人は皆違って当たり前、そして違いがあろうとなかろうと、誰に対しても自分同様に尊重すべき大切な存在
こんばんは、和久 易子です。
昨日、人権教育のセミナーに参加してきました。
いろんな地域から多くの方が参加されていましたが、100名くらいいたでしょうか・・・
まずはじめに、人権教育啓発ドラマとして、今上映中のアニメ映画「聲の形」の実写版を視聴しました。
視聴後には、グループになって、進行役・記録・タイムキーパー・発表と役割を決め、映画の感想や意見をお互いに話し合い、まとめたものをグループの代表が発表するという取り組みをしました。
この取り組みは非常に、有意義なものでした。
参加できたことに感謝するほどです。
テーマは〜「障害のある人もない人も共に生きる社会」について考え、その社会の実現のために地域でできることについて話し合う〜というものでした。
たくさんの意見が飛び交い、貴重なお話もたくさん聴かせていただくことができました。
守秘義務があるため、ここではお伝えできないのが非常に残念ではあるのですが、
そんな中で、個人的に非常に気なったことがありますので、記事にさせていただくことにしました。
今回視聴した作品は短編映画で、聴覚障害のある女の子が転校してきて、最初はみんな仲良くしていたけど、互いにうまくコミュニケーションができず次第にいじめに発展していく。
そして、そのイジメの対象が簡単に他者に変わるというところ。
コミュニケーション能力の未熟さ・人の立場になって物事を考える思いやりのなさ、今の社会において子どもだけではなく、大人にも欠落している人との関わりの中でとても大切なことを描いていると思いました。
ネットなど便利な世の中になった代償とも言えるのでしょう。
もちろん、意見交換の中でその辺りを指摘されていた方も多くいらっしゃいました。
しかし、 一番多かった意見に少し疑問を抱いてしまいました。
それは、 「学校の対応が悪すぎる」「先生のフォローがなさすぎる」 というものでした。
映画が描いている本質とは違うところにフォーカスされてる人が多いように感じました。
確かに、イジメ問題が報道されてる度に、「一体学校は何してるんだ!」と思うことが多々あります。
生徒の命よりも自分たちの保身ばかり・・・と憤慨するような事例ばかりです。
しかしながら、果たして学校だけが悪いのでしょうか?
根本的な問題は家庭にあると私は思います。
ここを正していくことで、いろんなことが大きく変わるように思います。
子どもの前で人の悪口を言ったりしていませんか?
他人を見下したりしていませんか?
自分がされて嫌なことを人にしていませんか?
これって、学校で教える以前に小さい時から親から子へ受け継いでいくものではないしょうか?
子どもは親の行動を真似ます。
親のやることなすこと、よく見ています。
人は皆違って当たり前、そして違いがあろうとなかろうと、誰に対しても自分同様に尊重すべき大切な存在であると誰もが認識していれば、イジメは減少する
そう考えるのは私だけでしょうか???
そう認識するためには、まずは自分自身が幸せでないといけないですよね。
なぜなら、人はストレスや不満が積もり積もった時、それを爆発させる時に誰かを傷つけます。
それが自分に向けられた場合はうつなどの精神的な病気になったり自傷行為や自殺、他者に向けられるとイジメや、殺傷。
ストレスや不満を感じないようにするには?
人と自分を比べない。
自分は自分。
今の自分を、これでいいんだとまるまる受け止めて、自分自身が認めること。
自分はいろんな人のおかげで生かされているということに感謝する。
そうすれば、自分を大切にできます。
自分を大切にすることで満足感が得られます。
人は自分が満足・幸せであれば、他の人にも優しく・大切にできるものなのです。
私はこれまでたくさんの人と出会って、そう学びました。
そうできれば、障害のある人への理解もできるだろうし、誰に対しても分け隔てなく接することができるのだと思います。
少なくとも私の周りにはそういう人ばかりです。
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