Mirrorcle World | 浜崎あゆみ批評

浜崎あゆみ批評

平成の歌姫の【過去・現在・未来】を語ります。

こんにちは!

今日は、『Mirrorcle World』の楽曲レビューです。

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『Mirrocle World』と言えば、2008年4月8日のデビュー10周年記念日に発売されたメモリアルソング。

そして、その年の1月1日に発売されたアルバム『GUILTY』の1曲目に収録された『Mirror』をパワーアップさせた曲でもあります。


『Mirrorcle Word』のテーマをズバリ一言で表すとすれば、

「浜崎あゆみ(僕)」VS「濱崎歩(君)」

ですね。


Mirrorという言葉が曲名にも含まれているのもヒントです。

「鏡の前の自分(濱崎歩)」と「鏡に映る自分(浜崎あゆみ)」

という構図で曲を解釈していくと、この曲に込められた浜崎あゆみの気持ちが分かるような気がします。


『Mirrorcle World』の歌詞に出てくる「僕」と「君」を、以下のように置き換えて聴いてみてください。


「僕」=「浜崎あゆみ」
「君」・「あなた」=「濱崎歩」


***


今のこんな未来を
浜崎あゆみは想像してただろうか?

今のこんな未来を
濱崎歩は想像してただろうか?

今のこんな未来を
浜崎あゆみは望んでいたのだろうか?

今のこんな未来を
濱崎歩は望んでいたのだろうか?


始まりなのかって?
終焉なのかって?

諦めたのかって?
踏ん張ってんのかって?

開き直ったかって?
絶望したかって?

ただ前に進めと
濱崎歩が言うんじゃない


今のこんな時代を
浜崎あゆみは受け止められるだろうか?

今のこんな時代を
濱崎歩は受け止められるだろうか?


身を任せんのかって?
食い止めたいのかって?

見て見ぬフリかって?
見てもいないのかって?

戦ってんのかって?
白旗なのかって?

犠牲者面して
逃げてる場合じゃない


ねぇ浜崎あゆみらとこの世界は
減速する様子もなく

このまま加速度だけが
増し続けたら…


始まりなのかって?
終焉なのかって?

諦めたのかって?
踏ん張ってんのかって?

開き直ったかって?
絶望したかって?

ただ前に進めと
濱崎歩が言うんじゃない


泣かないでいられるのは
強くなったから
それとも…


***


いかがでしょうか?

歌詞見て頂ければ分かりますが、文末に「?」がつく問いかけの歌詞だらけなんです。

「浜崎あゆみ(僕)」VS「濱崎歩(君)」

というテーマからも考えられるように、歌詞の中で自問自答しようとする姿勢も伺えます。


ポイントとしては、

ただ前に進めと
あなた(=濱崎歩)が言うんじゃない

という歌詞ですかね。


「浜崎あゆみの決断」として前に進むのではなく、「濱崎歩からの圧力」で前に進むということ。


これが、その当時の彼女の素直な気持ちなんだと想います。

「浜崎あゆみ」として存在し続けるには、濱崎歩が「それが自分にとっての幸せである」と思い込まなければならなかった。

そうすることでしか、「浜崎あゆみ」である自分を正当化できなかったのではないでしょうか。


また、「このまま加速度だけが増し続けたら…」の後に鏡が割れる音も、この曲の象徴的な部分になっています。

自問自答を繰り返して、どんどんヒートアップしていく「浜崎あゆみ(僕)」VS「濱崎歩(君)」。

そして、一瞬の静寂が訪れたと思ったら、ここで鏡が割れます。

先ほど「鏡の前の自分(濱崎歩)」と「鏡に映る自分(浜崎あゆみ)」と解釈していましたが、鏡が割れるっていうことは、本来であれば鏡に映る「浜崎あゆみ」が消えますよね。

でも、この曲では、鏡が割れたあとも更に曲が盛り上がっていくんです。

これがどういうことかと言うと、恐らく“「濱崎歩」・「浜崎あゆみ」は一つになりたい”という意思の現れだと思うのです。

「浜崎あゆみと濱崎歩は分けられない、私は私」

という事を、最近の彼女が雑誌か何かで語っていたような気がしますが、7年前の彼女もその想いを歌ってくれていたんですね。


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ライブ演出は言わずもがな、圧巻の一言。

『Mirrorcle World』が持つ勢いとセットの豪華さが相まって、イントロから鳥肌立っていたのを今でも思い出します。


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また、記憶に新しいことでいうと、今年のARENA TOURの本編ラストも『Mirrocle World』でした。

今思うと、本編ラストの曲がこの曲であった理由もなんとなく分かる気がします。

「浜崎あゆみ」は「濱崎歩」はひとつの存在で、私はもう逃げも隠れもしません。

という、彼女の決意表明だったのではないかと思います。



最後になりますが、自分の生き様をここまでかっこ良く歌う女性歌手って、なかなかいないですよね。

この記事を書いていて、改めて自分が浜崎あゆみに惹かれる理由が分かった気がします。


それでは!