1月、2月と対面で行うことができなかった

「ミモザの花~子どもの不登校を考える会」のお話会、

久々の対面開催ができました。

 

今回はお父さんの参加が3名もあり、

 

加えて、フリーで不登校の子の家庭教師をしているという

男子大学生が参加してくれました。

 

全体のフリートークでは、

学校の対応への不信感(相変わらずです^^;)

昼夜逆転、ゲームばかりしている、

子どもとコミュニケーションがとれない、

お薬について……などが話題に上りました。

 

私立の学校では、不登校を理由に進級させてもらえなかったとか

暗に退学を迫っているような対応をされたりとか

なかなかひどい話がありましたムカムカ

 

何のための学校なのか、誰のための教育なのか

少し考えたら、そんな対応ができるはずないのに。。。

 

学校側の意識、絶対に間違っているなー、

絶対に正さなければいけないなー、

と、改めて思いました。

 

それから、家庭教師をしている大学生の方からは、

「今まで担当した子たちとはすぐ勉強に入れたけど

ゲーム依存で昼夜逆転していて、

どうしてもコミュニケーションがとれない子がいる」

というお話がありました。

 

これに対しては、

「今は警戒心が猛烈に強い状態で、家庭教師の先生のことを

『両親が差し向けた敵』 だと思ってるんです。

まず、味方だってことをわからせてあげてください」

ってお話しました。

 

そして

「今まで担当した子たちが優秀すぎただけで、

そういう子の方が普通だと思います」

って言っちゃいました^^;

 

家に帰ってから、

「ちょっと、えらそーに言い過ぎちゃったかな……」と、反省してたら

 

次男に

「いやー、僕もそう言うと思う。

だって、うちの兄ちゃんそうだったじゃん」

って言ってたてへぺろ

 

 

後半は、お母さんチームとお父さんとチームに分かれて懇談。

私は、お父さんの方に入らせてもらいました。

 

こういうところにいらっしゃるお父さんは、

本当にいろいろ調べたりいろいろ考えたりしています。

 

でも、子どもを直接ケアするのはやっぱり母親で、

自分は何をしたらいいんだ、

という悩みを抱えてるいらっしゃるんですね。

 

子どものために何かをしたい。

でも、子どもは基本、母親にしか心を開かない。。。

みなさん、とてももどかしい思いと悩みを抱えていました。

 

あるお父さんがおっしゃった

 

「たくさん不登校についての本を読んだけど、

すべてお母さんに向けて書いてあるんです。

父親は何をしたらいいのか、どこにも書いてないんですよ」

 

という言葉が、とても印象的でした。

 

「自分が厳しく接したせいで不登校になってしまったのではないか」

「自分が学校に話にいったのが嫌で、ふさぎ込んでしまったのではないか」

「何かしてやりたいけど自分の立場では何もできない」

……

お父さんたちは、そんな葛藤の中にいました。

 

以前、フリースクールの先生に

「お父さん会をしたいので、保護者の方に声をかけてほしい」

とお願いしたとき、先生からこんな返事がきたことを思い出しました。

下矢印下矢印下矢印

「ほとんどのお母さんから

『今、子どもが落ち着いてるから父親には入ってきてほしくない』

そういう会はやらないでほしい』

と言われました。お父さん会、無理ですねアセアセ

と……。

 

その気持ち、わからなくもないけど、なんか冷たいなーと思った^^;

お母さんもお父さんを拒絶してるんだな、と。。。

 

でも、もしかしたら、お父さんも

 

・どのように子どもに接したらいいのか

・自分は何をしたらいいのか

・子どもだけでなく、妻のためにも何かしたい

 

そんな感じで思っているのかも。。。

そうじゃないお父さんもいるかもしれないけど

そう思って、ただただどうしたらいいのかわからない人も

いるのかもしれません。

 

不登校の苦しみから脱するのは、子ども本人だけじゃなくて

お父さんもお母さんも含めて

コミュニケーションをとることは、大事なのかな、と思いました。