22日の朝は、雨は降っていないものの、天気予報では、雨になるとのこと。さすがに雨だと散策しにくい。そこで、新聞とかで盛んに取り上げている、沙羅双樹の庭を見ることにし、そこから先は空模様を眺めつつ考えることにして、8時半過ぎに宿舎を出発。

 

桂川駅前のイオンはかなりできてきた感じ。先日、10月の開業日を発表しているし、宣伝も始めたみたい。

桂川駅からJR京都線(東海道本線)で京都駅に出て、嵯峨野線(山陰本線)に乗り換える。園部行きの車内は、結構混んでいる。

花園駅で降りて、妙心寺に向かう。このお寺には既に何回か来ていて、法堂の天井の狩野探幽の龍の絵と明智風呂、それに桜の時期に退蔵院を見ています。今回お邪魔するのは、東の端の方にある東林院。抹茶付で1,600円か精進料理付きで5,950円のどちらかを選ばないといけない。もちろん迷わずに(笑)抹茶のみの方を選ぶ。できれば抹茶なしというパターンを作っていただきたいところ。朝9時半から開いているところ、9時50分に入ったのだけど、既にかなりの混雑ぶり。でっかいカメラをかかえた人たちがたくさん来ていて、お庭を撮りまくっている。と思ったら、名前を呼ばれた。さっそく抹茶をいただきます。干菓子と生菓子は庭を表しているとのこと。なかなかおいしい。鼓月の作。抹茶もなかなかおいしゅうございます。さあ、お庭を見るぞ。ああ、確かにこれは良い。庭の苔の上に白い花がたくさん落ちていて、そのコントラストかすばらしい。

お寺の方が説明を始める。この花は「沙羅双樹」と呼んでいるけれど!本当はインドと日本で同じ植物が育つわけではなく、これは正しくはナツツバキとのこと。朝に開花し、夕方には落花する一日花。その様子から諸行無常を示すものになっている、というあたりから始まり、人には必ず、他の人に尽くしたいという仏心(ぶっしん)がある、といった話に。

お寺の中には精進料理でテレビで紹介されたこととかがいろいろ飾られている。どうやら、その筋ではかなり著名なお寺のようです。なるほど、だから料理付きのコースがあったんだ。燈籠の意匠権証も飾られていて、なかなかユニークなお寺のようです。

妙心寺内をぐるっと一周。町全体がお寺になっていて、とっても広い。いろいろなた塔頭があるのだけど、公開されているのはごく一部。

 

さてと。雨が降っていないので、もう少し歩くか。花園駅前に戻り、少し歩くと法金剛院。こちらも花で有名。沙羅双樹ことナツツバキも咲いていた。

久しぶりに太秦方面に行ってみよう。少し歩いて左に曲がると鬱蒼とした林があるのだが、ここは木島神社。というか、蚕ノ社。参拝者は他に一人しかいなくてひっそりとしている。お社にお参りしてから、社殿の左側にある鳥居にお参り。とっても有名な、謎の鳥居です。3つの鳥居が向かい合ってたっている。本当に不思議で、不気味。ここだけ空気が違う感じ。せ説明書きには、ネストリウス派が云々と書かれているのだけど、おいおいそこまで断定しちゃって大丈夫なのかしら。

太秦の方に歩くと、飲み屋さんの所に「名物フィーバー焼き」と書いてあって、これがとっても気になるのだ。

広隆寺のところを右に曲がって少し進むと、大酒神社。始皇帝を祀っている神社とのことで、どのようなところか楽しみにしていたのだけど、思っていたよりかなり小さい。

広隆寺に戻って境内を少し歩く。

そこから太秦天神川まで歩く。地下鉄に乗って美術館に行こうと思っていたわけです。しかし、雨が降ってこないので気分が変わり、あじさいを見に行くことにする。花園駅に戻り

嵯峨野線で京都駅に戻り、ここでカレーうどんを食べてから奈良線に乗ってJR藤森駅へ。なぜか知らないけど、こな駅名にはJRって付いているんですよね。

少し歩くと藤森神社に着く。ここには正月に来て以来。かなりたくさんの人が来ている。観光バスも。お参りしていたら、ちょうど琴の奉納演奏が始まるところ。琴3台と尺八の四重奏なのだが、なかなかのもの。最初、「さくら」の変奏曲。そして、なんとロシア民謡の変奏曲。これが意外に合っている。ロシア民謡の悲しい響きと、琴のこれまた悲しい音色が

見事。

あじさい苑は2箇所に分かれていて、300円で両方入れます。おおおおっというほどではなく、たんたんとながめる。確かに、いろいろな種類の花があることに感心。でも、驚かせてはくれない。お客のおばちゃんが係りの人に、「こんなもん?」と聞いていたのだが、今年は雨が少なくて………とのこと。なるほど。

せっかくなので、近くを散策。海法寺に着いた時に、雨がざあっと降ってきたので!これ以上歩く気がなくなり、藤森駅に戻って奈良線で京都駅に戻る。

伊勢丹で笹屋伊織のどら焼きを書い(残り三本しかなかった。)、京都駅内を探検。まだ行ったことがないところがあちこちにある。この駅、やっぱりすごいわ。作った方もすごいが、これを許した京都市民もすごい。本当に前衛的で、すばらしいのです。

というわけで、花めぐりの一日はおしまい。

 

 

 

平成26年6月22日(日)の朝ご飯は
目玉焼き+切り干し大根+鶏肉すき焼き残り+納豆+雪印牛乳
今は雨はやんでいるのだけど、予報では雨。
さて、どうしますかねー。

 

平成26年6月22日(日)のお昼は

JR京都駅嵯峨野線(山陰線)乗り場の「麺家プラスさがの」にて

480円

 

今日の買い物

グローバルキッチン 1,163円

梅干し(紀州南高梅) 569円

ブリあら(熊本県産) 380円

大根(青森県産 2分の1) 128円

25,769歩

体重 70.0kg(夕食前)

 

 

 

 

今日の官兵衛紀行は、光秀の城である坂本を紹介。この坂本には、昨秋、比叡山に行った時の帰りに立ち寄ったのだけど、夕方暗くなってからだっので、できれば改めて行きたいと思っているのです。

でもなあ、行きたい所がどんどん増えていく一方なんだが。

ところで、今回、宇喜多直家の息子が登場。後の秀家ですね。この人の生涯は、何と言うか、過酷すぎるという言葉さえ全く足りないくらいに過酷な人生になるわけで。