勤めている通信制高校サポート校には

本当に、いろいろな生徒がいます。

 

通信制高校は、

レポート提出・スクーリング出席・試験

の3つが必須なのですが

それをクリアできない生徒も少なからずいるのが現状です。

 

その中には、家庭環境が不安定なせいで

学習どころではない、というケースもあります。

 

先日は、深刻なケースがあり

生徒の居住地の児童相談所へ

その子の保護のお願いの電話をかけました。

 

でも、18歳以上の高校生は

児童相談所では受け入れてもらえないのですね。

 

17歳までに相談をして、そのまま18歳になる、

というケースはいいそうなのですが

相談した時点で18歳の子どもはダメ、ということでした。

 

同じ高校3年生で、この差はどうなんだろう、と思います。

17歳でも18歳でも、子どもにできることは限られていると思うので

 

できれば、高校卒業まで

児童相談所で受け入れてもらえるといいのでは……

と、思ってしまいました。。。

 

このケースでは、児童相談所から

「子ども家庭支援センター」に電話してください、と言われて

そちらに電話をかけなおし、

そこからさらに、関係機関につないでいただくことになりました。

 

社会的信用や経済的基盤のない高校生に

「自己責任」という言葉はあまりに過酷です。

 

社会全体で、もっともっと

「子ども」「教育」にお金をかける必要性を

強く感じた出来事でした。