5月26日(日)は、兵庫県の相生でペーロン祭があるので見に行き、せっかくなので西国三十三所の中でまた行っていない一乗寺(26番札所、加西市)に行くことに。世間では記録的猛暑なのだけど、山の中と海辺に行ったせいか、意外にそんなに暑くなかった。
これで、三十三所のうちまだ行っていないのは、④施福寺(大阪府和泉市)、25播州清水寺(兵庫県加東市)、29松尾寺(京都府舞鶴市)、33華厳寺(岐阜県揖斐川町)の4つに。華厳寺のことは知らないけれど、残り3つはいずれもかなりの難所。果たして行くことができるのだろうか。
大阪天満宮駅→(JR東西線)→尼崎駅→(JR神戸線(山陽本線))→姫路駅(駅そばを食べる。)→(神姫バス)→法華山一乗寺バス停→一乗寺(拝観料500円)→法華山一乗寺バス停→(神姫バス)→姫路城大手門バス停→射楯兵主神社→姫路駅→(JR山陽本線)→相生駅→(ウエスト神姫バス)→白竜城バス停(かき卵とじ丼食べる。)→ペーロン祭見る。→(ウエスト神姫バス)→相生駅→(JR山陽本線)→大阪駅
20068歩
いただいた御朱印
一乗寺(西国三十三所第二十六番)
一乗寺は初訪問。姫路駅から西は初乗車、したがって当然相生は初訪問
【姫路駅】
まずは一乗寺へ行く。一乗寺は加西市にあるのだけど、行くのは姫路から。姫路に到着したら、まずは駅のホームでの立ち食いそばです。姫路名物の「えきそば」。
正直言って、そんなにうまいか?、と思うけど。でもまあ、姫路の名物だからなあ。
駅を出ると真正面にお城が見える。この位置関係、良いよね。
【一乗寺】
バス乗り場へ。ちょっとわかりにくいのだけど、一乗寺は「法華山一乗寺」で、「社」行きのバスに乗ればよい。
このバス停からはこれまでも何度か乗ったことがあり、バスで西の圓教寺(書写山)や北の広峯神社に行ったわけだけど、今回は一気に東方面に向かう。
大きな川を越えてずんずん田舎道に突き進んでいく。途中、加古川市を通過して加西市へ。
バス停で降りると、そこはお寺の入り口。拝観料500円を納めて入山。
いきなり急な石段。
あちこちのお寺でこの手の石段があるわけだけど、ここもかなりのもの。
上っていくと、左に三重塔が見えてくる。平安時代末期に作られた国宝の塔。こういう建造物の解説を読んでも実はよくわからない。一番上の屋根が波打っているのが美しいらしいのだけど、これ、波打っているのか?その肝心なところがさっぱり。
でも、きれいな塔であることは確かだと思う。
その上には本堂。
ところで、こちらは天台宗のお寺。西国三十三所のお寺は真言宗が多いと思っていたので天台宗というのは意外。
さて、そろそろ降りないといけないかも。何せ、バスは一時間に一本あるかどうか。
でもまだ奥がある。
開山堂と賽の河原があるらしい。せっかくなので近くまで行ってみよう。
少しの登り坂を上ると開山堂につく。さらに上ったところに堰堤が見えるのだけど、そのあたりに賽の河原があるみたい。でも、そろそろ時間が心配なので引き返す。
池の脇を通って入り口に戻る。まだ10分ほど余裕があった。
【姫路の町中】
バスに乗って姫路に戻る。
せっかくなので途中で降りて、射楯兵主(いたてひょうず)神社へ。
ここは通りに面した総門が朱塗りで派手なのに対し、その奥の方の建物は落ち着いた色合いで対照的。というか、本当に同じ神社なのか?と思うほど。
ちょうど結婚式をやっている。こちらの神社は縁結びを前面に押し出しているようで、門(派手じゃない方)から鳥居までの参道を「縁結び通り」と名付けたらしい。
鳥居をくぐり、市民会館前の道を渡るとアーケードがある。アーケードは縦横につながっていて、そのまま駅まで行ける。途中、あちこちに行列ができている店もあり、気になるなあ。
【相生へ】
姫路駅に着いたら山陽本線に乗って相生駅へ。座れたけど、車内はそれなりに混んでいる。外国人と思われる人と日本人乗客が会話していて、どうやら岡山まで各駅停車で行くつもりらしい。新幹線は使わないといったこと。
途中、「龍野」の駅があるのだけど、城下町として知られる龍野の町はこの駅ではなく、姫新線の本龍野駅のそば。
相生に到着。
ペーロン祭の会場へのシャトルバスが待っている。
バスは駅前をすすっと進むのかと思ったら、違った。山の方に向かっている。へ?逆じゃないの?でも、どんどん山の中っぽくなっていく。
そうしたらいきなり海辺へ。
「ペーロン城」というバス停になる。あまり降りる人もいないのだけど、でも、外を歩いている人が結構いるから、おそらくこので降りてもいいのだろうと考え、ここで降りる。「ペーロン城」というのは「白龍城」と書くようで、そういう名前の道の駅だった。
食事ができるようなので入り、湾がよく見える席でかきの卵とじ丼を食べる。そういえば相生湾はかきの産地。
【ペーロン祭】
食べ終わってからペーロン祭の会場とおぼしき方向に向かう。たくさんの人が歩いている。相生大橋を渡ると祭の会場で、そこはちょうど折り返し地点。
少し待つとレースになる。目の前で旋回するのを見るとなかなかの迫力。旋回する際に舟が棒にぶち当たったりもする。
たくさんの人が来ているのだけど会場(ボート公園)がかなり広いので混んでいる感じはしない。
スタート地点(兼ゴール地点)に行き、スタートとゴールの様子を見る。鐘をがんがん鳴らして指図する人、舵を操作する人、そして櫂をこぐみんな。息が合わないと変な方向に行くのだろう。
舟によってかなりの差が出るのは興味深い。
相生市役所チームも出ている。
【祭のまわりは】
会場のまわりはどうなっているのか?と歩いてみる。
屋台がとてもたくさん出ている。歩行者天国になっているところを歩いていくとにぎやか。ヨサコイ踊りをやっている。
さらに歩いて行くと市役所に出る。中のロビーが開放されている。裏手から音楽が聞こえてくるのでそっちにいったら、駐車場に人だかり。パンクなバンドが演奏している。顔を見ると明らかにおっちゃん。髪は黄色(かつら?)で、なかなか格好いいではないか。ボーカルの声がとても伸びやか。市役所の職員さんなのだろうか?
ペーロン会場に戻ると決勝をやっている。いろいろなレースがあるようで、そのひとつの決勝らしい。
シャトルバスに乗って相生駅に戻る。
相生駅のまわりは人があまりいない。
新幹線が止まる駅ではあるのだが。
これでこの日の散策は終わり。
5月26日(日)の朝ごはんは、
姫路に行ったので、「えきそば」で、天ぷらそばといなりのセット。500円
やはり、姫路といえばこれ。梅田でも食べられるけど、やはり姫路で食べると、気分が良い。
兵庫県姫路市駅前町188-1 JR姫路駅 新山陽本線 下りホーム
5月26日(日)のお昼は、
相生湾に面した道の駅「あいおい白龍城」(ペーロン城)の「ながさわ」でかき卵とじ丼とかきのレモン酢。
おお、これはうまい。大粒のかきの濃厚な旨味と香りが卵ととてもよくあっていて、ばくばくかっこんでしまう。
でも、食べる順番としては、繊細な味の酢の物をまず食べ、そのあとに卵とじにすべきだったか。
相生湾はかきの産地。
兵庫県相生市那波南本町8-55
5月26日(日)の夕ごはんは、
南森町の「つるまるうどん」で、わかめうどんにいも天と紅しょうが天。507円
紅しょうが天は、最初見たときはなんだこれ?と思ったけれど、今ではこのなんとも言えないチープな感じがとても好きに。
大阪府大阪市北区天神橋2-3-16 南森町ビル1F