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この国のタブー

素人がタブーに挑戦します。
素人だけに、それみんな知ってるよ?ってこともあるかもしれませんが。
コメント、質問、大歓迎です。お手やわらかにお願いします。

冷やし中華はじめました。
速度超過もみ消しました。
タイトルがアホすぎてブログ炎上か!?と思いきや、それでもアクセス増加を期待し投下。(おい)


私は普段、仕事で色々な所へ出向くことが多いので、様々な交通手段を使います。電車とバスはもちろん、タクシーや自家用車、時には愛用の原付バイクも使います。
ご承知の通り、道路の制限速度が30km/h以上だった場合でも、原付は30km/h以下で走行しなければなりません。これを順守している方は恐らく稀ですが、兎も角これは道路交通法に定められたルールです。免許を持っている人は(持っていなくても!)守らなければなりません。

少し古い話になりますが、昨年の春先のこと。線路沿いにある交差点のほとんど無い直線道路を、原付に乗り客先へと向かっていた時のことです。そう、極めてスピード超過しがちな場所なんですね。

しばらく進むと、背後から柳沢慎吾!? いや、白バイの停止指示が聞こえてきました。見事に制限速度超過ですから、明らかに非は自分自身にある訳です。中年太りの白バイライダーに「気を付けて安全運転でお願いしますよ!」と叱られ、心から反省とお詫びするしかありませんでした。。。
(って正確に言えば後悔が9割でしたけど。)



【反則金って何?】

日常的に運転される方は、どうしても一度や二度はこういう失敗の経験をお持ちでしょう。安全運転・法令順守がドライバーに絶対不可欠な義務であることは当然の建前ですが、一方では忙しい時や、注意散漫な時もありますので。だからこの国では、軽微な交通違反においては、罪を認めて「反則金(という過料)」を納付すれば、刑事訴追を免れることになっています。
つまり、裁判をしないので有罪判決も受けません。「罰金」とは違うのですが、有罪判決を受けた場合に課されるであろう罰金の相当額を、先んじて「反則金」として納付することができるのです。

ただし、納付の自由は違反者に委ねられています。違反行為に納得ができないなどの動機があれば、異議を唱えることもできますし、反則金も拒否できることになっています。しかし、多くの方はそんなことはしませんので、事実上はキップと反則金の行政手続きで全てが終わります。
この制度があれば、一般市民はすぐに普段の生活へと戻ることができますし、警察側も煩雑な捜査・訴追手続きをせずに済みます。つまり一挙両得ですね。
 参考:Wikipedia記事「反則金」

でも、納得できないことが私にはあったんです。なぜなら、同じ場所で翌月、同じ警察官に捕まったからです。笑えますけど、笑えませんよこれ。



【こんな感じで御用になりました】

その日もやっぱり同じ客先に向かっていました。もちろん、30km/hを超えないように速度メーターを注視して走行していたことは、言うまでもありません。むしろ危険だろと言われそうですけどね。
すると、後方を走るプリウスのさらに後ろ、やっぱり近づいて来ましたよ。ド派手なバイクが。速度メーターとバックミラーを見ながら様子を窺っていたら、なんと驚きました。また私です。プリウスを追跡しているのかなと思ったら、一瞬のうちに回転灯とサイレンを鳴らし、左路肩の自転車走行帯からプリウスを追い越して来ました。
「ハイ、原付の方、止まってくださ~い」

バイクを止めた私の第一声は、何か御用ですか?です。
私には絶対に速度超過していない自信がありましたから、リアクションはこんな感じです。すると驚くことに、48km/hで走っていたという速度計のレシートを突き付けられました。超上から目線で。愕然としましたね。ちなみにこの仕組みが理解できない方は以下のリンク先を参照ください。
 参考:Gigazin(2009年03月27日)「スピード違反取り締まり用のプリンターなどが装備されている白バイの秘密」



【警察官との水際の攻防】

もちろん、徹底抗議しました。以下、ちょっと長いですが、私が徐々に超サイヤ人になっていく様子を感じて頂けるかもしれません。


お巡りさん、またですか?勘弁して下さいよ~。毎月同じ場所で捕まるようなバカはいませんよ。そんな人、かつて捕まえたことあります?

「私は法律に従っているだけですから、あなたにも法律に従って頂かなきゃ困ります。」

私はメーターを確認しながら走ってましたけど、本当に超過してるんですか?

「運転手さん、機械は嘘つきませんよ(笑)。毎朝点検していますから。」

納得できませんよ。点検って何を?その機械はどういう構造ですか?説明して下さい。

「あなたを後方から同じ速度で追跡して測定しています。」

要するにそれって、私のバイクの速度じゃなくて白バイの速度ですよね。お巡りさんは僅か1~2秒で、しかもプリウスを挟んだ状態から、私と同じ速度を計測したって言うんですね。プリウスを左路側の自転車走行帯から追い越す時は、もうサイレン鳴らしてましたよね。私、観てましたよ全部。お巡りさんがどこから出てて、どこで呼び止めたかも言えます。それでも、お巡りさんは私と同じ速度で走ったと仰るんですね?

「・・・運転手さんが何と言おうと、これは法律に則ったルールですから。お仕事中みたいですし、納得してもらえば直ぐに済むんですけどね・・・。」

納得しませんよ!仕事へ行く途中ですけど、すみません、先方へ遅れる連絡をして良いですか。
(ここでしばし電話の後、再開。)
仕事に遅れるのはもう良いです。連絡しましたから。違反なんて冗談じゃないですよ。

「じゃあ運転手さん!違反を認めないということですか?」

ええ認めません(キッパリ)。
逆にこういう場合はどうすれば良いですか。キップのサインが任意なら、サインするつもりはありません。それから異議申し立てをする先を教えてください。公安委員会ですか?

「・・・・。」

こんなの納得できませんからね。国家権力に裁判で勝てるなんて思いませんが、納得はできませんから戦いますよ。ちょっとすみませんが、警察手帳を写真撮らせてくださいね。あとこの周辺も写真撮りますが構いませんよね?

「・・・構いませんけどね。」

それじゃ、お巡りさんがどこで私を確認したのか、それから追跡開始した地点も教えてくれますか。その場所の風景を撮影します。歩測で距離も測ります。

「・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・・今回は厳重注意にするつもりでしたが、運転手さんの反省次第なんですよ。」

!?
・・・・話が、変わりましたね・・・。しかもバイクから一旦出した書類を仕舞い始めてるし。。。
よくわかりませんが、要するに勝ったらしいとここで気付きました。



【国家権力は偉いことが使命?】

つまり記事タイトルは「もみ消し」ですが、私的には違反したつもりは無いのでそれを貫き通しただけです。
でもね、話はここで終わりません。当初は私の独壇場だったかと思いきや、どうやら予想外にも違反は免れたようなので、私はひとまず普通のサイヤ人に戻りました。すると今度は一転、警察官の反撃が始まりました。


「じゃあ運転手さん、しっかり反省して下さいよ!」

反省してくれって言われても、私は違反してな

「だったら私にもそう見えるように走ってください!!!(怒)」

は、はぁ。(なんだその理屈・・・てかここ、キレるタイミング!?)

「私達は安全を守るためにやってるんですから、ルールは守ってもらわなきゃ困ります!」

は、はい。すみませ

「でもね、これで大目に見てもらったなどとあなたが安易に考えるようなら、私にも考えがありますよ?」

いや、そんなつもりは・・・・。(かぶせ気味に返すのね・・・。)

「じゃあ2つ約束して下さい。まずここで私に大目に見てもらったなどと口外しない事。そしてもう、この道路を走らないでください。」

・・・走っちゃだめなんですか?(何じゃそりゃ!)

「当たり前でしょう。あなたはここを走るといつも違反してしまうんですから、大人ならそのくらいの分別は付けてくださいよ!」

は、はぁ。わかりました。。。そりゃお巡りさんが居ると思ったら、もうここは走れないですけどね。(内心ではふざけんな!って気持ちでしたが、やっぱり仕事には行きたいので黙る。)

「お願いしますね!もう私にこんなこと言わせないで下さいよ!それからもしも他言したら、後からでも違反行為を起訴できるんですからね!じゃ気を付けて行ってください!」


という感じで、後半はよくわかりませんが滅茶苦茶叱られました。一瞬、私の戦闘力は53万です。って聞こえた気がしました。(おい)

しかしこれでは理不尽を通り越して、明らかに違法行為です。日本のどこを走ろうと私の勝手ですし、行動を制限できる法律などありません。また、速度超過は現行犯逮捕が原則ですから、後日の訴追は不可能なはずですよね。
加えて、そもそも自転車走行帯を走り左側からの追い越す追跡にも問題が有りますし、この白バイは速度計測に必要な距離を走らずにメーターを切った可能性もあります。タブーがにおってきますよ、フリーザ様。もとい、お巡りさん。




【理不尽な取締に徹底抗戦】

しかし私はヘビ年ですからね。仕事を優先してその場は収めましたが、後で警察署と公安委員会に通報することにしました。不適切な交通取締行為の異議申し立てと、公務員職権濫用罪の通報です。マムシですから私。
 参考:Wikipedia記事「公務員職権濫用罪」

そこで、電話番号と手順をネットで確認しようと思って調べたら、面白いサイトに出会いました。読んでるうちにどうも納得できてしまって、仕返しと嫌がらせは止めることにしました。(おい)


rakuchiさんという方が運営しているこのサイトは、交通取締に徹底抗戦する方を支援してくれるサイトです。この方は、交通取締は交通安全に寄与しないという自論を持っていて、それが単なる警察利権であると糾弾しています。よってご自身の信念に基づき、違反のもみ消し方法までもアドバイスしています。実は別件で一度、私も直接相談に乗っていただいたことがありますが、非常に丁寧に対応下さり、節度ある紳士だと感じました。一部からは「犯罪幇助」という指摘の声もありますが、じっくり読めばそんなことは意図していないとわかります。
 参考:取締り110番 -道交法違反・交通違反で否認を貫き警察と闘うブログ-

つい先日、国家公安委員長自身が、警察による交通違反の取り締まりについて、「取り締まりのための取り締まりになっている傾向がある」と苦言を呈するというニュースが報じられました。え今頃?という気がしますが、話は単純です。取締はそもそも、事故多発地点や重大事故発生場所で行われていません。取締方法は警察署長の指示でも何でもなく、警察官個人が捕まえ易い所で捕まえているだけのことです。そんなこと、いい大人なら皆気付いてますが、要するにもうタブーじゃないんですよ。
 参考:読売オンライン(2013年6月4日)「交通違反の取り締まりに苦言…国家公安委員長」

それからこちらのサイトは、警察行政の第三者評価サイトを主張しています。凄い意気込みですが、内容はもっと驚愕です。例えば、タブーと言われ続けている交通取締のノルマに関する資料までもが、掲載されています。思わず、サイト製作者の野村一也さん、殺されないかなと心配してしまいます。。。
 参考:public bureau of inspection
 参考:同サイト掲載資料「神奈川県警平成18年交通取締目安」(PDF)



【なぜ私のようなケースが生まれたか】

正直、お巡りさんに食って掛かったことは今回が初めてだったので知りませんでしたが、実はこれらサイトを読んで詳しいメカニズムがわかってきました。

まず、軽微な交通違反は刑事訴追しても立証困難ですから有罪にはなり得ません。イメージでは99%有罪なのかと思っていましたが、考えてみれば直ぐに理解できました。目撃証言など期待できませんし、訴追するなら交通事故と同じように実況見分が必要です。私が写真撮影し始めたように。しかし現実にはそんな面倒なことはしませんから、結果として99%は証拠不十分で不起訴になります。

先の「取締り110番」によれば、私と同じく理不尽な取締にあった方が、あえて反則金を1週間以内に収めず、異議申し立てをするつもりで待っていたそうです。しばらくして、警察署から来た電話にその旨を伝えたそうですが、全くスルーされ、反則金納付書が再送されてきたそうです。さらには、こんなことを何度も繰り返される始末。数カ月経った今でも、異議申し立てする場への呼び出し通知は送られてこないとのこと。

また別の方は、キップにサインしたものの、納得できずに警察署に足を運んだそうです。徹底抗議するつもりで行ったのに、警察署係担当の対応は極めて粗雑。
「納得できないんですね、わかりました。」
これで違反は揉み消されたそうです。

皆さん、もうわかりますよね。
揉み消したのは私ではないし、違反者ではないのです。警察が揉み消したのです。不適切な取締の事実を伏せておくために、こうした行為が日常的に行われています。



【警察の闇は深い】

ただし、リンク先のサイトを制作する方々の名誉のために、これだけは断っておきます。
彼らは違反行為を容認したり推奨している訳ではありません。交通取締を断罪しているのであって、違反者を幇助している訳ではありません。だからサイトを悪用しないこともお願いします。

かつて子供の頃、警察官は憧れの仕事だったし、街のヒーローでした。でももう、今はそんな風には思えません。もちろん、立派に正義を貫く警察官の方も大勢いるでしょうし、警察組織が不要だなどという論には決して賛同しません。でも、やっぱり膿はどこかで吐き出すべきだろうと思います。

ずっと言われているのはパチンコです。ホール・景品交換所・景品買取業者をそれぞれ別々に運営することで成立する「3店方式」という屁理屈。子供でもわかる無茶っぷりです。でもその一方では闇カジノを摘発し、カジノ構想は賭博だと言って大反対する。これを既得利権や癒着と言わずして、何と説明できるのでしょうか。
 参考:Wikipedia記事「三店方式」

それから裏金問題です。裏金作りを拒否し続け、組織内で冷や飯を食わされ、現職警官として告発した仙波敏郎さん。それから同じく、裏金告発に端を発し、警察の闇を取材し続け不審な死を遂げた黒木昭雄さん。市民のための警察という表と、組織は組織のために存在するという裏。これだけ明らかになっても、何かが変わったという印象は受けません。
 参考:仙波さんを支える会通信
 参考:JanJanBlog(2010年11月3日)「警察の闇を追及し続けたジャーナリスト、黒木昭雄氏の不可解な〈死〉」



フリードリヒ・ニーチェ『善悪の彼岸』146節
 怪物と闘う者は、その過程で自らが怪物と化さぬよう心せよ。おまえが長く深淵を覗くならば、深淵もまた等しくおまえを見返すのだ。
 参考:Wikiquote記事「フリードリヒ・ニーチェ」


もちろん、悪を倒すには悪にならねばならない。それもわかります。でも、警察は正義であって欲しい。私、右寄りですので。

今回も最後まで読んで下さりありがとうございました。



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