「ミモザの花~子どもの不登校を考える会」

5月のお話会は、参加者3名、スタッフ2名で

またまたのんびりとしたおしゃべり会でした。

 

 

最近は、参加者が少ないことが続いていて、

そろそろお話会の

役目を終える時期なのかと思うこともあります。

 

民間サービスも充実してきて相談先も増え、

それはそれでよいことだと感じます。

 

そして、個人的には、最終的に私たちのような

存在がいなくて済む世の中になってほしいと思っています。

 

ただ、未だに

「誰にも相談できなかった」

といって参加される方がいます。

 

話を聞くと、

 

不登校なんてうちの子だけなんじゃないか、

不登校の原因がわからない、昼夜逆転している、

ゲームやYouTubeばかりしている、

お風呂に入らない、外に出られない、

嫌なことから逃げているのではないか……

 

などなど、いわゆる「不登校あるある」に

悩んでいることが多いのです。

 

多くの人が経験することであり、

また、

実は、それほど心配する必要はないことばかりなのですが、

 

周囲に不登校のことがわかる人がいないために

深く悩んでしまうのです。

 

ネットで情報を集めても

それが本当に正しいのかわからないものです。

 

実際に、不登校を経験した人や

その保護者の話を直接聞くことで、

気持ちの整理がついてくることもあるでしょう。

 

そうやって一人で悩んでいる人に

「心配しすぎることはない」とお伝えしたいのですが

それがなかなか届かないことにもどかしさを感じます。

 

世の中の「不登校になるのは悪いこと」

というものの見方がなくならない限り、

苦しみ続ける人が後を絶たない気がして残念です。

 

子どもの成長スピードは、一人一人違うこと、

今、学校に行かなくても、

子どものペースで動き出す時期が来ることを

1人で悩んでいる方に知ってほしいと感じました。