3月10日(土)は、京都の梅の名所を回ることにして、下京区(東西本願寺)、伏見区(城南宮、御香宮神社、明治天皇伏見桃山御陵)を回ってから東山を散策。

6時半に宿舎を出発。

大阪天満宮駅(うどん食べる)→(JR東西線・京都線)→京都駅→東本願寺→西本願寺→興正寺→京都駅→(地下鉄烏丸線)→竹田駅→城南宮→おせきもち→竹田駅→(近鉄)→伏見桃山御陵前駅→(洋食食べる)→御香宮神社→乃木神社→伏見桃山御陵→桃山南口駅→(京阪)→祗園四条→(河原町の丸善)→東山(知恩院~円山公園~高台寺前~清水寺前)→清水五条駅→(近鉄)→天満橋駅(ラーメン食べる)

40349歩

まずは朝ごはん。

大阪天満宮駅への入り口近くにある24時間営業のうどん屋でうどんをすすってからJR東西線に乗り、尼崎まで出て京都線の新快速に乗り換える。

京都駅で降りて東本願寺へ。やはり、でかい。阿弥陀堂は長い間修復が行われていて、2年ほど前に完成したはずなんだが、奥の扉は閉ざされていて、行事の準備をしているみたい。親鸞上人を祀る御影堂も同じく。本来は本堂であるはずの阿弥陀堂よりも御影堂の方がはるかにでかいというのが興味深い。

御影堂から先の方にそのみ進めるようになっている。あれ?前からこうだったっけ?どうやら親鸞上人関係の展示をしているみたいなんだが、まだ開いていない。

寺の北の方を西本願寺に向かう。この界隈はもともと西本願寺の寺内町だったところで、仏具などのお店が多くあり、何とも言えない雰囲気。西アジア的な雰囲気の伝道院を過ぎて堀川通りを渡って西本願寺へ。

やはり、ここもでかい。こちらではご本尊(阿弥陀如来)や親鸞上人像も見られる。

国宝の唐門に行く。やはりすごい。

興正寺との間を進んで行き、唐門を反対側から見る。

その先には龍谷大学がある。大学というのは、部外者が立ち入って良いのか悪いのかいつも戸惑うんだが、ここは案内板もあるので、きっと部外者が立ち入ることもOKなのでしょう。

元の小路を戻って興正寺へ。塀の外からは西本願寺と一つの寺にしか見えないけど、ここは別のお寺。明治時代に西本願寺(本願寺派)から独立して興正寺派をたてたのです。ここは紅白の梅が人気なんだが・・・ああ、ちょっと遅かったか。既にかなり散っているのでした。

京都駅に戻り、市営地下鉄烏丸線に乗って竹田駅へ。ここから先は近鉄線になるのです。

駅を降りてしばらく進んで曲がると、安楽寿院や近衛天皇陵がある一画に出る。ここは雰囲気が違いますね。城南宮を含めてこの一角は、白河上皇の時代に院政が行われた場所。その当時の建物はもちろん残っていないけど、近衛天皇陵として残された多宝塔がなかなか良い感じになっている。

ここからさらに進み、油小路通りの阪神高速道路京都線の高架の下を渡り、城南宮の正面の道に出る。

駅からたくさんの人が同じ方向に向かっているので、道に迷う心配はない(笑)。

境内に入っていくと右手に真幡寸(まはたぎ)神社があり、さらに進むと天満宮、そして城南宮へと続く。

おっ、やはり行列だ!梅園に入るためのかなりの行列ができているのです。拝観料600円。

おおお!

やはり、これは!

ピンクと白のしだれ梅がみっしりと植わっている。ここに来るのは三回目だけど、それでもやはり驚く。人もみっしりいるけど(笑)。カメラをきえたおっちゃんたちが張り切ってますね。

梅はもちろんすごいんだが、椿もなかなか。あちこちに椿の花がぼろりと落ちていて、それをおっちゃんたちが必死に撮影しています。

ここの名物は梅と椿だけど、そこを過ぎてもしばらく庭はあって、曲水の宴をやる庭、池泉回遊式の庭、枯山水の庭と続く。

明治維新150年記念ということで、「鳥羽伏見の戦い」の絵が展示されている。この戦を通じて官軍と賊軍が明らかになり、明治の新しい時代につながっていった、といった説明。

そうです。

この城南宮は、まさに「鳥羽伏見の戦い」の「鳥羽」に当たります。

庭を一回りしてから神社にお参り。御朱印にも長い行列ができている。梅祭り期間中の特別御朱印をいただけるらしい。

やはり城南宮にお参りしたあとには「おせきもち」だ、というわけで京阪国道を渡ってお店に行く。満席とのことなので持ち帰り用に4個入りを買って、鳥羽離宮跡公園で食べる。

この公園の中には、鳥羽伏見の戦いの碑もたっている。

竹田駅に戻る途中で知り合いに出くわし、北向不動院に立ち寄り、竹田駅に戻る。

ここから近鉄線で桃山御陵前駅へ。

そろそろお昼を食べないといけない。

調べると、この近くの「サラダの店サンチョ」が良いらしい。そのお店は、たぶん京都の河原町にあるお店ではなかろうか。

というわけで入ってみる。酒蔵を改造したお店とのこと。

ご飯を食べてから御香宮(ごこうのみや)神社に向かう。

ここの拝殿にはいろいろな動植物の彫刻があり、このうちの虎の彫刻がとてもユニークな表情をしていて、ある「京都本」の表紙にもなっている。

境内には神社の名前の由来となった水が湧いているので飲む。

ここにも、鳥羽伏見の戦いの碑がたっている。佐藤栄作の書によるもの。こちらは「鳥羽伏見」の「伏見」に当たります。

今日は、期せずして鳥羽と伏見をはしごすることになった。

神社の前の道をそのまま進むと、明治天皇桃山御陵に行けるようなので行くことにする。こちらにはまだ行ったことがないのです。御陵の近くには乃木神社もあるようなのでまずはそちらへ。伏見のガイドブックでもこのあたりはあまり書かれていないのです。

乃木神社の祭神はもちろん乃木希典陸軍大将。境内には乃木大将の生家が再現されています。

日露戦争の旅順攻撃の際に乃木大将が生活していた家も移築されている。ここには、乃木大将の生涯が、西南戦争で軍旗を奪われたことも含めて紹介されている。

境内には「山城えびす神社」も祀られているのだが、とても興味深いことが書かれている。もともと、乃木大将とその妻の静子、さらには日露戦争で戦死した息子二人をここに一緒にお祀りしようとしたものの、政府からは許可がでず、静子をお祀りする社をたてたところ、いつかはわからないがえびす様もまつられるようになり、その後静子の乃木大将との合祀が認められた結果、えびす神社になったとのこと。えびす様がいつから祀られたのかがわからないというのが、そんなに昔の話ではないはずなのにそうなったのが興味深いところ。

こちらでは「勝ちま栗」ということで甘栗を売っている。でも、乃木大将が「勝ちまくり」だったというのは・・・

西南戦争以来、ずっと苦しんでおられた乃木大将ご本人はどのように思っておられるのでしょうか。

明治天皇桃山御陵にお参り。これはでかい。遠い。東京の明治神宮もでかいけど、こちらもすばらしくでかい。しばらく歩いてようやく御陵の前に到着。あれ?かなりきつい石段を上ると聞いていたんだけど・・・あっ、正面の方に石段が!これは確かに長くてきつい。そして、眺めが良い。

明治神宮御陵の脇の方を降りていくと、昭憲皇太后御陵もあります。天皇御陵前の石段を降りていき、京阪の桃山南口駅の方に進む。

祇園四条駅まで出て、四条大橋を渡って河原町へ。

河原町通りを北に進み、BAL内の丸善へ。このお店は。梶井基次郎「檸檬」の舞台になった場所に復活したものであり、オープン時にはかなり話題になったもの。しばらく立ち読みしてから再び四条大橋を渡って祇園に進み、知恩院の正面から進んで行く。

このあたり一帯で東山花灯路のライトアップが行われています。

知恩院の門前では和楽器によるパフォーマンスが行われている。

知恩院の内部でも何かやっているようなんだが、有料のようなのでスルーして円山公園へ。生け花がライトアップされています。なかなか斬新な作品が並んでいる。公園の池が鏡のようになっていて、ライトアップされた木が写っていてなかなかきれい。

ここから大運院(祇園閣)そして高台寺への方面が、いかにも京都的な一帯。

高台寺にたくさんの人が入っていく。東山花灯路では、狐の嫁入り行列が人気なんだが、一時間に一回とのことで、まだ先なので今回はあきらめることにして、清水方面に進む。ここに来ると、いつも、二年坂を上った所にある奥丹の豆腐まんじゅうを食べます。250円

具はあんこでなくおから。

三年坂を上ってから五条坂の降りていき、清水五条駅に出て、京阪に乗って天満橋に戻ってくる。

いただいた御朱印

城南宮(梅祭り)、真幡寸神社、乃木神社

 

 

 

3月10日(土)の朝ごはんは、

大阪天満宮駅の駅前というか地上の「つるまる饂飩」で、わかめうどん+鶏飯。420円

大阪のうどんは、麺はやわやわ。つゆは色は薄いけど、味はかなりしょっぱい。

 

 

3月10日(土)のおやつは、

城南宮に来たら、やはり、これだ!というわけで、おせきもち。四個で420円

やはり、うまい!適度の甘さ!(いつも表現が同じ(笑))

公園で食べてます。日差しは暑いくらい。

 

 

3月10日(土)のお昼は、

伏見に来て、さてお昼は何にしようかと検索したら、「サラダの店サンチュ」があるのでそこへ。京都の河原町にもお店があって、気になっていたのです。

でも、これ、サラダの店か?

メニュー見ると、普通の洋食屋では。

スペシャルランチ1230円。ヒレ肉のステーキと豚肉とチーズのしそはさみ揚げ。

おお、このヒレ肉は柔らかい。ソースがとても甘い!これはおいしい!

しそのはさみ揚げはおろしぽんすでいただく。まあ、これは普通。

そして、肝心のサラダは・・・普通。「サラダの店」というにしては普通の気がするのだが・・・

 

 

 

3月10日(土)の夜は、京都・清水寺近くの二年坂上の「奥丹」で、奥丹まんじゅう。250円

具はおから。

 

 

3月10日(土)の夕ごはんは、

大阪の天満橋に戻り、駅ビル「パナンテ」のラーメン店で、山形鶏ラーメン。800円

おお、これは食べたことがない味。天かすが入っているせいか、スープに甘味を感じる。のりの香りが良い。

そして、パクチーが入っている。

何より、鶏肉の感じが良い。やはり、山形ラーメンはとてもうまい。