2014年1月11日(土)は、京都市内で初詣。夜はえびす神社の十日えびすへ。

今年初めての京都散策。

阪急の四条駅からバス(市バス26)に乗り、北野白梅町で下り、西大路通を横断して反対側に渡るとそこは一条通への入り口。

この角にあるのが、地蔵寺(椿寺)。「椿で有名」とのことなのだけれど、元の椿は既に枯れていて、今生えているのは2代目らしい。

一条通をさらに進むと左手に大将軍八神社。王城鎮護の方位神。ちょうど、消防団の人たちがお祓いを受けていました。

西大路一条から一条通に入ると、そこは、「妖怪ストリート」!

北野天満宮に初詣。

やはり、ここは外せない。よろしくお願いします!

そういえば、何日か前の新聞(朝日?日経?)の夕刊(関西版)に、ここの絵馬堂のことが載っていた。

北野天満宮の東口から出て五辻通を進んで左手に千本釈迦堂。

ここは京都市内で最も古い建物。応仁の乱でも焼けなかったわけです。「おかめ」信仰発祥の地。

千本釈迦堂(大報恩寺)を過ぎて五辻通をさらに進み、千本通にぶつかって左折。右手に釘抜地蔵(石像寺)が見えてくる。

ここ、ものすごいです。

いかに人々の苦しみ・悩みが大きいか、そしてそれが解決したときの喜びが大きいかを感じ取ることができる。

境内に藤原定家の墓があるらしいのだけれど、どれがそれなのかわからなくて・・・・

そして、山伏の一行を目撃したのです!

千本えんま堂を過ぎて千本鞍馬口で右折して鞍馬口通へ。しばらく行くと、建勲神社(正しくは「たけいさおじんじゃ」だが、みんな「けんくんじんじゃ」と呼ぶ。)の入り口。

ここは、織田信長を祀る神社。

この一帯は船岡山。平安京の朱雀大路の真北にあり、四神(玄武、青龍、朱雀、白虎)の玄武に相当するともされているところ。今の千本通は中心部からかなり外れている印象ですけどね。

建勲神社(たけいさおじんじゃ)は、京都市北区の船岡山の中腹にある神社である。織田信長を主祭神とし、子の織田信忠を配祀する。旧社格は別格官幣社。正しくは「たけいさおじんじゃ」と読むが、一般には「けんくんじんじゃ」と呼ばれ、「建勲(けんくん)さん」と通称される。旧称健織田社(たけしおりたのやしろ)、建勲社(たけいさおしゃ)

今宮神社の東側を出て今宮通を直進すると、堀川通に出る。ここを左折してしばらく進むと、加茂川(このあたりはこの表記。もう少し下流に行くと「鴨川」になる。)の御園橋へ。

ここで左手に「王将」が見えたので、腹ごしらえ。ラーメンと餃子。

御園橋で加茂川を渡ると、そこは上賀茂神社。世界遺産です。

やはり、この神社と言えば、砂の山(立砂(たてずな)。ご神体である神山(こうやま)を表しているもの)ですよね。

本殿前には巨大な破魔矢もありました。

摂社の片山神社が、縁結びの神様らしく、たくさんの絵馬がかかっていたのでした。

パワーストーンらしきもの(陰陽石)もあり、たくさんの人が触っていたので、私も。

賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)は、京都市北区にある神社。通称は上賀茂神社(かみがもじんじゃ)。式内社(名神大社)、山城国一宮、二十二社(上七社)の一社。旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。

ユネスコの世界遺産に「古都京都の文化財」の1つとして登録されている。

賀茂御祖神社(下鴨神社)とともに古代氏族の賀茂氏の氏神を祀る神社であり、賀茂神社(賀茂社)と総称される。賀茂神社両社の祭事である賀茂祭(通称 葵祭)で有名である。また、社報「上賀茂」が年2回発行されている。

上賀茂神社の公式サイト http://www.kamigamojinja.jp/

北山から地下鉄烏丸線に乗り、四条で降りて、そこから祇園四条まで歩く。(阪急に載らなかったのは、交通費節約のため(笑))

今日は、えびす神社で「十日えびす」をやっているのです。

途中には南座の横を通るし、目やに地蔵(仲源寺)もあるし、なかなか興味深い地域。

仲源寺(ちゅうげんじ)は、京都市東山区にある浄土宗の寺院。山号は寿福山。本尊は地蔵菩薩で、目疾(めやみ)地蔵とも称されて眼病に霊験があるとして信仰されている。また、観音堂の千手観音は洛陽三十三所観音霊場第十六番札所である。

えびす神社を出て大和大路通を少し歩くと、左手にお寺が。狛犬ならぬ狛いのししがいて、興味深いので立ち寄る。

ここは、建仁寺禅居庵。摩利支尊天堂と呼ぶ方が通りが良いみたい。