ミモザの花では、不登校の小・中・高校生のための居場所

「ミモザルーム」を始めました。

 

不登校に悩む親子のために、

現在4名の不登校経験者が協力してくれています。

 

大学生が3人、専門学校生が1人、

受験が終わったら協力したいと言ってくれている子が

もう1人という感じです。

 

こういう場に不登校の子どもが来るのはハードルが高く、

私たちも、しばらくは誰も来ないだろうと考えています。

 

まずは、どのような雰囲気にしたらよいか

協力してくれるみんなとおしゃべりをしながら

待っている、という状況です。

 

「待ち構えられていると、絶対行きたくない」

「親の『行かせよう』という戦略が見えて気持ちが萎える」

「とにかく、注目されたくない」

などなど、不登校を経験したからこその感じ方を

いろいろ教えてもらっていて、おもしろいです。

 

その中でなるほどなー、と思ったのが、

「親と一緒なら、なんとか行けると思う」

という意見でした。

 

親と一緒なら、自分は注目されない。

親が自分の盾になってくれる。

親同士が話している内容を聞いて、実は参考にしている。

聞いていないようで、実はめちゃめちゃ聞いてる。

……。

 

あー、そうなんだ、やはり窓口は「親」なんだ、

と、改めて思いました。

 

それから

「自分の親が『うちの子はぜんぜんダメで』とか言っても、

他の親が『そんなことない、ちゃんとしてるじゃない』

とか言ってくれて、ちょっと嬉しかった」

と言っている子もいました。

 

そんなところで、自己肯定感が高まるんだなー 笑。

 

それから、私は個人的に

親世代がいると邪魔なんじゃないかと思っていたのですが、

意外と、おじさん、おばさんの方が話しやすい、

という意見もありました。

 

「おばさんの話しやすさ、ハンパない」と言われて爆笑爆  笑

 

かえって、同級生くらいの方が緊張するそうです。

なんとなくわかる気がする。

私自身も、同級生としゃべるの苦手だったのを

思い出しました。。。

 

不登校の中には、異年齢の人との方が話しやすい、

という子がよくいます。

やはり、同年齢だけを集めた「学校」は

無理のある場所なんだな、と感じます。

 

若い人たちの感覚を教えてもらいながら、

少しずつ、不登校の子どもたちの役に立てれば、と

思いながら、しばらく続けてみようと思います。

 

ちなみに、次回のミモザルームは6月1日(土)

※詳細は下記webサイトへ