ということで、今日は遠国に目を向けてみましょう。
世界一の親日国がトルコ共和国であることをご存知でしょうか。
と言っても、親日国というのは定義が難しいです。親日家が多くても外交上の問題は別というのが世界の常識ですから。また、日本という国は好きだけど日本人をバカにするという人もいますね。それでもどうやら、トルコは本当に親日国と言って良いようです。
トルコの親日文化は、オスマン帝国時代に和歌山で起こった「エルトゥールル号遭難事件」が始まりです。トルコ人はこの事件を学校で習うそうですが、日本人は知らない方が多いですよね。ウィキペディアの記事が良く書けていますので、一読をお勧めします。私はこれを何度も読んでいますが、涙腺の脆い日は泣いてしまいます。
参考:ウィキペディア記事「エルトゥールル号遭難事件」
トルコの親日ぶりは、85年のイラン・イラク戦争におけるエピソードが象徴的です。在イラン邦人の救出要請を受けたトルコ大使は、「トルコ人ならだれもが、エルトゥールル号の遭難の際に受けた恩義を知っています。ご恩返しをさせていただきましょうとも。」と答え200人以上の日本人を救出したそうです。テレビ番組の動画も面白いのでご参考にどうぞ。
参考:トルコが親日国の理由 Friendship of Turkey and Japan
また最近の話では、2011年のトルコ東部地震での日経新聞の記事にも興味深いエピソードが掲載されていますので、一部抜粋で掲載します。
(日経新聞WEB版2011/10/26記事より引用)
多数の死傷者を出したトルコ東部の地震被災地では避難生活を送る人々がお互いに助け合い、落ち着いた行動を呼び掛け合っている。「日本人を見習いたい」。東日本大震災で注目された日本人の忍耐強さ、秩序を守る姿勢が教訓となっている。
多くの建物が倒壊、損壊するなど大きな被害が出たエルジシュ。千人を超す被災者がテント生活を送る競技場では、食料配給を求める人々が整然と列をつくっていた。割り込む人はおらず、妊婦に先を譲る姿も。
(中略)
「昨晩、みんなで震災後の日本人の姿勢を見習わなければいけないと話していたんだ」
(中略)
「お互いに助け合い、譲り合う心を持つことが何より大切」と強調。「今度はわれわれの番。今のところは大丈夫。日本人のように行動できている。今後も続くことを心より願っている」と笑顔を浮かべた。
(引用ここまで)
日本の自虐史問題がようやく少しずつ顕在化していますが、日本人が周辺国に嫌われているというような報道は相変わらずで、本当にうんざりしますね。しかし実際には、日本と日本人に対して好感を抱く国や民族はとても多いのです。それがどうしてタブーになってしまうのか、本当に理解に苦しみます。
外交上だけではなくひとりの日本人の意識としても、トルコのような国との関係を一層深めていきたいと思います。
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