Rock 'n' Roll Circus | 浜崎あゆみ批評

浜崎あゆみ批評

平成の歌姫の【過去・現在・未来】を語ります。

アルバムレビュー第2弾いきます!

ファンの中でも神盤と名高いアルバムの一つですね。



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【アルバム詳細】

・アルバム名 : Rock 'n' Roll Circus
・発売日   : 2010/04/14
・売上枚数  : 約32万枚
・最高順位  : 1位
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「Sunrise~LOVE is ALL~ / Sunset~LOVE is ALL~」
「You were… / BALLAD」

上記、2009年に発売されたシングルを
収録しているのもこのアルバムです。


このアルバムを一言で表すのなら、
「THE・浜崎あゆみ」ですね。


昔好きだったけど離れてしまった人も、
浜崎の音楽を聴いたことのない人も、
J-POPを普段聴かない人にも、

...誰にでも自信を持ってオススメできる1枚!笑


歌詞・楽曲・PVともに、
新旧の浜崎あゆみの魅力が
完璧にまとまった作品です。

ロンドンのダークな感じがピッタリで、
より一層アルバムを引き立ててます。


以下、いろいろ書いていきますね。


■アルバムコンセプト

アルバムタイトルのごとく、
ロックンロールとサーカス要素を意識したアルバム。

ただ、浜崎さん的にはロックンロール=「自分の生き方」らしいです。

だから、いわゆる巷でロックって言われてるような
ただ激しいサウンドって意味ではないようです。

また、サーカスっていうのは、
「バラエティーに富んでいて、人をワクワクさせるもの」
っていう意図が込められているのではないかと。

確かに、歌詞もあゆ自身の生き方を綴ったものが多く、
楽曲の幅もロック・バラード・エレクトロ・アラビアンと広かった。

エレクトロに関していうと、
前作のNEXT LEVELに収録されていた
EnergizE・Sparkle・rollin'を進化させてますからね。

一人で家で聴き込んでも良いし、
ドライブしながら大音量でかけても良いし、
どんなシチュエーションでもピッタリな1枚!



■特に秀逸な曲

・track02 : Microphone
・track08 : Don't look back
・track11 : Sexy little things

アルバム曲のクオリティが高すぎて甲乙つけがたいけど、
あえて選ぶとしたらこの3曲。

ほんとにオススメです。

それぞれ、ロック・アラビアン・エレクトロ。

この曲を友達に聴かせたときも、
「え、これあゆなんや!」という反応ばかりでした。

新たな浜崎あゆみの魅力を引き出した3曲です。

マンネリマンネリ言われ続ける宿命の彼女ですが、
日々新しい楽曲ジャンルに挑戦していく姿勢、
ほんとに尊敬に値しますよね。



■アルバムが出来るまで

このアルバムを作成中、
浜崎さんが雑誌で次のようなことを語ってました。


【S Cawaii!(2010/01/07発売)】

・アルバムのタイトルはもう決めてるけど…着地点がどこになるのか自分でも楽しみ。

・制作に入っている次のアルバムは、基本に戻るみたいな感じかな。浜崎あゆみっぽいというか、冒険というよりはベーシックな部分をより掘り下げるという。でもいつかの自分に戻るということではなくて、本来自分が好きなものを今の私だったらどう表現するかってことをやってる気がする。


あゆが好きなことを深堀した原点回帰の作品が
まさにRock 'n' Roll Circusだったみたいですねー。

曲調とはか異質なものが多かったけど、
確かに歌詞は「THE・浜崎あゆみ」やったな。

以下、一部歌詞抜粋。

***

【Microphone】
変化はとても素敵な事だけど
自分を失くすって意味じゃない
根っこにあるこれまでもこれからも
貫ける自分があってこそ

あたしである意義を
存在する意義を
与えて教えてくれるのはいつも
あなただから

***

【count down】
遠くから聴こえてきているわ
もうすぐでほら終わりが始まる

そこがもしも奈落の底だとしたなら
後は上がるだけだと
あなたは何の迷いもなく言い切ったわ


***

【Last Links】
俯いたなら立ち止まればいい
進むべきではないという合図なんだろう

***

【Don't look back】
ねぇ誰もが思い出すのは
一番輝いてた頃の自分なんて
それは悲しすぎるわ

どんな風に幕を下ろす?
あなたなら

***

【RED LINE ~for TA~】
思い出してみて
絶望を感じたら
「キミが諦めようとしている今日って日は、
どこかの誰かが諦めたくなかった明日。」
なんだって事とその手を僕が強く握っている事を

こうして陽がまた昇る事
尊く受けとめてたい
どうか怯えないで
踏み出したい一歩に

***


改めて歌詞見直したけど、
ほんとにあゆのダークな部分が出てますね。

そして、最後のRED LINE ~for TA~は、
あゆお得意のみんなで前を向いて歩こうSONG。

アルバムを締めくくるにふさわしい1曲。
曲の終わり方も含めて。


あ、アルバム聴きながら記事書いてたんですけど、
いつの間にかRED LINEまで来てました。。笑

長々とまとまりのない文章でしたが、
いかがでしたでしょうか。

Rock 'n' Roll Circus、
聴きたくなりましたでしょうか?笑

発売から4年経っても色褪せない曲たちを
是非たくさん聴いてあげてください。

それでは、さよならー!


(※追記)
書いてほしい楽曲・アルバム・ライブレビューありましたら
コメント欄でご要望頂けると嬉しいです!