「ミモザの花~子どもの不登校を考える会」

11月のお話会は、

通信制高校サポート校「ゼロ高等学院」

代表の内藤 賢司さんをお迎えして開催しました。

 

ゼロ高等学院

 

ゼロ高等学院は、「自分のやりたいこと」を見つけることを

教育目標に掲げたオンラインの学校です。

 

主宰は実業家の堀江貴文さん。

単に「勉強ができること」を目的にするのではなく

「生きていく力」を育てることに重きを置いているそうです。

 

お話会当日は、部屋に入ってきた参加者に

「好きなこと」「趣味」「楽しいこと」

を、ホワイトボードに書いてもらう、

というところからスタートしました。

 

保護者のみなさん、ややとまどいながらも

自分の好きなことや趣味などを書いていき、

「あー、そんなことが好きなんだー」と、

会話のきっかけになったりして

なかなかよい雰囲気で始まりました。

 

いつも、学校説明会に参加するお子さんに対しても

こういうことを聞いていくそうです。

好きなことから入っいけば

子どもの気持ちもほぐれやすいだろうなあ、と思います。

なるほど、と納得の入り方。

 

今回、内藤さんをお迎えするにあたり、

一度、打ち合わせでお会いさせていただいたのですが

正直、そのときは、「意識高い系」の子じゃないと

難しい学校なのかなー、と感じました。

 

ただ、お話を聞いていると、

始めは戸惑ってる子どもがほとんどで

元気のない子も多いとのことでした。

 

おそらく、3年間通して、自分のやりたいことや目標を見つけ、

社会へ出ていく力を身につけるのだろうな、と思います。

 

1年目は、好きなことを100個考え

2年目は、社会の「仕事」を知り

3年目は、トライ&エラーで行動してみる

というイメージで、完全に個別で指導をしてくれるそうです。

 

日本の学歴社会の弊害や

大人が子どもの成長を阻害してしまうことなど、

本当に、納得のお話ばかりでした。

 

どの高校に行く、とか、どの大学に行く、

といった、目先のことだけではなく

子どもが社会に出ていくことを見据えて、

高校時代に何をしたらよいのか、ということを

考えさせられました。