この冬に、受験を控えた
中学3年生の保護者を対象に、
不登校児の高校受験に関する情報交換会を行いました。
まず、私から以下の情報についてご説明しました。
●都立高校の入試日程や出願の手順
●都立高校が不合格だったときの他の選択
・都立エンカレッジスクールの二次募集
・都立通信制高校の出願
・私立通信制高校
・通信制高校+サポート校orフリースクール
・高校卒業認定試験
●受験までに準備しておくこと
●子どもが「高校は行かない」と言ったときの対処
●外部の「不登校児向け 学校説明会」の情報
…など。
そのあと、主催メンバー(経験者)から
以下のお話をさせていただきました。
●チャレンジスクールについて
●通信制高校について
(転校のケースも含めて)
●高校卒業認定試験の受け方について
それから、経験者のお子さんが
ブログに書いた文章も紹介してくれました。
↓↓↓
https://ameblo.jp/mimozanokai/entry-12409737402.html
社会的には「ブランク」があるとされる青年の、
ご自身の就職活動について、
また、就職活動を通して感じたことなどが
書かれています。
今、不登校のお子さんに
元気を与えてくれる内容です^^
それから、今回も、
フリースクールフェルマータ代表の
大橋先生に、おいでいただきました。
http://fermata5304.sakura.ne.jp/wp1/
また、
学習塾「すたでぃあ」の川下先生
https://www.stadia-education.com/
無料塾「中野よもぎ塾」の藤田先生
https://nakanoyomogi.amebaownd.com/
にも、ご参加いただきました。
自治体関係からは、
区議会議員の曽根文子さん
学校支援課の方、
特別支援教育課の方にご参加いただきました。
特に、特別支援教育課からは、
課長さんが来てくださり
保護者の生の声を聞いてもらえたのが
大きな収穫だったと思います^^
実は、イベントの直前に
主催メンバーから
「課長さん、イベントに来てくれるのかな」
という声が上がり
曽根議員に確認したところ
「なんとか時間を作ります」と
いう、返事が来たとのこと…。
つっついてもらえなければ
来てくれなかったかも^^;
お忙しいから、仕方ないとは思いますが
やっぱり、現場の声を直接聞いてもらわないと
私たちがどんなことに困っているのか
感じてもらえないと思うのです。
行政の上の方にいる人たちは
現場を直接見ることはあまりなくて
下から上がってくる報告で
物事を判断する傾向にあるようです。
それでは、本当のところは伝わらない。
肌でみんなが困っていることを
感じてほしいのです。
私たちには、直接行政を変えることはできません。
だから、行政に携わる方に
感じてもらって、変えてもらうしか
手段がないと思うのです。。。
第2部は、少人数に分かれて懇談会。
不登校経験の長い私にとっては
当たり前のような情報でも
「エンカレッジスクールって何ですか?」
「通信制高校は家で一人きりで勉強するんですよね?」
「選択肢はいくつかあるということですか?」
などなどの質問もあり、
やっぱり、毎年、情報交換会を
行う必要があるんだなあ、と痛感しました。
今回も、
「いろいろな方法があると知って安心した」
「同じ悩みを抱える人と会えてよかった」
といった、感想をいただくことができました。
さあ、秋は学校見学のシーズンです。
忘れちゃいけないけど、
我が家のまさポンも受験生^^;
(ときどき忘れてしまう……)
お子さんが無理そうだったら
保護者の方だけでも
学校説明会に参加しましょうね。
そして、○○がだめだったら、これ
これがだめだったら次は……と、いうように、
二重、三重に、学校を探しておくと安心です。