息子とユーロ圏に移民 | 海外仕入れ・買い付け転売ヤーの楽しい毎日☆

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この数日、しみじみ嬉しくてワクワクしてしまうことが起きた。

3月に息子が大学を卒業してユーロ圏に移住するために、
イギリスかドイツの大学院に進学予定・・・

うちは母子家庭で色々大変だった上、
息子は小さいときから他の子と行動が違っていて、
教師からはADHD扱いで、日本の義務教育ではもう限界を感じて
12歳で海外の学校に一人で寮生活をさせた。

学校に行かない高校時代は、毎日牛丼屋で働き、
社員になれとうわれるまでガッツリ社会人していて、
普通とは言えない人生だった。

18歳で普通に大学に進学したのをきっかけに、みるみる賢くなり
そして本当にどんどんいい子に変化していき、
親バカと息子にも言われますが、
今は何の心配もなく手をひいて、独立を安心して送り出すことが
できる心境に至った。

私は精神的にも物理的にも誰にも頼らず、迷惑かけず、
息子を大学卒業まで導くことができ、親としての責任を果たし、
ある意味、ほっとして肩の荷をおろしたところだった。

息子はもう4月からドイツに行くことが決まっていて、
そこからアルバイトを含め、次のステップに向けて自活していく手段も
見つけ、新しいスタートを切る。

私は、馴染みのある新宿あたりにでも引っ越して、
またヒルズの会員になって49Fをオフィス代わりに為替の仕事をしつつ
館内にあるジムでいつも通り運動してーみたいな生活を再開するつもりだった。


でも、息子が2週間のドイツ滞在から帰国して、
私に今後の手順についての話のときに、

私も一緒にドイツにきて息子と一緒に住む事を提案してきた。

え??

以前にちらっと日本にいても仕方ないよね?
ママの仕事は日本にいる必要がないいんだから、コスパがよく
環境がいいところに住んだほうがいい、

そうは言っていたけど、
突っ込んで話したときに、
あくまで合理的に考えての客観的アドバイスであり、
一緒に住むというわけじゃない、
掃除から洗濯、料理まで割りと完璧にやってしまう
私が側にいると、自立心がなくなるので、
住むのは別の話と言っていたのに、、、、w

ただ今回の息子はしっかり考えていて、
私にはとりあえず、ドイツにあるフリーランスビザを申請するように言ってきた。
その後も色々と詳しい情報も持っていて、
当面の過ごし方生活の仕方、私にも仕事を紹介できる会社すら用意していた。


よく有名人や著名人、成功しているスポーツ選手なんかの話で、
母子家庭で苦労して育ってきたにもかかわらず、
お母さんを愚痴るどころか、大好きで、大切にして、
すごく感謝しているというコメントなんかをきくと、
どうやったら、こんなに親孝行な子供が育つんだろう、
羨ましいなーと思っていたが、

まさか自分の息子からこういう提案をもらい、
外国に不安のある私に、ドイツ語や必要なサポートは全部してあげると言い出した
息子をみて、何やら超嬉しいやら、不気味だわ・・・w

もう大学卒業以降は自活する約束なので、
一緒に住んでもお金は出さないよ?アテにされても無理だよ?
と念を押したが、そんなことはわかっている、当てにしていないと言ったw

お金目的ではないと言うことは、どういうことなのか、
今もってよくわからないが、

日本を捨てて、海外に移住する息子が、母親を
一緒に連れていくというのは、これは今後も一緒に
生きていくと考えているというのか?

日本の去年の難民申請受理者は28人だそう・・・
ドイツは100万人・・・

たくさんの移民のいる国で、だいたい先発は息子などが仕事を得て、市民権を得ると、
親や家族を呼び寄せて、大所帯で移民するというパターンがあるそうだ。

息子が言うのは、まずは私自身が過去にしていたように輸入ビジネスなり、
ドイツと日本に関わる何らかのエージェントなり、しっかり自分でまた
ビジネスを初めてドイツでビジネスビザを取り、市民権を得るようにということ。

確かにそうだw

この数年、鬼のように手のかかってきた息子があまりにも立派になってきて、
やることがなくなり、燃え尽き症候群のようになっていた私を見ていた
息子は、何か私に生き生きとやってほしかったのかもしれない。

そこまでの覚悟があるかというと、正直もう日本に慣れきってしまった
おばさんには、日本でゆでガエルしている方が楽ではあるけど、

息子とまだ一緒にいられる。

下手したら私の夢である、息子の家族と一緒に住んで、
恐らくキャリアウーマンと結婚するであろう息子の家庭の家政婦なり、
孫の乳母なり、子どもたちの学校の送り迎えなり、
サポートができるかもしれない。
それは本当に最高の夢だった。

今回一緒に行くことで、そんな夢に近づくことができるのかな?
とかなりワクワクな部分もある。

先週までのドイツの旅はドイツ友人の家庭でのホームステイと
日本人留学生の寮に滞在させてもらい、宿泊費はかかっていない。

息子はドイツ人の友人もたくさんいる。
海外はファミリーをとても大切にしていて、特に親を大切にする。

息子の親友のアメリカ人でハンガリーに住んでいる母子家庭の友達も、
本当のお母さんと仲が良い、この冬も一緒にアジアに旅行に行っていた。

息子にも紹介されて私もその家に招かれ一週間ほど宿泊させてもらったが、
会話が途切れない友達のような理想の親子。

そういう周囲の環境にも感化されたのかもしれないなー。

なんとなくの不安はあるけど、
息子のお誘いにのってこの4月にドイツに行こうと思う。
家具、生活品はすべて処分。

私も日本には戻らない覚悟で一緒に息子とドイツに渡る事にする。
この年令では不安のほうが多いけど、
希望でいっぱいの息子との新生活は、本当に楽しいだろう。

いい子になって、大学を卒業して、もう親としてはそれだけで
恩返しをしてもらえていると思っていたのに、
これから第二幕?息子との二人三脚が始まるのかな?と思うと、
本当に、頑張ろうというエネルギーがわいてくる。

大嫌いな全くお初なドイツ語も学校に行ってゼロベースで覚えて
生きていくつもり。頑張ろうっと☆