにする。

そんな事を感じた一冊でした(^_^;)。

『逃げない力』(大橋未歩さん著)


テレビ東京のアナウンサー、大橋未歩さんの本です。

印象に残っているフレーズを挙げますと、


『お前と仕事をしたくないスタッフもたくさんいることを覚えておけ』

と上司のプロデューサーに言われたという言葉です。

『人から嫌われることはこんなに怖いものなのかと、初めて知りました。』と、あるように、まわりに自分を嫌っている人がたくさんいると言われたらショックは大きいと思います(ノ_・。)。

世間的には人気アナウンサーでも、社内ではイメージだけではない違うチカラが必要になる実感したということですね(^_^;)。


アナウンサーはテレビ局の顔みたいな存在ですので、自分が知らない人でも、自分の事を知っている人がほとんどです。

そこで、社内で出会った人には知らない人にも、必ずあいさつをしているとのことです。

(もともと内省的で大人しい性格だったみたいですので、昔の知り合いに『化けたね』『変わったね』と言われるみたいです)


少人数のプレゼンでも緊張することが多々あるのに、生放送で、いきなりアドリブで30秒のコメントを『はい、どうぞ』と振られたら、困りますね(^_^;)。

アナウンサーやタレントの方々は日夜、内心ギリギリのプレッシャーの中でも、何気ない顔をして発言していますが、常に準備をし、不安材料を消す努力をしているみたいです。


大橋さんは、苦手な経済分野を克服しょうと、ファイナンシャルプランナーの資格を取り、その過程で勉強に対する思いも変わったとのことで、入社以来関わっているスポーツとビジネスを研究する目的で大学院で勉強中とのことです。


この本の『逃げない力』とは、

自分を嫌っている人を無視するのではなく少なくとも協力してもらえるようにする努力。

苦手な分野も、食わず嫌いをしないで試してみる。(社命とはいえ下ネタやお笑いにもチャレンジして親戚に引かれたようですが・・・)

と言った感じでしょうか。

評論家や学者ではないので、参考文献を挙げて学問的に納得させられる本ではないのですが、読みやすいのですぐに読み終えることができます。

そして、読みやすいという事は、読者への配慮ができる人が書いた本だと言えますね(^_^;)。



改革を期待された大阪維新の会も、日本維新の会になってからは、
『脱原発』ではなくなり、
『企業団体からの献金』を一部受け取るようになり、
『自主憲法制定します!』になりで、何となく違う政党になってしまった感じがします(^_^;)。


国会議員は任期制にして10年前後しかできないようにした方が良いような気がします。

でないと、崇高な志を持った人も、その人が政治家であることで食べている人々に囲まれ、また本人も地位を守ることに恋々とする政治屋へと変貌してしまいます(^_^;)。

心理的に自分の地位を守る意識が強い人ほど、まわりの人を敵とみなし攻撃的になる傾向があるようですし・・・・・(ノ_・。)。

したがって、クリーンなイメージの『日本未来の党』に人気が集まるのもわかる気がします。
橋下さんに改革を期待していた人々も、嘉田知事にシフトチェンジするのではないかなと思います(^_^;)。


腹黒い政治家、ダーティーな政治家ほど、生き残ることに長けているので、クリーンな方へ、人気がある方へと近づき、その人と同化することで『ブラック』から『グレー』へと色を薄めている(ノ_・。)。



もちろん一般人も、政治家のブラックさにウンザリしているので、クリーンなイメージの政治家、政党へ流れるのは必至かと思います(^_^;)。


来年秋のNHKの朝ドラは、杏さん主演みたいですね。
脚本家は、森下佳子さん。
森下さんの代表作品は、
ドラマは『世界の中心で、愛をさけぶ』『白夜行』『MR.BRAIN』『JIN-仁-』など。
映画は『プラトニック・セックス』など。

この朝ドラが杏さんの代表作になると良いですね(^_^)v。
杏さんファンの作家や脚本家は、できれば自分の作品が代表作になって欲しいと願っているでしょうね。
朝ドラの他に、まだ大河ドラマの主演が残っているので、その作品を目標に頑張って書いてください(^_^)v。

NHKの秋の朝ドラは、大阪での撮影となるようですから、大阪城に散歩に行った時に、NHKにも立ち寄る人もいることでしょうね(^_^)v。

マスコミは、選挙の争点を『原発』『TPP』『消費税』等に集約させたいようですが、本当にこれだけで良いのかと思います(^_^;)。


デフレからインフレに変えようと日銀法を改正したがる政党もありますが、300万以下の低所得者が4割もいる中で(年金暮らしの方を含めたらもっといる中で)、物価を上げていいのかと思ったりします・・・消費税も上がるのに・・・(^_^;)。


経済指標を見ると、平成22年の平均所得はバブルの頃の昭和62年くらいで、アルバイト(非正規雇用)の平均時給も今とあまり変わらないみたいです。

したがって、政治家が言うように、経済力をバブルの頃に戻しても、アルバイトや非正規の所得は変わらないとも言えますね。

そして、本当に景気が良くなれば、マスコミはCM等で購買意欲を煽り、正規雇用の方は休暇のたびに海外旅行へ出かけ、ボーナスで大型の買い物をする生活になるかもしれませんが、非正規雇用の方は蚊帳の外になります。


今は景気が悪いので格差が目立たないかもしれませんが、景気が良くなると、その差は歴然としてくるでしょう(^_^;)。

非正規の親が多い地域の学校では『ボーナス』という言葉が禁句になるかもしれません(ノ_・。)。


韓国の大統領選挙では、保守の候補者ですら、『非正規雇用を正規雇用にする』という政策を掲げているみたいです。


日本も、北欧並みもっと生活に密着した政策を、より多くの人が幸せになる政策を、税金で使うと公約して欲しいと思います(^_^;)。

(原発問題は気になりますが・・・(^_^;)。)