「ミモザの花~子どもの不登校を考える会」では、
今度、自治体に要望を出すことになりました。

メンバーの中に、自治体の議員さんと
知り合いの人がいて、
その議員さんが協力してくれることになりました。

議員さんは、
私たちからさまざまなケースがあることを聞き取り
自治体の本会議で一般質問をしてくれました。

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http://suginami.gijiroku.com/voices/g07_Video_View.asp?SrchID=5035


私は、行政が頼りにならないことに失望して
「自分たちでなんとかするしかないなー」と思い
この「ミモザの花」という不登校支援団体を立ち上げました。

だから、行政には何の期待もしていなくて
要望を出すことなど考えていなかったのですが

議員さんから
「少数派だからこそ、声をあげないといけない」
と、言われて、動く気になりました。


議会での担当者の答弁を見ていると
ああー、不登校のことを知らないんだな、
ということがよくわかりました。

行政は、悪意をもって
見当はずれの対応をしているのではなく

不登校の実態を把握できていない、
その実際を理解していないんだ
ということがわかったのです。

行政では、不登校に対して対策をしていると
考えているのですが
親からすると、なんとも使いづらく
ちぐはぐな対応なんですね。

そこをわかってもらうには
やっぱり当事者の話を直接聞いてもらうのが
一番なんだ、ということです。

議員さんのおかげで、
他の自治体では不登校児の親に
有用な施策をしているところがあることも
知りました。


わが子も含めて、不登校の子たちは
本当に、さまざまな才能を持っています。

「学校へ行けない」というだけで
その力が埋もれてしまうのは
本当にもったいない(><)

行政の動きは遅いので
自分の子どもには間に合わないのでしょうが

世の中に、不登校への理解が深まり、
不登校の子どもたちが
不利益を受けることなく
過ごせるようになれば……と思います。