テレビを見ていたら

学校が始まったけど、コロナ感染がこわいので

お子さんを学校に行かせていない、という方が

インタビューされていました。

 

お子さんは小学2年生で、まだまだ体力のない年齢。

学校でクラスターが発生している今、

この学齢の子を行かせたくないと思うのは当然だと思いました。

 

ところが、学校ではこれを欠席扱いとして

通知表はつけてもらえずオール斜線になっていたそうです。

 

我々不登校の親でも(笑)、あの斜線の通知表は、

なかなかのインパクト。。。

普通に通える子の親御さんにとっては

かなりの衝撃だったと思います。

 

確か、文部科学省では、コロナ不安で学校に行きたくない、

あるいは、行かせたくない場合は、

家庭学習で出席と認める、というような文言が

あったのでは……???と思って調べてみました。

 

新型コロナウイルス感染症に対応した

       持続的な学校運営のためのガイドライン

https://www.mext.go.jp/a_menu/coronavirus/mext_00049.html

 

「校長が判断する場合には,指導要録上「出席停止・忌引等の日数」として記録し,欠席とはしないなどの柔軟な取扱いも可能である」

とされています。

 

「コロナが理由で休んでも出席になる」ではなく

「校長判断で出席にしてもいいよ」という書き方なんですね。

 

それにしても、家庭では学習しているというし

普段の様子がわからないからという理由で

テストも受けさせてもらえなかったというのはあまりにひどい(><)

 

これって、不登校にもつながる考え方ですね……。

 

不測の事態に対応するアイディアがなく、

理由もないのに旧来のルールを単に当てはめるだけという

非常にわかりやすい悪例……。

 

ルールに対する硬直した思考を当たり前としていると、

日本は本当にダメになります。

将来を担う、子どもたちを大切に考えたら

こんな対応はできないはずなのに。。。

 

何が一番大切かを自分の頭で考えて、判断するのは

大人の役割です。

考えて対処することを放棄している大人が多すぎる。

 

とにかく、教育に対する考え方を変えていかないと

不登校も若い人の自殺も、減らないと思います。。。