【成田祇園祭

 

【成田祇園祭】

 今日は、成田祇園祭へ。

 近々、成田空港第3ターミナル(つまりLCC)を利用する予定があるのだけれど、駅から少し離れているようなのでその「下見」も兼ねて出かける。前にも使ったことはあるのだけれど、かなり前なので忘れているのです。

(京成電鉄)→成田空港第2ビル駅→成田空港第3ターミナル→成田空港第2ビル駅→(京成電鉄)→京成成田駅→新勝寺(御朱印いただく300円)→総門から参道にかけての山車の駆け上がりを見る→川勝の臨時店でうな重食べる→新勝寺奥の院特別ご開帳→平和大塔(御朱印いただく300円)→本堂前に山車が並ぶのを見る→JR成田駅→(JR線)

(成田空港第3ターミナル)
 まずは成田空港へ。なるほど第2ビル駅から第3ターミナルまではこのくらいの距離感ですか。ポケモンの絵がずっと描かれていて、「ジャパンに来たよ!」感が高まる仕掛けになっている。

 

(新勝寺へ)

 では祇園祭へ。この祭に来たのは今回が初めて。

 まずは京成の駅から開運橋を渡り参道に入る。昨年は「太鼓祭」を見に来たのだけれど、その時よりもやるかに人出が多い。

 新勝寺の総門をくぐるとちょうど御神輿が来たところ。御神輿がお寺の境内をこんな感じで巡行するのは珍しいのではなかろうか。浅草の三社祭でも浅草寺境内を通るけど、あれは浅草神社が隣にあるからだと思う(たぶん)。
 こちらの方は、新勝寺しかなくて、浅草神社に相当する神社がない(と思う)。神仏分離以降もこういう形態で巡行しているのは何かあるのだろうか?

 本堂に上がってお参り。せっかくなので御朱印をいただく。直書き300円。最近は500円以上のところが多く、新勝寺のような超有名寺院が300円をキープしていただいているのはありがたい話。

 

(山車の駆け上がり)

 どうやら1時から山車が参道を進むらしいので参道に戻る。
 どこから見るのが良いのだろう?そこはよくわからないので、とりあえず立って見物できるスペースが取れそうな洋品店の前に陣取る。参道はそれほど広くないので、山車がちゃんと通れるのだろうか?と心配になる。
 しばらくたつと行列を先導する錫を持った女の子たちがやって来た。その錫の鳴らし方が、都内で見る祭(たとえば赤坂氷川祭、深川の水かけ祭)と違っている。都内で見たのは、つーーー、つんという感じ。一方こちらは、小刻みにリズムを取るように、つん、つん、つん、と鳴らしている。地域によって(あるいは祭によって)細かい風習が異なるのを見るのは面白い。
 

 その後ろには山車を引くために綱を引っ張る集団が来るのだけれど、初めのあたりは小さな子どもたち。だんだん年齢が上がっていき、山車の近くでは活きの良さそうな若者衆と、若者には負けていられないという感じのおっさんたちが頑張っている。列の中には女性たちもかなり加わっている。見物客の中に知り合いがいるのか、綱を引きながら手を振っていたりしていて、地元密着のお祭感を醸し出している。やっぱり、こういうのって、良いよね。

 

 道の幅については、うまくできていて、ちょうど、山車が通る間、通行人もなんとか歩けるくらいの幅になっていた。道幅に山車を合わせているのか、それとも山車の大きさに合わせて道幅を決めているのか。

 

 

 山車にはいろいろなパターンがあり、人形がのっているものとそうでないもの。屋根の上に人が乗っているものとそうでないもの。人が乗っている場合は、お囃子に合わせて踊っている。よく見るとちゃんと命綱がついている。二階から竿でご祝儀を渡す人もいる。

 

 

 定点観測だけではつまらないので、総門の方に行ってみると、総門の前でお囃子を鳴らして踊っている。なるほどまずはここを見ないと駄目なんだな。何事も先達はあらまほしきけれ。

 

(お昼はうな重)

 さて、まだ山車はあるのかもしれないけれど、そろそろお昼をいただくことにしよう。人気鰻店「川豊」が門前に臨時店を出していると書いてあったので、せっかくなのでそちらに行ってみる。
屋台みたいになっているところで券を買い、品物もそこで受け取る。通常のうな重が2,900円で、肝吸いが200円。まあ、これにしましょう。(写真は撮ったつもりだったのだけれどうまく撮れておらず)
 ああ、やはりおいしいね。ご飯へのタレの浸み方が少し足りなく感じてついているタレをかける。匂いだけでご飯を食べられるという落語があるけれど、少なくともタレだけでおいしくご飯がいただけるのは確か。



(本堂前に山車が来る)

 再び新勝寺の境内に入ると、山車が止まっている。
 なるほど、先ほど参道を駆け上がっていった山車はぐるりと回って本堂前に集まるようになっているのか。
 本堂から眺めると全体の動きがよくわかる。





(奥の院と平和大塔)

 奥の院御開帳と書いてあるのでせっかくなのでそちらに向かう。
 奥の院は大日如来や愛染明王を祀る光明堂の裏手にあって、洞窟みたいな雰囲気になっている場所。いつもはその入り口から眺めるだけだけれど祇園祭の時には中には入れるということらしい。
 中はかなり天井が低く、頭を少し下げないとぶつかってしまう。
 奥には大日如来がおられます。

 

 せっかくなのでさらに進んで平和大塔に行く。御朱印をいただく。こちらも直書きで300円。前にもこちらで御朱印をいただこうとしたのだけれどその時はえらく行列ができていたので断念したのでした。

 先ほどは光明堂の裏手にある奥の院に入ったのだけれど、帰りには光明堂に入ってみる。数人ずつ入って座ると、僧侶が何やら祈祷の文言を言って肩を叩いてくださる。御本尊の大日如来や、その脇の愛染明王にお参り。
 光明堂の近くで見かけた灯籠(と呼ぶのだろうか?)に「倉木麻衣」と書いてあるのがあったのだが、あの倉木麻衣さんだろうか?
 検索してみると、倉木麻衣さんは新勝寺で節分の豆まきをしているようで、ゆかりがあるようなので、本人のかもしれない。
https://friday.kodansha.co.jp/article/31937/photo/9cc30dd9

(再び本堂前)

 本堂前に戻ったら、山車がまだやってくる。前進と後進を繰り返して定位置に納まるとみんなが拍手。こんなに暑い中、本当におつかれさまでした。
 

 
 
 夜の部もあるらしいのだけれど、私はここで退散することにしてJR成田駅へ。
 
 今日はうなりくんは見かけなかったけれど、来ていないのだろうか?


 
 面白かったのでした。

 

 

【今日の天気】晴れときどき曇り 

【今日の一日】7:30起床 23:50就寝

【今日の体調】体重 75.1㎏ 朝の血圧 126-80 夜の血圧 127-84 

 

【朝ごはん】パンとハム

【昼ごはん】うな重 3,100円

【夕ごはん】・鰈の煮付け ・よだれ白菜 ・茹でアスパラガス ・もやしのナムル ・鱧の吸い物

 

 

【今日見たテレビ】

・どうする家康

 いきなりのど直球には驚いた。

 本能寺の変の動機は、怨恨説野望説非道阻止説(麒麟がくるはこれ)四国問題説などがあり、黒幕説では、足利義昭、朝廷、秀吉、イエズス会とか。家康黒幕説もあるにはあるが家康が危険な目に遭うこととつじつまが合わない。このドラマでは服部半蔵の工作で伊賀は安全という説明か。

 でも本当の原因は単なる光秀の乱心と思う。ふとそうなることはあるでしょう。人間だもの。