2021.7.11.ミモザの花~子どもの不登校を考える会

月に1回のお話会を開催しました。

 

今回は、初めて参加される方が多く

最初はやや硬い雰囲気…‥(^^;)

 

でも、それぞれに悩みを抱えていらっしゃるので

徐々にお話は盛り上がっていきました。

 

今回大きな話題となったのは 「お父さん問題」 でした。

 

これはけっこう根深いテーマですアセアセ

 

サラリーマンのお父さんは

だいたいが競争社会の中でもまれてきていて

子どもが学校へ行けないことが

「情けない」「弱い」「なんで普通のことができないんだ」……と、

思いがちなんですね。

 

つまり、子どもが悪いと思っているのです。

 

ここに、学歴至上主義が入ると

(っていうかほとんどみんな入るんですけど^^;)

「勉強が遅れる」「今からこんなんじゃ社会でやっていけない」

「ダメ人間になってしまう」……

という、思考回路をたどってしまいます。

 

いや、この気持ちはわかります。

学校へ行かないのは「悪!」という考えは

「学校教育」の中で日本人全員に刷り込まれてしまっているからです。。。

 

今は、学校へ行かなくても勉強する手段はいろいろあるし

「教育機会確保法」という法律もできて

学校に行かなくても教育の機会があることが認められている。

 

でも、ほとんどの日本人はそれを知らないし、

教員ですら、それを知りません。

 

学校の環境に合わない子がいたら

子どもを学校に合わせるのではなく

子どもに合った環境を大人が用意しなければいけないと思います。

 

義務教育の義務は

「大人が子どもに教育を受けさせる義務」です。

今の日本の教育が、それを忘れているから

不登校に苦しむ子どもたちがいなくならないのです。

 

お話会の最後の方に

「私、子育てがひと段落したら離婚しようと思ってるんです」

というお母さんの一言に

 

その場にいたお母さんたち全員が

「私もです!」と、声をそろえていて

私、本当にびっくりしてしまいました。。。

 

日本の教育が間違っていることと、

お母さんや子どもたちが抱えている不満にお父さんたちが早く気付かないと

たくさんの家庭が崩壊してしまうんじゃないかと、本当に心配です……。