「ミモザの花」10月のお話会を行いました。
参加者は8名、初参加の方は4名でした。

今回も、学校によってさまざまに対応が違う
というお話がとても気になりました。

公立の学校は、基本的に校長先生の裁量が大きく
校長先生が変わると
学校の対応がガラッと変わるという傾向は強いです。

以前、区の不登校担当課長に
校長先生の中にも不登校に理解のある人とない人がいて
完全に二極化している、
という話を聞いたことがありました。

これだけ不登校の子どもが増えている中で
教育者として不登校を理解しようとしない方が不思議です。
勉強する気がないのでしょうか。。。

また、先生によっても対応が大きく異なります。
保護者のみなさんのお話を聞いていると
信じられないようなひどい対応をする先生がいて
本当に心が痛みます。

いつも感じるのですが、教育において
学校や人によって対応が異なるというのは
あってはならないことだと思うのです。

例えば、ある学校では別室登校ができるのに
別の学校では別室登校はできません、と言われるケースがあります。

教室には入れなくでも、学校に行くことはできるという子にとって
別室登校がOKなのとNGなのとでは
その後の生活に大きな差が生じてしまうと思うのです。

学校の対応一つ、先生の対応一つで
子どもの人生が大きく変わることもあります。

また、学校や先生から言われたことには
素直に従わなければならないと思ってしまう人も多く、
そのせいで苦しむ人が後を絶ちません。

客観的に聞いていると「学校のがおかしいでしょ」ということに
必死に合わそうとして疲弊している保護者や子どもがいることに
苦しさを感じます。

まだまだ「人」に依存しがちな教育現場。
いい学校やいい先生もいるのだから
ぜひ「いい方」に、全体を合わせていただきたたいと願います。