⚪️人生はチョコレートの箱

食べるまで中身はわからない。
まさにその通りだろう。


⚪️1990年

バブル世代として社会に放り出された当時、世はイケイケドンドン、バブル真っ只中 • • •
俺は、ゼネコン社員として分譲マンションの現場に配属となった。
最寄駅から徒歩19分(宣伝は10分台、実際は23分)のその分譲マンションは、当時3LDKで8千万円〜1億1千万円だったが、飛ぶように売れた。


⚪️2026年

その分譲マンション名で検索してみると
2千万円前後で売りに出ている。
今から購入するなら魅力的な値段である。
だが、入居者からしてみたら管理費や修繕積立金の支払いは永遠に続くので、すぐにでも売りたいだろうが、今更安値では売れないだろう。


⚪️そして今

中東情勢の緊迫により、石油由来製品の品薄が続き、値上げか出荷中止の事態に陥っている。
もう改修工事はしばらく出来ないか、相当高額な見積を提示されるだろう。
つまり、高齢の入居者に築古マンション、共に朽ち果ててゆくのだろうか?あ〜買わなくて良かったと、ずっと賃貸暮らしの俺が叫んだところで、俺もお先真っ暗である。