【鹿児島出張】

 今日は鹿児島に出張。

 8:05羽田発のJAL便に乗ろうと、7時半過ぎに羽田に着いたのだけど、やや遅かった。保安検査の列がすごい列。8時の便に乗る人はその列をショートカットするよう案内をしている。少し経ったら、8時5分発の便の人への声掛けがあったのですぐに検査を受ける。

 

 朝ごはんを食べていなかったのだけれど、売店でまい泉のカツサンドを買って、急いでほおばり、急いで搭乗。次からはもっと早めに来ないといけない。

 

 8:05羽田発のJAL643便
 窓際の席なのだけれど、ちょうど翼のところにあって、外の景色はあまりよく見えない。それはちょっと残念。
 荷物検査のやり直しが必要になったというアナウンスがあり、出発は1時間近く遅れた。時間的余裕をもって便を選んでいたので良かったけれど、そうでない人は困ったかも。
 やはり、離陸の時はわくわくする。空中に舞い上がった瞬間は、ヤッホー!したくなる。しないけど。
 機内でのWi-Fiのつなぎ方がよくわからない。結局はできなかった。この手の説明書きは誰にでもわかるように書いてほしい。
 左手前方に、お釈迦様が横たわったように見える山々が見えてきたので、これって、阿蘇?と思ったら、まもなく桜島が見えてきたので、たぶん違った。
 
 着きました。
 空港から鹿児島市内へのシャトルバスに乗る。沿道にはいかにも南国風のしゅろとかが植わっている。このバスは、空港から鹿児島中央駅、天文館、そして終点の港に行くというもの。鹿児島中央駅は斜めの屋根があったり、観覧車があるので、なんだか大阪の梅田に似ている気がする。
 天文館でバスを降りて、用事のある方に行き、まだ時間の余裕があるので和風喫茶に入ってアジフライの日替わり定食を食べる。
 用事を済ませて、時間が少し空いた。「ホテル・レクストン鹿児島」にチェックインし、フロントで観光案内地図をもらって街を少し歩いてみることにする。気温は30度くらいらしい。暑い。もちろん、上着はホテルに置いてきた。
 
 さっそく遭遇。ここは明日来よう。
 天文館の中心にある鹿児島市の観光案内所でマンホールカードをいただく。「マグマシティ」と書いてあるなかなか斬新な、今風のデザインのもの。でも、肝心のそのデザインのカードがちょっと見当たらない。
 地図を見ると、照國神社がそんなに遠くないらしい。
 照國神社と言えば、熊手で有名。なぜかは分からないけれど、かつての人気アニメ「妖怪ウォッチ」のオープニングが、照國神社の熊手という曲だったのです。
 
 
 
 鹿児島にはなかなか来る機会がない。30年前に転勤で熊本にいたのだけれど、そのときに何度か来て以来、一度も来ていない。こういう機会でないと照國神社の熊手の実物を見ることは一生できないかもしれない、と思い、とにかくそちらに向かうことにする。
 天文館の中に照国通りがあり、それに沿って進んでいくと神社の正面に出るらしい。

 商店街のシャッターのあちこちになぜかオードリー・ヘップバーンが描かれている。(「ヘップバーン」と「ヘボン式ローマ字」の「ヘボン」が同じHepburnと知った時には衝撃を受けたものでした。)
 大きな白い鳥居が車道にあり、これは車道なので歩行者はくぐれないが、その先に拝殿がある。御祭神は幕末の開明的な藩主の島津斉彬。幕末を描く大河ドラマには必ず登場。「篤姫」では加山雄三、「青天を衝け」では新納慎也(鎌倉殿の全成)が演じていました。
 せっかくなので社務所で御朱印をいただく。直書きで500円
 問題の熊手は社務所に見当たらなかった。ひょっとしたら、正月などの期間限定で配布しているのかもしれない。
 あれだけ子供たちに人気の番組で派手に取り上げていたのでその関連グッズでも売っているかと思ったのだが、まったくそんな雰囲気は感じられなかった。どうして「照國神社の熊手」だったのだろう?
 この近くには明治維新で活躍した薩摩関係者の銅像がいろいろあるらしい。もちろん、照國神社の御祭神である島津斉彬の像は神社のすぐわきにあるし、さらに歩くと島津久光(斉彬の弟で忠義の父。斉彬の次には忠義が藩主になったのでその後見人(=国父)として薩摩藩を率いる。)、島津忠義(久光の息子で最期の薩摩藩主)の像があります。
 少し歩くと、せごどんの像がある。上野のせごどんはだいぶ砕けた感じだけれど、こちらは軍服を着てしゃきっとしている。植え込みの中にあるのですぐそばまでは行けない。
 少し歩くと、小松帯刀の像がある。「篤姫」では瑛大が演じていて、篤姫の幼なじみで、篤姫に恋心を描く役どころだった。早く死んでしまったけれど、この人がもっと長生きをしていれば、おそらく薩摩藩の代表格になっていたはずで、西郷・大久保の決裂さらには西南戦争は避けられのかもしれない。
 この近くに浄土真宗の大きなお寺があって、やや意外に思った。というのは、明治維新後に鹿児島県内では仏教は徹底的な弾圧を受けて壊滅したという本を読んだことがあり、今もほとんどお寺はないものと思い込んでいたのです。(ほかの地域ではお寺で行う葬式も、鹿児島県内では神式で行うということ。)なので、大きなお寺がちゃんと存在していて、驚いたのでした。
 天文館に戻って繁華街を歩いていたら、「蒸気屋」(かるかんやかすとどんで有名な和菓子のお店)の大きなお店「菓々子横丁」があり、中に入ったら、2階にカフェがあって、「かすたどんパフェ」が食べられるらしい。思い切って入ってみた。600円
 実はかすたどん(薄い黄色の)は初めて食べた。仙台の「萩の月」の甘さをかなり抑えた感じではないか。抹茶とほうじ茶のアイス、ふわっとしたクリーム、その下にあんこ、さらに下には白玉が隠れている。600円でこれはかなりお得という感じがする。
 夜は懇親会があり、しゃぶしゃぶを食べる。
 
 その後、ホテルを抜け出してラーメンへ。やはり鹿児島に来たからには鹿児島ラーメンを食べないと。
 ホテルのすぐそばの「鹿児島ラーメン豚とろ」の 豚とろラーメン (並)860円 
 濃厚だけど臭くなく旨味たっぷりな豚骨スープと、九州にしては割合太めでもっちりした麺。そして、店名になっているトロトロの豚とろすごい。本当にトロトロで、噛む必要がない。これは絶品!唐辛子も良いアクセント。これはお勧めできる。
 
【今日の天気】晴れ 鹿児島は30度。暑い。
【今日の一日】4:00 23:00就寝 

【今日の体調】朝の血圧 131-91

【今日の歩数】17,551歩 12.3㎞

【今日の昼ごはん】アジフライ 鹿児島・天文館「扇屋」日替わり定食(アジフライ)

【今日の夕ごはん】しゃぶしゃぶ

【今日のおやつ】かすたどんパフェ

【今日の夜食】鹿児島ラーメン