⑩ 怖い、凄いです。平成15年5月の深夜 0:43分 私
は、寝入り際だった。電話のベルで起こされ、ドアを開けてくれ。だった。
電話は、議員だった。それから、部屋に到着するまで、電話は4回目、なんや、409か?
と、別の階に行った様子だった。
私は、熟睡を起こされたせいか、頭がフワフワしていた様に思う。何か?確認に、ドアへ近づいた。エレベーターのドアが、開いた所から、確認できた。
いよいよ向かってきて、チャイムがなって、もう一度確認しドアを開けた。私はこの時、生死の境にあった。明日死ぬか。と時を何時とどめるか。生きることを諦めながら、日常を生きていた。正に、その時。だから、ドアを開けた。
私は、こんな夜遅く、突然どうしたのか? 尋ねた。
議員は、無言だったが、種性(悟りの様な)顔に見えた。部屋の奥にあがりこんだ。私が、部屋に戻るまでに、奥で、土下座をして、頭を、床にぴったり付けていた。
「あんた(この土地の方言で使う)が、これまで起きた事件は総て、自分がやっていた。「起こし・起こさせていた」と全面自白をしに来たのであった。
私は、この事件が起き始めてから、命をすでに3回。踏みとどまって、今日があった。
「許してくれ」言葉が続いた。「一生かけて償う。借金も、減額調停を受けてくれ。受けてくれたら、その返済をしていく。あんたの賠償金も、払っていくから許してくれ」 私は、唖然とその言葉を聞いた。
私は、ウソなら如何するのかと聞いた。「絶対間違いのない事実だ。約束する。議員は「絶対間違いない。誠心誠意信じてくれ。約束する」2回・3回と同じ言葉を、言い、ゴメンなさい。を20分ぐらい、その動作を、やめなかった。
急に、私も我に返り、ここで、脳卒中でも起こして、倒れられたら、どうする。これだけ、切なく願う心に、ウソなどはなかった。それで、録音機を手にしに行ったが、これで終わるんだ。もういいか。と止めた。
こんな事が、あったのが、平成15年の5月の事です。
それから、議員は、毎日電話をして、賠償金の準備をしてるからと、その後、10日ぐらい、その内容での、電話であった。
銀行で、用意してもらっている。と伝えていた。が、今日がその日と言ってきた日。急に、トーンが、変わった。
銀行が、断ってきた。と言った。私は、ウソとは、考えてなかったけど、何も出来なかった。
そして、平成15年6月5日 議員からの、留守番電話の伝言を聞いた。
今回は、この程度に。
次回に、つづく。