【十条で駅からハイキング】

 今日は、計画的年休取得で年休を取った。

 

 特に用事があるわけでもないので、十条駅から東十条駅までの「駅からハイキング」に参加。

 「下町の歴史・文化あふれるエリアと活気のある商店街周辺を散策します。」とのこと。

 

 このあたりはほとんど行ったことがないエリア。十条駅の隣の板橋駅には1月前に同じく「駅からハイキング」で行ったけれど。

 今回のコースは、ごちゃごちゃした住宅街を歩いたり、人通りの多い商店街を歩いたり。変化があって面白い。

 十条駅寿福寺→谷津大観音→板橋こども動物園→十条銀座→真光寺→東十条商店街→東十条駅

 途中の寿福寺と谷津大観音は、先日の板橋駅の「駅からハイキング」でも立ち寄った場所。板橋駅十条駅は隣の駅なので、かぶるのも仕方ないのかもしれないけれど、この「駅からハイキング」に毎回参加している人もいるのだろうと思うので、できればあまりかぶらないような工夫をしていただきたい。

 

十条駅へ)

 板橋駅に行ったときもそう感じたのだけれど、埼京線にはほとんど乗ったことがない。40年近く前に北池袋に住んでいたことがあって、そこからは割合近いようにも思うけれど、でも乗ったことがない。

 なので、新宿から埼京線に乗ったのだけれど、私にとってはかなり新鮮な路線。

 

 十条駅で降りると、なんだか田舎の駅に降りたような気がした。

 これは私の思い込みなのかもしれないけれど、都会のJRの駅って、ホームからいったん上に上がってそこに改札口がある構造が多いと思っている。田舎の駅や都会でも私鉄の駅はホームからそのまま外に行くところもあると思うけれど、JRはあまりそうでないように思っている。

 ところが、十条駅ではホームから垂直移動をしないまま改札口から出られる。

 

 改札を出ると駅スタンプがあるのでスタンプを押し、デジタルスタンプであるエキタグもゲットする。そうしておいて書くのも何だが、最近の駅スタンプのデザインはあまり好きではない。統一的に漢字をデザインしているのだが、そういう統一感というのは旅情を誘わないと思うのです。なんだかよくわからないけど地元の特徴だと地元の人が思うものがわかるようになっていればそれで十分ではないのだろうか。変に格好良くなり垢抜けても仕方ないのではないだろうか。

 

 今回の駅ハイの受付場所は駅を出て少し歩いたところにある。今日は天気が良いから大丈夫だけれど、雨や風の日だったらちょっと大変だと思う。駅舎に余分なスペースがないからこういうイベント時にはこうするしかないのだろうと思うけれど。

 

(いきなりたい焼きを頬張る)

 さて、受付は済んだのだけれど、いきなり地図がわからなくて混乱する。まずは道を渡らないといけないらしい。でも、目指す方向には横断歩道がたぶんないので、いったんは逆方向に向かってそこにある横断歩道を渡らないといけないということらしい。

 でも、そういう、いったん後退してから前進するといったややこしいことがとても苦手で、一直線に進んでいきたいのです。まあ、仕方ないので横断歩道を渡ったのだけれど。

 

 そこでまたまた気になるものがある。

 「日本で一番分厚いたい焼き」というのぼりがたい焼き屋「けんぞう」の前に立っているのです。

 「日本で一番」という表示には公取委が何か言うかもしれんと思いつつも、やはりここはとても気になるので、小倉あん180円を買う。店内での飲食はご遠慮くださいと書いてあるので歩きながら頬張る。

 まあ予想していたことだけれど、皮がとても分厚いんです、確かに。もっちりもっちりしている。小倉あんはまあ普通。

 これ一つを食べただけでかなりお腹が膨れてしまった。

 今日は十条という、商店街が有名な場所に来ているのだから商店街のおいしいものを食べようと思ってきたのだけれど・・・

 

(中央公園)

 埼京線沿いを少し歩くとなんだか近未来的な感じのでっかい建物がある。なんとこれは中学校。とてもそうは見えない。なお、この場所には戦前には軍の施設があったらしくそのときの煉瓦塀が残されている。

 中学校の脇を進んでいくと、今度は東京成徳大学がある。これまたきれいで格好良い建物。

 右折して少し進むと中央公園に入った。ずんずん進んでいくと公園が意外に大きいことがわかる。野球場やテニスコートもある。立派な木がたくさん植わっている。これは散歩していて気持ちよい場所ですねえ。

 と思って歩いていたら、公園内の工事をやっているようで、持っている地図のとおりには進めないようで、ちょっと違う方向に進む。

 それがいけなかった。

 地図には公園から通りに出られるように書いてあるのだけれど、進んでいっても団地になっていて、その先には小さな道しかない。これは変だ。

 表示を見ると紅葉橋とある。

 スマホで位置を調べるとどうもまったく見当違いの場所に出てきたらしい。

 とにかく正しい方向になんとか修正。確かに中央公園から目指す道路に出られるようになっている。ここになんだか格好良い建物がある。ネットで調べたところ、陸軍の造幣廠の本部だった建物とのこと。ドラマの撮影をします、という張り紙もあった。確かにドラマに出てきそうな光景ではある。

 

石神井川沿い)

 道路を渡って、ここがまたまたややこしい感じの地図になっている。よくもみんなこんなところを間違えないでいけるものだ。まあ、私もどうやら間違えなかったようだけれど。

 このあたりはかなり狭い路地を進む。

 そして、ふと右手を見るとお寺が見える。どうやらここが目指す最初の場所らしい。

 行ってみて驚いた。これ、1月前にきたお寺ではないか。寿徳寺です。境内の掃除をしている女性も、先日御朱印の受付をしてくださった方。あれあれ。

 ということは寺のすぐそばには大観音があるということ。確かに。

 

 前回はここから石神井川沿いに東に向かい、王子駅の方に進んで行ったのだけれど、今回はここで観音橋を渡ってから西に向かうコース。前回とは川の反対側を、反対の方向に向かってすすむということになるのだけれど、でも、かなりかぶっている感じは否めない。

 石神井川沿いにはたくさんの桜が咲いている。きっとその季節にはとてもきれいなんでしょうね。川幅が目黒川よりはかなり広そうなのであれほどの迫力にはならないのかもしれないけれど。

 少し歩いて行くと、公園の工事をしているようで、川の反対側に渡るように言われる。結局、前回と同じ道を逆方向に歩くということになってしまった。

 埼京線をくぐりさらに進んでいき、金沢橋に出る。

 ここで勝手に道を間違えてしまった。本当はそのままもう少し石神井川沿いに進むのだけれど、ついつい前回と同じ道を進んでしまい、加賀公園の西の方を進んでしまった。まあ、すぐに合流するので特に問題はないのだが。

 

(動物公園)

 体育館のところを右に曲がって進んでいくと、左手にテニスコートが見えてきて、そちらの方に入っていくと、いきなり馬がいた。ここが板橋こども動物公園。

 施設内には羊、やぎ、りす、あとはモルモットみたいなのがいて、かなり近くまで近寄れる。これは子どもは喜びそう。

 でも、こんなに近くでふれあうというのは、私はちょっと心配。最近は海外でいろいろな家畜の病気が発生しているわけで、そういう病気が持ち込まれる恐れが特に羊や山羊にあるのではないだろうか、仮にそういうことになったらみんな殺処分しなければいけなくなるではないか、などとそういうことばかり考えてしまう。

 

 公園を出ると小学校があるのだが、ここもとても立派な建物。このあたりの公立学校はかなりすごい建物が多いと思うのだが、それは教育に予算を割いているということなのか、それとも単に自治体が豊かなだけなのか、どういうことなのだろう。

 

帝京大学

 ここから再び石神井川沿いに進んでいくと、向こうにでっかい、結構派手なオレンジ色の建物が見えてくる。帝京大学と書いてある。ああ、帝京大学って、板橋にあったのか。

 なかなかすごくでっかい建物なのに驚く。

 

 (十条銀座)

 帝京大の前を右折してぐぐっと進んでいくと、いよいよ十条っぽくなってきた。

 まずは十条仲通り商店街。

 その先に大きなアーケードがある。十条銀座ですね。平日にこれだけ人がたくさん歩いているのだから休みの日はかなりにぎわうのでしょう。

 

 歩いていたら、アーケードから少し外れたところに「鳥大」がある。テレビで見たことがあるお店。のぞいてみたら焼き鳥とか揚げ物とかいろいろなお惣菜が並んでいる。これはおいしそう。近所だったら絶対に買っているのだけれど、今日はやめとく。

 他にも、茶色のものだらけを売っているお惣菜屋さんや店全体がなんだか赤っぽい八百屋さんとかなんだかすごいお店がたくさんある観じ。

 

 十条銀座を抜けると十条駅前に出る。駅前はタワーマンションだけではなくいろいろな工事をしている感じ。きっとこれから人口がどんどん増えていく街なのでしょう。

 

 十条銀座の途中から曲がっていくと十条中央商店街。十条駅のホームのはじっこの脇にある踏切を渡って進んでいくと劇場ののぼりがたくさん建っていて商店街の雰囲気が変わる。というか、商店街には違いないと思うのだけれどシャッターが降りている店が大半。どうしたのだろう?とにかく線路を挟んで街の光景がいきなり変わるのです。と驚いていたら劇場があった。木戸銭は2千円とのこと。

 

(真光寺と富士神社)

 さらに進んでいくと左手に寺が見えた。ここが次の目的地の真光寺。びんずるさんとかがある。

 

 そして、通りの反対側には富士神社らしきものがある。

 あれ?でも、こうだったっけ?

 前に、富士山山開きの日である7月1日に富士神社に来たことがあって、そのときはあたり一体に屋台が出てお祭をやっていたので印象が違うのかもしれないけれど、もっとでかい山だったような印象がある。こんなんだったっけ?と思って近づこうとしたら、立ち入り禁止になっている。どうやら最近道路拡幅があったようで新しくなったのだけれどまだ入れない、という状況らしい。

 

(とんかつ)

 東十条駅の方に進もうとしたら、「とんかつみのや」があった。ここは人気店らしい。午後2時までがランチタイムらしく、今は2時15分前、大丈夫だろうか?と入ってみたら、大丈夫だった。とんかつ屋だからやはりとんかつを頼むのだろうと、ロースとんかつを注文。800円。

 ロースだけどあまり脂身を感じなく、肉は柔らかく、揚げ物なのに意外にあっさりした感じ。そして驚いたのは豚汁。キャベツがシャキシャキしていて、これが結構うまい!でも、キャベツを煮込んだらすぐにしなしなになるはず。キャベツは別に用意していて、少しだけ煮る、ということなのだろうか?

 

東十条駅

 そこから進んでいくと、東十条駅への降り口があった。

 ここは京浜東北線を挟んで東西の高さが全く違う場所。どのくらいの高低差があるのだろう?西側から駅までかなり降りるし、駅から東側へもさらに降りる。

 東側には東十条商店街がある。少し歩いて行くと、いろいろな変わりたい焼きを売っているお店があるのだけれど、なにせとんかつを食べたばかりでまだお腹がいっぱいなのでスルー。

 その先を右に曲がり、さらにその先を左に曲がっていく。地図では銭湯があることになっているのだけれどそれは見逃してしまった。

 東十条駅に戻っていく道の途中に行列ができていて、これが「黒松本舗草月」で、東京三大どら焼きと言われるお店。上野広小路うさぎや、浅草の亀十、そしてこちらの草月。

 ざっと見たところ、店内に5人程度の客がいて、店外には20人ほどが並んでいる。今日はお腹が膨れているので見逃すことにするが、いつか買いに来よう。

 

 そこから坂を上っていくと東十条駅に着く。

 

 これで今日の散歩はおしまい。

 

 

【そうだ京都、行こう。】

 帰りに東京駅に立ち寄ったら、八重洲口の改札外でそうだ京都、行こう。キャンペーンをやっていた。今回のを含めてキャンペーンのポスターを貼っていて、ここで写真を撮ってインスタ又はX(旧Twitter)すると、何か当たるらしい。

 

 

【今日の天気】晴れ ジャケットを着たまま出かけたら暑くて脱いだ。ジャケットを手に持つと邪魔なので腰に巻いたのだがこれまた面倒だった(笑)

【今日の一日】4:20起床 23:30 就寝    

【今日の体調】体重 74.6㎏ 体脂肪率 21.3% 内臓脂肪レベル 11 皮下脂肪率 17.6% 基礎代謝 1,560㎉ BMI 25.7 筋肉レベル 7 骨レベル 7 体組成年齢 51歳 バランス年齢 68歳

 朝の血圧 145-95  

【今日の歩数】24,193歩 16.9㎞

 

【おやつ】たい焼き

【昼ごはん】とんかつ

【夕ごはん】そうめん

【おやつ】十三夜なので、叶匠壽庵の月見大福を買った。 

 

【今日見たテレビ】

ブギウギ 16話 

 スズ子(趣里)たちが山寺に籠もったけれど、なるほどこのシーンの撮影で百済寺(滋賀県東近江市)に破損が生じたのか。今回は建物を壊すような動きはなかったけど。 この寺は、紅葉が人気の湖東三山 の一つ。見晴らしの良い庭や、急な石段の先の仁王門が良い感じ。

NHK朝ドラ撮影でリハーサル中「重要文化財の寺」の一部破損させ謝罪「濡れ縁」支える木材折れ床板外れる 滋賀・百済寺(2023年4月26日) - YouTube