過去の事を理由にするのも不登校あるある
1.ゴールデンウイーク開けから不登校に
2.春休みはゆっくりして4月からガンバる?
→「不登校の間違った5つの対応」あなたの対応は間違っていませんか?
3.頭痛や吐き気を訴え学校を休むように
4.宿題や遅刻を免除する対応は・・・
→「不登校の間違った7つの思い込み」その考えは間違っているんですよ!
5.オンライン授業を始めるの・・・
→別室や適応指導教室、フリースクールに行かなくなる理由!
6.「大丈夫なの」「後で困るよ」はNGワード
7.本当に行きたい学校はココじゃなかった?
8.自分のペースで勉強したい?
→不登校から成功している事例は珍しいからニュースになる!
9.高校や専門学校を卒業した後も大丈夫?
→「やる気になれば何でもできる!」「勉強はいつ始めても遅くない!」はウソ!
→声優になるために「テレビの音を消してアフレコ練習」を繰り返した!
10.そろそろ、対応を変えませんか?
1.ゴールデンウイーク開けから不登校に
先日、兵庫県にお住まいのお母さんから、息子さんの不登校相談をいただきました。
私立の中学校に通う中学1年生の息子さんの相談です。
「息子は小学校6年生の1学期に不登校になってしまいました。」
「不登校になった後、進路をどうしたいのかを聞くと・・・。」
『公立(近所)の中学校には行きたくない!』
『誰も知らない学校に行きたい!』
『中学校からは、ちゃんと学校に行く!』
「私たちは通学が可能な私立学校を調べ2つに絞りました。」
「どちらも、住んでいる場所から電車で1時間半の学校です。」
「残念ながら、第1希望は落ちてしまいましたが、第2希望には合格しました。」
「息子も合格を喜んで、次のように言っていました。」
『4月から、毎日、学校に行く!』
『中学校では勉強をガンバる!』
しかし、息子さんはゴールデンウイーク明けから不登校に戻ってしまったそうです。
2.春休みはゆっくりして4月からガンバる?
兵庫県にお住まいのお母さんは「通学時間」を心配していたそうです。
『毎日、往復3時間も通えるのかしら?』
『朝、ちゃんと起きることが出来るのかしら?』
『(近隣の)小学校に行っていた時でさえギリギリに起きていたのに・・・。』
『朝6時に起きないと電車に間に合わないけど・・・。』
『起きる事が出来なくて「不登校」に戻ってしまうのでは・・・。』
合格した当時の息子さんは、不登校になってから8ヶ月が経っており「昼夜逆転生活」「ゲーム依存」や「スマホ依存」の一歩手前状態だったそうです。
心配になったお母さんは、息子さんに春休みの生活についての提案をします。
「4月からは6時に起きないと遅刻しちゃうよ!」
「だから、春休みは8時には起きるようにしよう!」
「私立だから授業の進みも早いし宿題も多いよ!」
「付いて行けるように、毎日、勉強もやろう!」
しかし、「自分で決める」「好きな事をして心のエネルギーを」などの対応を受けてきた息子さんは次のように言います。
→「不登校の間違った5つの対応」あなたの対応は間違っていませんか?
「春休みはゆっくりして、心のエネルギーを回復した方が良いと思う。」
「スクールカウンセラーさんが、そう言ってた!」
「勉強も4月からガンバれば良いでしょ!」
「春休みなんだから、好きな事を自由にやらせてほしい!」
息子さんの言葉にも「一理ある」と思ってしまった、お母さんは息子さんの提案を受け入れてしまったのです。
3.頭痛や吐き気を訴え学校を休むように
4月に入り学校が始まりました。
最初は順調に登校できていた事でお母さんは安心していたそうです。
しかし、4月の後半になると息子さんは次のように言い始めました。
「頭が痛いから起きられない!」
「お腹が痛いから学校に行きたくない!」
「宿題が多すぎて終わらない!」
「電車に乗っていると気持ち悪くなる!」
「授業の進度が早くて困る。」
これは、「不登校経験者あるある」の1つです。
不登校の子供達の多くは次のように言います。
「4月からガンバるから今は休ませて!」
「あと少しなんだから休んでも良いじゃん!」
「中学に入ったら、ちゃんと宿題をやるから!」など
もちろん、不登校の子供が宣言通りに「4月から」登校したり、勉強をしたり、決まった時間に起きたりしてくれれば問題はありません。
しかし、ほとんどの子供は最初はガンバるのですが・・・。
少し考えれば、「怠惰な生活」をしていた人間が、ある日を境に突然、「規則正しい生活をおくれる確率は低い」と分かると思うのですが・・・。
4.宿題や遅刻を免除する対応は・・・
兵庫県にお住いのお母さんは、ここで「間違った対応」をしてしまいます。
学校に連絡をして「遅刻」を許してもらったり、「宿題」を免除してもらったのです。
→「不登校の間違った7つの思い込み」その考えは間違っているんですよ!
この対応をしてしまうと「仲間との関係」は悪くなりますし、「授業」に付いて行けなくなるのは明らかなのですが・・・。
また、ゴールデンウイーク中の生活についても、息子さんの次の言葉を受け入れてしまいます。
「中学に入って1ヶ月で心のエネルギーが無くなった!」
「ゴールデンウイークは自分の好きな事ダケで過ごしたい!」
「そうすれば、心のエネルギーが回復する!」
「だから、朝も起こさないで!」
「ご飯を食べろとか、風呂に入れとか言わないで!」
「自分で考えて自分で決めるから!」
「そうすれば、ゴールデンウイーク明けから登校するエネルギーがたまる!」
ただ、息子さんは(予想通り)ゴールデンウイーク明けから不登校に戻ってしまったのです。
5.オンライン授業を始めるの・・・
お母さんが学校に相談をすると、学校はオンライン授業の提案をしてくださいました。
親と学校から「登校しなくても良い」というお墨付きをもらった息子さんは、喜んでオンライン授業を受け入れます。
最初は学校から示された時間割でオンライン授業を受けていた息子さんでしたが・・・。
→指定された宿題をやらない。
→オンライン授業の「映像」と「マイク」をOFFにするようになる。
→数分、遅れてオンライン授業にログインするようになる。
→授業を見ずに「ゲーム」をしたり、「スマホ」を見たりするようになる。
→オンライン授業の時間に起きてこなくなる。
→完全にオンライン授業を受けなくなる。
これも「不登校あるある」の1つです。
ただ、授業を聞いていなくても、宿題をやらなくても、遅刻しても、誰からも何も言われなければ・・・。
→別室や適応指導教室、フリースクールに行かなくなる理由!
不登校の子供が「楽(らく)」に流れるのは必然と言えるでしょう。
6.「大丈夫なの」「後で困るよ」はNGワード
全てのオンライン授業を受けなくなって3日後。
兵庫県にお住いのお母さんは、次のように言ったそうです。
「オンライン授業を受けなくて大丈夫?」
「授業について行けなくなるけど平気?」
「後で困るんじゃない?」
この声掛けは間違った声掛けです。
もちろん、息子さんが「次のように言ってもOK」と思っているのであれば問題はありませんが・・・。
「オンライン授業は受けなくても大丈夫!」
「授業について行けなくても平気だよ!」
「後で困っても良いからオンライン授業は受けない!」
ただ、息子さんは次のように言ったそうです。
「今からログインしようと思ってたのに!」
「やらないと疑われたから、やる気が無くなった!」
「このムシャクシャした気持ちを解消するためにゲームをやる!」
「オンライン授業に参加しないのは、お母さんのせいだからね!」
もちろん、お母さんが声を掛けなかったとしても、オンライン授業には参加していなかったでしょう。
7.本当に行きたい学校はココじゃなかった?
不登校に戻ってオンライン授業にも参加しなくなった息子さんに対して、お母さんは次のような声掛けをしたそうです。
「このままで大丈夫?」
「どんどん、授業が分からなくなるよ!」
「友達のグループに入りずらくなるよ!」
「大丈夫なの?」
※ 「大丈夫?」と聞くのは間違った声掛けです。
これに対して、息子さんは次のように言ったそうです。
「今の学校は自分に合ってない!」
「この学校を探したはお母さんとお父さんじゃん!」
「自分が行きたかった学校じゃないし!」
「往復3時間なんて遠すぎるよ!」
もちろん、親御さんが勝手に進路を決めた訳ではありません。
ただ、見学や1日体験などはせず、ネットの情報のみで決めたのは・・・。
8.自分のペースで勉強したい?
また、数日後には「学校に行かない理由」を次のように言ったそうです。
「そもそも、学校なんて行っても意味ないし!」
「学校というシステムが自分に合っていない!」
「今の時代は学校に行かなくても成功している人がたくさんいるし!」
→不登校から成功している事例は珍しいからニュースになる!
別の日には次のように言ったそうです。
「自分のペースで勉強をしたい!」
「だから、フリースクールや通信制高校が自分に合っている!」
「自分で勉強をして、大学合格を目指す!」
→通信制高校の大学合格実績は本当だけどウソ!
さらには、次のように過去の事を言う時も・・・。
「俺はピアノを習いたくなかったんだ!」
「それなのに、ムリヤリピアノを習わされて・・・。」
「やめたいって言ってもやめさせてもらえなかった!」
「スマホだってiPhoneが欲しかったのに!」
「Androidにされたから、友達が出来ないんだ!」
「中学の入学お祝い金だって1円もくれなかったじゃん!」など
9.高校や専門学校を卒業した後も大丈夫?
兵庫県の息子さんのように、「不登校の理由」がコロコロ変わる子供は少なくありません。
また、ほとんどの子供が「不登校の理由」を親のせいにします。
過去、親にされてイヤだった事を「不登校の理由」にする子供もいます。
これは、不登校の子供達が「不登校」に負い目を持っているからです。
この「負い目」をなくすために、次のように言うカウンセラーさんや専門家もいます。
「今の時代は不登校でも大丈夫ですよ!」
「不登校のままでも合格できる通信制高校がありますよ!」
「やる気になれば、勉強はいつからでも出来ますよ!」
「今は、好きな事をして心のエネルギーを回復しましょう!」など
→「やる気になれば何でもできる!」「勉強はいつ始めても遅くない!」はウソ!
ただ、これらの対応は不登校という問題を「先送り」にしているダケです。
もちろん、自分のペースで勉強をしたり、夢に向かって努力をしているのであれば良いのですが・・・。
→声優になるために「テレビの音を消してアフレコ練習」を繰り返した!
※ 「自分のペースで勉強」とは「気が向いたらやる」ではありませんし、それでは資格や単位、受験では通用しません。
10.そろそろ、対応を変えませんか?
不登校の子供は自分の意思で様々な事を決めてきました。
しかし、その場の「面倒」という気持ちで、宿題をやらなかったり、オンライン授業を受けなかったりしたのです。
それでも、不登校の子供たちは自分の非を認めません。
人は誰でも失敗が自分のせいだと思いたくないものです。
そして、失敗の原因を誰かのせいにしようとします。
これは、お母さんの育て方が悪かった訳でもありませんし、お子さんの性格がヒネくれている訳でもありません。
このような感情は誰もが持っているものだからです。
ただ、このまま人のせいにして逃げてばかりでは意味がありません。
そろそろ、お子さんが今の状態から抜け出せるように対応を変えてみてはいかがですか?
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引用元:不登校解決相談所HP

