【駅からハイキングで小岩駅】

 JR東の「駅からハイキング」で小岩駅周辺を散歩

 

 小岩駅→サンロード商店街→小岩神社小岩菖蒲園→江戸川河川敷→善養寺影向の松)→下小岩親水緑道→フラワーロード商店街→小岩駅

 下町の活気溢れる商店街とどことなく庶民的な住宅地

 花菖蒲はまさに見頃 

 京成の鉄橋 轟音 菖蒲園

 

(小岩駅をスタート)

 今日はどこに行くか。候補はいくつかあった。

 先日、山王日枝神社の山王祭の神幸祭を見に行ったが、神輿渡御は今日なのでそれを見に行くか。

 次の波除神社で獅子頭の神輿が今日出るはずでそれを見に行くか。

 これらも魅力的なのだが、今回はJR東「駅からハイキング」をやっている小岩駅に行くことにした。花菖蒲がきれいな時期に合わせての開催ということだろう。

 

 小岩駅に到着すると改札前の横綱栃錦の像の隣に駅長犬の空気で膨らますやつが待っていた。これはJR東の千葉支社のキャラ。そうか。小岩駅は千葉支社の管轄なのか。アプリを立ち上げて受付をしようとするのだが、どうもうまくいかない。最近、スマホの調子が悪くて一部の機能が使えなくなっているのだが、このアプリは立ち上がることは立ち上がるものの、受付がうまくできない。GPS機能がダメになっているということなのだろうか。それでもとにかく受付でマップをもらう。東京支社のものとはやはりマップの雰囲気が違う。手作りではないのだけれど「手作り感」が伝わるような素朴な作りになっている。

 出発しようとしてちょっと戸惑った。地図がどっちを向いているのかよくわからないのです。そうか、下が北なんだ。他の地図と照らし合わせてルートを見るということもあるので、こういう地図には、方角がわかるような記載をして欲しいと思う。

 

 まずはサンロード商店街を歩いて行く。こじんまりした商店街という印象。人通りはそれなりにあってシャッター通りというわけではない。この商店街は前に歩いたことがあるような気がする。

 しばらく進んで左折すると小岩神社に出る。結構たくさんの人が来ているのだが、みんな駅ハイのマップを手にしている(笑)。そんなに広い境内ではないけれど摂社がそれなりにあったり富士塚があったり。御朱印をいただく。直書き500円

 

 総武線の高架下に小さな公園があってくじらのオブジェというのか遊び道具というのかがある。だからと思うけど「くじら児童遊園」とのこと。総武線に沿って歩いて行くと大きな建物に出た。小岩アーバンプラザとある。レストランもあるようなのでここで食べていってもいいのだけれどまだちょっと早いか。

 

(小岩菖蒲園に向かう)

 

 大通りを渡って交番の角から小路に入ると左手に本蔵寺があり、寺務所に人が並んでいる。

 ぱっと見た感じは「観光寺」ではない、小さなお寺。どうしてみんな並んでいるのだろう?

 ふと、立て看板が出ているのに気づいた。なるほど。菖蒲祭の御朱印を出しているんだ。今日限り、らしい。そういう話には御朱印マニアは弱いよね。私はその手の「限定御朱印」というのはあまり好きではないのだけれど、せっかくだからと思い、並んでみた(笑)。でも、列がさっぱり動かない。この調子だとあとどのくらいの時間がかかるのか、わからない。やむなく列を離脱。まあ、ご縁がなかったのでしょう。

 

 マップによれば、途中で右に曲がり江戸川の土手を上がることになっているのだが、ふと見るとこのまま進んだところに神社がある。まずはそちらにお参りすることにしましょう。

 北野神社。つまり菅原道真ですね。社務所は開いていないようだが、合格祈願とかの幟が出ている。親子連れがお参りに来ている。

 

 さらに先に京成の江戸川駅があるようだ。その先の方に小岩菖蒲園はこちらとの看板が出ている。見ると土手に上れるようだ。ハイキングマップとは多少違う道だけど結果オーライでしょう。

 土手を上ると河川敷の菖蒲園に人がたくさん集まっている。

 

 降りて花菖蒲を眺める。紫色の花弁の内側にほんのりと黄色がある。この黄色がなんとも良い。

 花菖蒲だけではない。池があって睡蓮が咲いている。

 そして、池の脇に置いてある入れ物にはオタマジャクシが入っている。ここで取れるのか?と思ったら、花菖蒲が咲いている田んぼの中にもオタマジャクシがいる。あっちこっちにいる。おたまじゃくしは蛙の子、ナマズの孫ではないわいな。

 見ると、するめを餌にザリガニ釣りをしている子もいる。

 牧野富太郎博士がムジナモを発見した場所とのことで、それを記念する碑もある。まさに「らんまん」ですね。頭の中にあいみょんの曲が流れた。残念ながら大雨でこの河川敷が浸水したため今はムジナモはここにはいないらしい。それを復活させようというたちが展示をしている。

あいみょん – 愛の花【OFFICIAL MUSIC VIDEO】 (youtube.com)

 

 花菖蒲はじっくり眺めることにしてまずはお腹を満たしましょう。いくつか屋台のテントが出ているし、キッチンカーもある。複数の屋台で焼きそばを売っていて、こちらは素人の町内会とかの方々の出店と見た。300円と手頃なのでこれを買う。キッチンカーでは鰻丼とかベトナムのバインミーとかをやっている。

 

 座れる場所を見つけて焼きそばをほおばる。花菖蒲に集まる人たちの群れをのんびりと見て、すぐ近くの京成の鉄橋を走る電車の音を耳にし、焼きそばを頬張るとなんだか幸せな気分になって、これ以上散歩しようという気力が失せていく(笑)。

 

京成の鉄橋 轟音 花菖蒲

 

 改めて菖蒲園をぐるぐる回る。紫、白、そして黄色。いろいろあるけど、やはり白が目に映える。今日の天気がどんよりなのであまり鮮やかではないのだが。

 

 

 気持ちよくなってしまい、このままずっとここにいてもいいのだけれど、まあまだハイキングの途中なのでこのくらいにする。

 

 京成の臨時バスも来ている。小岩駅からここまで来るらしい。菖蒲園のラッピングをしている。

 

 京成の鉄橋の下を通って土手に上がると御番所町跡の表示がある。江戸川には橋が架けられず渡し船がここから出ていたとのこと。

 ここから江戸川の土手をたらたら歩く。河川敷にはずずっと野球場が続いている。

 対岸は市川。そちらの方も以前歩いた。こう見ると江戸川区と市川は本当に近い。

 

(影向の松)

 土手の上をしばらくぼーっとしながら歩く。こういうのは気持ちよいですね。江戸川の土手と言えば、金八先生だけれど、撮影場所はここより少し上流の方だったと聞いたような気がする。

 

 そして、右の前方に寺の屋根らしいものが見えてきた。あれが目指す善養寺か。

 土手を降りて病院の手前の道を進み、寺の入り口へ。

 

 おお。これは。確かにすごい。

 松(影向の松)が横に枝を広げていて、その広さ(繁茂面積という用語が本当にあるのだろうか?)は日本一とも言われているとのこと。良いなあ、この「言われている」という表現ぶり。

 四国にも同じような松があって、東西の横綱対決をしたら、引き分けになったとのこと。何のことだ。

 小岩は横綱柏戸の出身地と言うこともあり、この寺にはそれにちなんだ「横綱山」という高台も気づかれていて、そこからこの松を見下ろすこともできる。とにかくすごい。

 せっかくなのでお寺の御朱印をいただく、直筆500円 御本尊は多分違うのだけれど、「小岩不動」として人気のお寺らしく、御朱印は小岩不動とある。お不動様ならそれ用の御朱印帳(深川不動で買った物)もあるのでそちらに書いていただいた方が良かったかも。

 しばし松を眺める。やっぱりすごい。こんなにすごい松があるのに観光地としてはそれほど知られていないのではないか。今日も駅ハイのマップを手にした人はいるけど、人がうじゃうじゃ来ている感じはしない。今はやりのインバウンドパワーもここには及んでいない。なんだか観光資源としてもったいないような気もする。こんな普通の住宅地に観光客が押し寄せても困るのかもしれないが。

 

 

 寺の前の道をまっすぐ歩いていくとブルーベリー園があるのだが、今日は立ち寄らないでおく。ここを右折し、地図を見ながらそのとおりに歩いていく。あとは特に見どころらしいものもなく、住宅街を淡々と歩いていく。

 

 柴又街道をから下小岩親水緑道に入ると、水が流れていて、ここでもザリガニ釣りをやっている。こんなところで釣れるんかい。

 最後は駅まで続くフラワーロード商店街。名前の通りにきれいな花がたくさん植えられているし、石庭っぽいオブジェもあちこちにあってなかなか面白い感じ。昼は焼きそばを軽く食べただけなのでもっとちゃんとしたものを食べようかなと思ったのだけれど意外に腹が空いてこない。

 そして、ハイキング終点の小岩駅周辺ではマンション建設が進んでいる。

 せっかくなので昭和通りに少し入ってみるけど、なんだかすごい感じになっている。中国食材のお店があるし、中国語っぽい話がやたらと耳に入る。その意味では大変活気のある地域と思う。

 

 なかなか面白い散歩だったのでした。

 

 

【今日の天気】曇りのち雨

 昼はどんよりとした天気。暑くないので散歩するには都合良い。夜になって雨が降り出した。梅雨時のような降り方。

【今日の一日】5:30起床 24:00就寝 

【今日の体調】体重 71.9㎏ 体脂肪率 17.5% 内臓脂肪レベル 10 皮下脂肪14.0% 基礎代謝 1,574㎉ BMI 24.7 筋肉レベル 8 骨レベル 7 体組成年齢 49歳 バランス年齢 69歳

 朝の血圧 142-83 夜の血圧 134-86

【今日の歩数】22,338歩 15.6㎞

【こづかい】 

【今日行った場所】小岩菖蒲園江戸川区

 

 

【朝ごはん】・そうめん  (揖保乃糸) ・春菊のごまあえ ・冷奴

【昼ごはん】 小岩菖蒲園の屋台の焼きそば 300円

【おやつ】焼き鳥

【夕ごはん】・ちらし寿司 ・ツナとアボカドとレタスのサラダ ・白あえ ・鱧と湯葉の汁

 

【NHKからのメール】

 宇治での土スタに応募したのだが、落選。これで「光る君へ」関連のイベントは3連敗。

 

【今日見たテレビ】

・光る君へ 23話 雪の舞うころ

 いやあ、毎回思うけど、今回も中身が濃かった。

 周明(松下洸平)とまひろ(吉高由里子)のやり取りを見ていると、こちらまでドキドキしてしまう。これ、ヤバい。でも、まひろが左大臣とつながりがあることを知った周明が・・・うううむ。どうなるのだろう?

 その頃、都では一条帝(塩野瑛久)をめぐる人間関係がすさまじくややこしくなっていく。出家したにも関わらず中宮・定子(高畑充希)が姫を産んでしまう一方、帝は元子(安田聖愛)ほかの新たな女御たちに関心を示さない。元子の父親である右大臣・藤原顕光(宮川一朗太)はこれまでしばしば画面には映っていたけど、本格的なセリフは今回が初めてだったのでは?千年後の今日までその無能ぶりが伝えられる人物だけどそれってすごいとは思う。元子の「懐妊」をめぐる騒動はこのドラマでは取り扱うのだろうか?結局、どうにもこうにもならない事態を打開するために道長柄本佑)は最後の手を使うわけで、そこにまひろというか紫式部の出番が出てくるわけだが。

 そして、道長東三条院・詮子(吉田羊)のやり取りがまた良い感じ。夫である円融帝に愛されなかった詮子と、愛する人がいてもどうにもならなかった道長の恋愛談義。なかなか良い姉弟ではありませんか。でも、この邸でああいう話しをするのは危険。だって、ここは本来は倫子(黒木華)の邸なのだもの。

 でもでも今回最大のポイントはやはり藤原宣孝佐々木蔵之介)でしょう。まひろのぷっとする顔を見て大喜びするさまや、若い周明への嫉妬心をあらわにするところがギラギラして嫌らしくて、すばらしい。

宣孝というか佐々木蔵之介のギトギト加減が良いですねえ。

 

NHK - 光る君へ(23)雪の舞うころ [総合] 6月9日(日) 午後8:00 ~ 8:45 ほか... | Facebook

 

(私の光る君へ紀行)

佐々木蔵之介の実家の佐々木酒造(京都市上京区

 この佐々木蔵之介は洛中では唯一の蔵元である佐々木酒造の跡継ぎに生まれながらも大学で演劇に目覚めてしまって弟に店を継がせた人。京都駅などでも、「聚楽第」などの佐々木酒造のお酒を売っているのです。「酒屋のボンボン」というウイスキーボンボンの日本酒版のも売っていたけど今もあるのだろうか?

2015年5月24日撮影