JR東日本の「駅からハイキング」で本八幡駅から市川駅まで歩く。

 副題は、「いちかわ 桜咲く名所めぐり とっておきの絶景へ」だが、桜はほとんど咲いていなかった。咲くには1週間早かったか。

本八幡駅→#葛飾八幡宮#真間川(つぼみはまだ固い)→国分川調整池緑地→道の駅いちかわ→じゅん菜池緑地→里見公園→#江戸川#弘法寺→アイ・リンクタウン展望施設→市川駅 

 

花咲けと 和太鼓とどろく さくらまつり

 

 

 

(本八幡駅)

 まずは本八幡駅へ。改札を出た先に受付がある。今日はかなりたくさんの人たちが受付をしているのだが、どうやら高齢者のグループが来ているようだ。マップを受け取りコースを確認。どうもこのコースは見たことがあるような気がしてきた。そうか、一昨年11月にもこのコースを歩いている。最後のあたりが少し違うような気がするけどほぼ同じと思う。そのときは秋。今回は春。

 

(葛飾八幡宮)

 まずは駅の北口を進んで行き、観光インフォメーションへ。前にここでマンホールカードをもらったことを思い出す。市川市の花はバラ、木は松とのことで、マンホールカードもバラや松をデザインしたもの。

 ここから東に向かうと葛飾八幡宮の参道に出る。斜め右には「やぶしらず」の森が見える。この場所は、入ったら抜け出せない場所として江戸時代から知られていた場所とのこと。今は市街地の中にあるのでさすがにそんなに恐ろしそうではないのだが。このどうしてこの「やぶしらず」がコースの立ち寄り場所になっていないのだろう。

 

 八幡宮の参道を進んで行くと、左手には農地開発の記念碑が立っている。このあたりは以前は沼地で農業には適していなかったのを、大変な労力を費やして農地に変えていったということらしい。

 その先に京成の踏切があり、そのすぐ先に八幡宮の鳥居がある。踏切と鳥居がなかなか良い感じではありませんか。

 前にここに来たときにはイチョウの葉っぱがたくさん落ちていて、銀杏の臭いが充満していた。今は葉っぱがまったく落ちていない。拝殿でお参りした後、拝殿の隣にある千本銀杏を眺める。落雷の後に枝分かれしたために千本あるように見えるという木。こうしてみてもやはりなかなかすごい。

 

 参道の脇には市民文化センターみたいな建物があり、そこでトイレを使う。画家の作品を見せるギャラリーにもなっているようだ。

 

 京成の線路沿いに東に向かうと右手に市川市役所が見える。この建物は屋根が大きく斜めになっていてかなり変わった形と思うのだが、斜面のところの植え込みの手入れなのだろうか、作業をしている。

 

(真間川沿いに歩く。)

 そのまま進んで行くと、真間川に出る。ここからは真間川に沿って北上していく。堤防の上に桜の木がずらっと並んでいる。ぼんぼりも飾られている。肝心の花はまだまだ。つぼみを見てもまだだいぶ固そう。きっとあと10日も立てばすごい景色になるのだろう、とは思う。

 川の中には鴨なのだろうか、たくさんの鳥がいる。白い鳥も飛んでくる。鴎か?河口からそれほど遠くないので海から鴎が飛んできていてもおかしくないかもしれない。

 歩いていると、同じように歩いている人たちが今日はかなりの引き潮だという話が聞こえた。なるほど川を見ているとそういうこともわかるのか。

 途中、「さくらまつり」と提灯で表示しているところがあり、それで記念撮影しているグループもあった。

 

 富貴島小学校のある浅間橋で川が二手に分かれ、左手の方に進んで行く。こちらが真間川で、右の方に行くと大柏側。いくつか早咲きの桜の木がある。

 昭和学院の格好良い校舎を眺めながらさらに歩いていくと、左手で何やらイベントらしいものをやっている。どうやら浄水場がここにあるらしく、クイズに答えると何かもらえるらしいのだが、遠慮しておく。

 

 マップを見ると川の右側に行ったり左側に行ったり微妙な動きをするのだが、向かい側の土手に生えている菜の花やふきのとうがちょうどよく見えるし、工事で歩道が通行止めになっている場所があってそれを避けて歩くようになっていることがわかる。

 須和田橋で川がさらに分かれて真間川は左の方に流れていくのだが私は右の方に進む。するとすぐにさらに分かれて右に行くと春木川、左に行くと国分川で国分川の方に進んで行く。市川昴高校グラウンドの野球の練習を耳にしながらずんずん進んで行く。このあたりは桜が植わっておらず、すっきりした感じになっている。

 

 右手は畑になってきて、その向こうには幼稚園の高い塔がある。どうしてあんなに高い塔を作ったのだろう?中はどういう構造になっているのだろう?といろいろ「?」が浮かんでくる。

 さらに進んで行くと、国分川調整池緑地に出た。

 

(調整池緑地)

 調整池というのだからいざというときにはここに水を流すということ。平時には単に芦が生い茂っている感じだが、水深30センチあると書いてある。上から見るとそれがよくわからない。まわりは2メートルくらいの高さだろうか。この調整池緑地があることでどの程度の洪水防止効果があるのかはまったくわからないけれど、心強いものではある。

 この調整池に限らず、真間川からここまで歩いてきた中では治水対策に関連したと思われる施設があちこちで目についた。水門があちこちにある。この真間川水系では過去に大きな水害が発生しているようで、治水対策がとても重要らしい。

 調整池緑地は道路をはさんで南北に分かれている。

 

(道の駅)

 ここから国分川を越えると道の駅いちかわがある。マップによると都心から一番近い道の駅とのこと。

 にぎやかなのだが、施設前の場所でバンドが歌っている。どうやら今日は一日いろいろなバンドが登場して演奏するらしい。

 この道の駅のトイレの建物が木造で立派な作りになっている。

 

 ちょうどお昼時間なのだが、食べる場所としてはイタリアンレストランとカフェがある。イタリアンの方はだいぶ待っている客がいるし、お値段も少し高い印象。おいしそうなのだけれど今日はそちらは断念してカフェ「いちcafe」の方へ。

 こちらもいろいろあるけど、ローストビーフのランチにする。990円

 パン、ミネストローネ、ドリンク(オレンジジュースにした)がつく。 

 ビーフの下にレタスが隠れている。パンはもっちりタイプ。

 千葉県市川市国分6-10-1 道の駅 いちかわ

 いちCafe - 北国分/カフェ | 食べログ (tabelog.com)



 市川なので梨のアイスとかいろいろあるのだが、ここでいろいろ食べるとこの先の散歩に差し障りがあるかもしれないのでやめておく。

 道の駅なのでいろいろ売っていて、興味を引かれる。「ちもと」のどら焼きがあるが、この店は市川駅のそばにあり、何度か行ったことがある。餃子も気になる。お弁当も売っていて、竹の子弁当とかは今の季節にぴったりな気もするのだが、問題はこれを買っても食べる場所がないこと。道の駅の前にベンチがいくつかあるのだがすべて埋まっている。店の前にはキッチンカーもあって、ラーメンとかいろいろある。



 

 先ほどとは違うバンドが演奏していて、「真夜中のドア」をやっている。最近、この曲が海外で評判だというのを何かで聞いた。

 (449) 「真夜中のドア〜stay with me」/ 松原みき Official Lyric Video - YouTube

 

(じゅん菜池緑地へ)

 ここから道を西に渡って坂を上っていく。結構きつい坂がずっと続く。上りきってからたらたら歩く。住宅地と畑が混じった、いかにも郊外という感じの場所。右折すると大きな校舎がある。千葉商科大附属高校。卒業式なのだろうか、バス停には親子と思われる人たちが並んでいる。左折して坂を下りていくと右手にじゅん菜池緑地がある。「じゅん菜池」というのだが実際に蓴菜があるのかは知らない。池を一周すると時間がかかりそうなので途中橋を渡って戻る、つまり半周する。

 

(里見公園へ)

 ここから里見公園を目指すのだが、ちょっと道に迷う。マップとちょっと道路の感じが違うように感じるのです。それはともかくまたもかなり急な坂を上る。上った先には国府台病院があるのだが、国立病院のようなのでてっきり国立病院機構だと思っていたらそうではなくて国際医療研究センターの施設らしい。

 西に歩いていくと桜並木になっている。とは言え、花はまったく咲いていない。でも、屋台が出ている。たこ焼き、焼鳥、いか焼き・・「焼き」ばかりだな。

 

 太鼓の音が聞こえてきた。

 里見公園に到着。園内で太鼓の演奏をやっている。すごい迫力。

 この手の演奏はあちこちで見たけれど、やっぱりすごいよね。かなりの力を込めてバチで叩いているけどそれをあんなに長い時間続けるというのはすごい体力と思う。そしてあんなに呼吸を合わせるにはものすごい時間の練習をしたのだと思う。毎週日曜日にどこかの小学校で練習をしているという話をしていた。格好良いので自分もやってみたいと思う人は結構いるのではないか。

 

 花咲けと 和太鼓とどろく さくらまつり

 

 桜は咲いていないけどさくらまつりはそれなりに賑わっている。

 

 坂を下りていくと井戸がある。羅漢の井戸と言うらしい。

 そして、江戸川が開けている。

 向こうにはスカイツリーが見える。そしてモーターボートがやって来て水上スキーをしている。水面にさざ波が広がる。

 

(弘福寺へ)

 川沿いに少し歩くと石段があり、そこを上る。前のハイキングでは確かこの石段を上らずにそのまま川沿いに土手を歩いたのではなかったか。

 石段を上りきると公園があり、出ると今度は少し下って歩道橋があり、それで切り通しみたいな感じの道を越えて降りるとまた切り通しみたいな感じの道。右の方に木内ギャラリーという案内が出ている。入ってみると洋館があるのだが本日貸し切りとで出ている。どうやらこの一角はこの洋館の敷地だったのを再開発してマンションを建てたものと思われ、洋館だけ残しているという感じだろうか。

 

 弘福寺の方に向かう。これまでこの寺には何度も来たことがあるのだけれど、いつも市川駅の方から来て、真正面の参道を歩いてきた。今回、裏手から入ることになるのだが、この方向からは初めて。千葉商科大学のキャンパスが寺の背後にある。学食に入るのは自由だみたいなことが書いてある。

 裏手から寺に入る。ここも桜の名所なのだけれど、大きなしだれ桜にほんの少しだけ咲いている。これが満開になったらすごいことになるよね、と思う。寺にお参りしてから境内を歩く。墓のあるところからの眺めが良さそうなのでずんずん進んで行ったら、広場に出た。ここから手児奈霊神堂を見下ろせるし、その先にはアイリンクがある。見晴らしが良いかといわれると、木が結構伸びているのでそれほどでもない。霊神堂から賑やかな音が聞こえてくる。何かイベントをやっている感じでざわざわしている。

 急な石段を降りていく。

 

(手児奈霊神堂)

 降りると手児奈霊神堂の入り口。ここに屋台がたくさん出ている。どうやらここもさくらまつりらしい。桜はほとんどないのだけれど。焼鳥とビールがとてもうまそうで、大いに心引かれるのだけれど、まだ先があるのでここもぐっと我慢。ヒーローもののなんとかレンジャー的な人もいる。

 まあ、桜はなくてもさくらまつりが成り立つのはよくわかった。

 

(アイ・リンク)

 ここの参道は結構長い。かなり歩いて道を渡りさらに進んで総武線をくぐると左手にアイ・リンクがある。このマンションの

てっぺんは無料で上れる展望所なのだが、いつも駅の方向から入っているのでこういう反対側からの行き方がよくわからない。ぐるぐる回ってようやくエレベーター入り口に着いた。

 エレベーターはシースルーなので外を眺めているとぐーんと上っていくのがわかり気持ちよい。

 降りた階にはカフェがあるのでここで休憩。アイスコーヒーは駅からハイキングの参加者特典で割引になる。桜最中も食べる。

 ここから1階あがると展望所。屋根がないので外気が心地よい。江戸川の河口をながめ、ずずっと上流に目を向けていく。足下から総武線が伸びていき、その先にはスカイツリーがそびえる。江戸川から右手に目を転じると先ほど歩いてきた弘福寺への参道がまっすぐのびているのがよくわかる。

 不思議なのは、東側の窓だけ外がよく見えないようになっていること。おそらくそちら側の住民のプライバシー保護とかの関係だと思うけど、それってそれ以外の方向も同じ話なのでは。どうしてここだけなのか。

 座ってアジア系とおぼしきエスニックな曲を口ずさんでいるグループがいる。ここなら人の邪魔にならない、ということなのだろうか。

 

 エレベーターで下に降りて市川駅に行き、これで今日の散策はおしまい。

 

 

【今日の天気】曇りのち雨 天気予報はあまり良くなかったのだが、出かけたら意外に天気がもち、ダウンジャケットでは暑いくらいの温度になった。夕方には寒くなり雨が降り出した。

【今日の一日】5:40起床 23:10就寝  

【今日の体調】体重 72.7㎏ 体脂肪率 19.6% 内臓脂肪レベル 10 皮下脂肪16.0% 基礎代謝 1,554㎉ BMI 25.0 筋肉レベル 7 骨レベル 7 体組成年齢 50歳 バランス年齢 52歳

 朝の血圧 131-79 夜の血圧 122-82

【今日の歩数】29,404歩 20.1㎞

【今日行った場所】市川市

 

 

【朝ごはん】・生卵 ・キャベツの塩こしょう ・大根と人参のみそ汁 ・梅干し

【昼ごはん】道の駅いちかわ内「いちcafe」で、ローストビーフランチ 990円 パン、ミネストローネ、ドリンク(オレンジジュースにした)がつく。 ビーフの下にレタスが隠れている。パンはもっちりタイプ。

【おやつ】市川駅南側のアイ・リンクタウン展望施設で、アイスコーヒーとさくら最中 150+200=350円

 駅からハイキング参加者特典でドリンクが50円割引

 さくら最中(峰月堂)は、本物の桜に先立って春を伝えてくれる。

【夕ごはん】 ・カオマンガイ ・鮑のバター焼き ・ビーツとミニトマトのサラダ ・小松菜のおひたし ・青梗菜のみそ汁

 

 

【今日見たテレビ】

・光る君へ

 なんだ、このややこしいすれ違いは!

 妾(しょう)でも良いから道長さまの妻になりたい、他の人の妻にはなれない、と思うまひろ(吉高由里子)。

 妾でも良いと言ってくれと思う道長(柄本佑)

 でも実際は二人とも妾になる話は口に出さず、私はあなたと生きる道が違うとか、まひろの願う世を作るとか、なんだこの会話は!

 とテレビの前でみんな身悶えしたと思う。えい、じれったい!

 それにしても、倫子さま(黒木華)、ものすごく積極的!お姫様の方から殿方を押し倒すとは!まひろの立場が悪くならないようにあんなに気配りができる方なのに。

 一方の明子さま(瀧内公美)が道長に接近するのは復讐のため!これ、父親の源高明が怨霊化したのと同じように危ないことでは。

 それにしても、詮子さま(吉田羊)と兼家(段田安則)のやっているのが同じようなゴリ押しなのには笑った。

 というわけで今回もハラハラドキドキの展開だったけど、道綱(上地雄輔)が、妾の辛さを語って道長をハッとさせる一方で、道長のシュッとしたところをつつくのが癒しになった。

 番組最後でも紹介したように、60日に一度の庚申の夜は寝てはいけない。そんな日に女に文を出して密会したり、ましてや相手の家にいきなり押しかけるというのは、道長は貴族としていかがなものか。不適切にも・・・と言いたくなってしまったのでした。

 

(私の光る君へ紀行)

 八坂庚申堂は京都のシンボルの八坂の塔のすぐ近く。吊るし猿がインスタ映えするので大人気スポットになっているのでした。

 

【今日の英語学習】

・NHKWORLDNEWS

Philippines:Vessel again hit by China Coast Guard water cannon

For the second time in this month the Philippine government says one of its military supply vesserls was arrested by Chinese  Coast guard in South China Sea . They say Chinese five water cannnons  causing injuries and damage.  The Philippinse's National Security Concil annouced on Saturday that insident occured in the military     in the second time show . Beijing claim the area is its territory. They annoucement says the ship was carrying military personel and supplies . It says China's Coast Guard's action caused sifnificant damages to the vessel and injured personel.