1211. 仲間を持つという事・・・ | futottyoyottyoのブログ

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やり直しの利かない、一風変わった人生を
反省しながら思い出して行こうかな・・・

今朝、出勤すると、ムショ上がりのI君が来ていて・・・

 

「お務めご苦労様でした」と・・・(笑)

 

 

 

彼は、先日のミニ展示会の翌日に北陸新幹線に乗って、つくばまで研修に行ってたんです・・・

 

前回初めて行った時には、食事が有り得ん程、あまりにも不味くて、3キロ痩せたそうで・・・

 

研修所周辺は全く何も無いド田舎で、外食も出来ず、地獄の様に苦痛の1週間だったそう・・・

 

「あれじゃ~刑務所の方がマシっスよ!」と・・・ 「はぁ~~~」と、ため息・・・

 

そんな感じで嫌がっていたから・・・ お茶目にも悪戯を・・・

 

ホワイトボードの8~12日まで大きく線を引いて 「I君収監」と・・・

 

 

 

そう、自分が毎月営業所のホワイトボードを綺麗にアルコールも使って拭き取って・・・

 

綺麗目な文字でスケジュールをカラフルに書き込むんです・・・

 

休日を赤でド派手に書くのは当然! 休日が多ければ励みに!少なくても励みになる様に・・・

 

まぁ、自分の旅行スケジュールのプランを意識する為がメインですが・・・

 

 

 

そんなI君がお土産を買って来ましたよ・・・ 「東京カラメリゼ」なるお菓子を・・・

 

パッと見、イマイチなお菓子ですが・・・ その気持ちが嬉しいじゃない・・・

 

 

 

 

 

話変わって・・・ エンジントラブルが続く問題のコンバインを引き上げて来て・・・

 

・・・とは言っても、Y社のOEMエンジンのせい・・・

 

勿論チョット前の排ガス規制が無かった頃のエンジンなら何処製でも問題は起きないのに・・・

 

今は排ガス規制第4次の複雑な装置が付いてるから、非常にデリケートなんです・・・

 

 

必要な部品も既に用意してあるし・・・ あとは技術部のH君を待つのみ・・・

 

・・・のハズが、いつまで待っても来やしない・・・ やっと来たのは16:30・・・

 

ウチの馬鹿息子の二男しゅーと同じ年頃の技術者にお願いしてやって貰う・・・

 

 

 

すると電話があり・・・ 先日整備した乗用管理機が壊れて動けないと・・・

 

それも、特1級に質の悪い最悪な客のが・・・

 

だから整備士のSさんに頼んで一緒に積車で来て貰う・・・

 

 

 

途中で、この客から電話を受けた部長から電話があり・・・ 説教を・・・

 

「何でそんな古い機械を修理したんや!」と・・・

 

「新型に買い替えて貰う様に話を勧めないからこうなったんだ!」と・・・

 

もう・・・ ハイ・・・ ハイ・・・ と・・・

 

壊れるかどうかなんて超能力者じゃあるまいし、未来の事なんて知るかよ・・・!

 

 

 

その間にコンバインの修理を任せていた技術者H君から着信が入ったけど、無視・・・

 

もう質の悪い客は目の前だったから・・・

 

 

 

そして、現物を見てみると・・・ ウチの落ち度じゃ無いじゃないの・・・

 

この客が強引な使い方をして普通に壊しただけの事・・・

 

部長を巻き込んでまで大騒ぎする辺り、ホント質が悪いわ・・・

 

 

 

取り敢えず、段取り組んで、一応の解決を見た・・・

 

でも、油断大敵・・・ コイツは後々イチャモンを付けてヤクザ並みにゴネるから・・・

 

いっそ全てライバル会社の機械にしてくれ・・・

 

 

 

そうして落ち着いてから技術者のH君に折り返しの電話すると・・・

 

スイマセン、取り付けたセンサーを締め込み過ぎて割ってしまいました・・・ と・・・

 

正直、どんだけ馬鹿力で締めたんだと怒りたいけど・・・ それは言うまい・・・

 

そういう基本的な身体で体得する技術ってのは、経験がモノをいうから・・・

 

彼の頭脳が優秀だろうとも、追いつけない会得した技術ってモンがあるんです・・・

 

そして改めて技術マニュアルを読んでみると、別に特別難しい事でも無かったし・・・

 

 

 

でも、こうやって仲間の手助けが有れば困難な事でもパニクらないで対応出来ますね・・・

 

6,7年前までの自分は誰にも頼らず、全てを自分で考え、対応してましたよ・・・

 

だから非常に疲れたし、心が荒んでました・・・

 

今のパイセンH君がそんな状態なのかも知れない・・・

 

仲間で助け合う環境こそが一番楽で楽しい状態なんでしょうね・・・

 

当然、自分も手を差し伸べなきゃ、ただの人任せになってしまいますが・・・