トルコが親日の理由~エルトゥールル号の奇蹟

 

 

 

 

皆さま、おはようございます ニコニコ

 

昨日の記事でも少し触れましたが↓

 

トルコが親日の理由、この本を読むとよーく分かります↓

 

わたくし深夜に一気読み。涙が止まりませんでした。

 

「海の翼」秋月達郎著

実話を基に描かれる感動の長編小説

 

 

 

「エルトゥールル号の恩返しですよ」―イラン・イラク戦争の最中の昭和60年、フセイン大統領が、48時間以後のイラン領空の航空機無差別攻撃を宣告。日本政府が救援機を出せない中、イランに取り残された200人以上の日本人救出に動いた国があった…。そのトルコ政府の英断の裏に秘められた、明治23年の「エルトゥールル号遭難事件」とは。100年の時空を超えた日本とトルコの友情を描く感動の歴史長編。

 

イラン・イラク戦争の最中、自衛隊機も日本の民間機も飛ばない、取り残された日本人を救ったのがトルコ政府並びにイラン残留トルコ人達でした。自国民であるトルコ人救出すら困難を極めていたトルコが無償で戦時下のテヘラン(イランの首都)に救援機を飛ばし、取り残された多くの日本人を間一髪で救出。イラン在留トルコ人達も「自分たちは陸路でトルコに帰ることができるから」と日本人を優先してくれました。


自国の国益が最優先であるはずの国際社会の中において、他国民である日本人のために、ただ「恩返し」という理由で決死のフライトを敢行したトルコ。

 

撃墜される可能性がある危険を冒して、任務を遂行したトルコ航空の機長やクルー。


日本への恩(エルトゥールル号・日露戦争)を忘れず、家庭や学校で語り継ぐトルコ。

 

そして、命がけで救出活動に臨み、なけなしの食料でトルコ人をもてなした紀伊大島の日本人達。

 

恩に報いるという人の道、人間愛を感じた一冊でした おねがい

 

 

ガイドさん(トルコ人)から聞いたのですが、この話には続きがありまして・・・

 

2006年当時首相だった小泉氏がトルコ訪問の前に「トルコで行きたいところがありますか?」と聞かれたところ、「イラン・イラク戦争時に日本人を救ったトルコ航空の機長に会いたい」と仰ったと。実際に元機長とトルコで面会し、直接感謝の気持ちを伝えたそうです。

 

 

歴史の勉強にもなりますので、是非 ウインク

 

 

 

 

 

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