【桜の佐倉のチューリップフェスタ】

 千葉県佐倉市の「チューリップフェスタ」を見に行った。

 

京成佐倉駅→(シャトルバス 220円)→ふるさと広場(チューリップフェスタ会場)→(チューリップを見たり、風車を見たり、印旛沼のほとりをたらたら歩いたり。昼は山菜おこわ。300円)→(帰りは歩きで市内へ移動)→カフェシュクル(ワッフル食べる。)→佐倉城跡(桜はかなり散ってた。)→麻賀多神社→佐倉市立美術館(マンホールカードもらう。)→京成佐倉駅

 

第34回 佐倉チューリップフェスタ | 千葉県佐倉市公式ウェブサイト (sakura.lg.jp)

 

(駅名変更?)

 チューリップフェスタの会場は佐倉ふるさと広場で、地図を見ると京成の佐倉駅と臼井駅のちょうど真ん中あたりにあるらしい。まあ、佐倉駅に行けば間違いはないでしょう。

 佐倉駅で降りて驚いた。駅名が変わっているではないですか。

 これは、「桜に染まるまち佐倉」キャンペーンでやっていること。駅名が本当に変わったのではないらしい。せっかくだから変えちゃったら?と部外者だから好き勝手に思ってしまうけれど。

 

(シャトルバス)

 駅の北口に降りてみると、そこにふるさと広場へのシャトルバス乗り場がある。歩いていくつもりだったのだけれど、「バスで15分」と書いてあるのを見て、ちょっと萎える。バスで15分だと、歩くと何時間だろう?

 係の人が「次のバスはすぐ来ます!」と言っていることもあり、方針を変えてバスに乗ることにする。料金は220円

 

 実際、15分程度で終点に着く。

 ここから湖の向こうに風車が見える。結構離れている。竜神橋を渡って会場に到着。

 

(チューリップ)

 風車のまわりにはさまざまな色のチューリップが所狭しと並んでいる。本当にいろいろな色があり、結構ユニークな形のものもある。

 

 

 

(風車)

 風車の前にはストリートオルガンが置かれていて、軽快な曲が鳴っている。この曲調と風車のぐるぐる回転が相まって何とも言えない良い風情。

 

 風車の建物の中に入れるらしいので、入ってみる。結構狭い。内側から外を見ると風車がすごい勢いで回っていることがよくわかり、これは面白い。

 オランダとこの佐倉にはいろいろな縁があるとのことで、その説明が展示されている。

 

(湖畔を歩く)

 屋台がいくつか出ていて、300円のおこわがあったのでそれを買い、印旛沼に面した斜面に座っていただく。

 

 花吹雪 一人でながめ おこわ食う

 

 

 今日は観光船も出ている。それに乗るのも一興だけれど、料金千円はちょっと厳しい。

 せっかくなので、印旛沼沿いの遊歩道を歩くことにしましょう。桜もまだ少し残っているし。

 

 湖畔(沼だから沼畔?)にはあしが生い茂っている。

 水道局の取水場や国営印旛沼開発事業の用排水ポンプ場があり、さらに先にはJFEの取水施設がある。

 湖には小舟が浮かんでいる。

 

 春の海 何を釣るのか 舟一艘

 

 ここから戻っていく。この辺りは圃場整備が進んでいて、大きな田んぼが多い。その大きな田んぼの向こうに水車とチューリップが見えてきた。京成電車もそのすぐ脇を走っていく。

 いやあ、やはり気持ちが良いものですねえ。

 

 帰りはバスではなく徒歩にしよう。鹿島川に沿って歩けば市内に戻れるらしい。

 

(鹿島川)

 鹿島川ではカヌーの練習をしている。これも良いですねえ。

 土手にはたくさんの菜の花が咲いている。

 

 菜の花の 臭い鼻つく 土手の道

 

 歴博(国立歴史民俗博物館)の建物も見えてきた。

 

(ワッフル)

 京成線の鉄橋を過ぎて鹿島橋で左折して川を渡るとそこは城跡近く。

 前に歴博に来た時にこの近くのカフェでランチを食べたのを思い出した。その店は本当はワッフルが人気だったはず。せっかくここまで来たのだから、寄ってみよう。幸い、特に行列もできていない。

 

 実にいろいろな種類のトッピングがあって感心するのだけれど、今日はプレーンにしよう。

 外側はカリッとしていて、それにメープルシロップがよくあう。

 また歴博に来る機会があったら、今度は何か上に乗せよう。

 

(佐倉の桜)

 歴博への坂道を上る。ここには大分の臼杵石仏の模造もある。それは良いのだが、鳥の糞で臭い。この季節でこれだけ臭いのだから、夏には大変なことになっているのではないだろうか。

 

 坂を上りきると歴博があり、そこから右に曲がっていくと城跡公園に出る。

 ふらふら歩いていると本丸跡に出た。

 ああ。

 

 もう、言葉も出ないですね。

 この辺の桜もほぼ終わりになっている。まだ咲いているうちに来れてよかった。

 

 本丸跡をぐるりと回ってから今度は大手門の方に向かう。

 

 あちこちに「桜」ののぼりがたっている。「桜で染まるまち佐倉」のキャンペーンですね。この「桜」の文字は高校生が書いたものとのこと。

 

(麻賀多神社)

 大手門からの道をまっすぐ歩いていると、麻賀多神社がある。

 あれ?ポストが?

 なんと、桜色になっていて、そこに猫がいて、花びらが散っている。良いですねえ、これ。キャンペーン期間が終わってもこのままでいいのではないかしら。

 

 神社にお参りする。鯉のぼりが出ている。もう、そういう季節なんですね。