後悔していること

 

 

大分、時間が経ったけど

#後悔していることの続きを書きます。


前回のはこちら



結論から言うと


娘の大学受験の朝


「タクシーを呼んであげればよかった」


ことをずっと後悔している。


受かったし


娘はその第1希望の大学に入れたし


よかったんだけど


私は共感し過ぎてしまう人間なので


寒かったのに、かわいそうなことしたと

ずっと後悔している。


人生で1番

フォローしてあげないといけない時に


自分はなにもしてあげれなかったと

後悔している。


娘は小学校に入って1ヵ月で

てんかんという病気になって


小中ガッツリ積極的不登校をして

中学卒業後は高校に行かず


バイトをさせて、高卒認定を取らせ

専門学校に行かせようと考えていた。


でも、いろいろあって

定時制高校に行くことになった。


そして大学受験をすることになり、


うちの娘は一般ではなく


学校推薦を取り

娘は第1希望の行きたかった大学に

入りました。


一般じゃないのかよ!

推薦かよ!と思う人もいるだろうけど


学校推薦を取るために娘は努力しました。


学校の成績を1番にしてオール5にして

結果、評定を4.5にしたり


学校の成績以外にも

数検2級を取るために個人的に勉強して


数学の先生に放課後、個人的に教えて

もらったりして、


なんとか願書を出す前に

数検2級の合格を勝ち取りました。


課題図書や自己推薦文を書いたり

面接の練習をしたり

生徒会に入ったり


推薦でも大学受験は大変でした。


第1希望が受からなかった場合も

もちろん考えて


他の大学の

願書受付と受験日と合格発表と

学費締切日を調べて、


ここが落ちたら、次はここ!と


第1希望が落ちたら

2校の大学の一般を受ける。


だから一般の試験勉強もしてました。


それも落ちたら最後は

デザインの専門学校に行こうと

話していました。


娘は絵が得意で描くことが好きだから

最悪そこがいいんじゃないか?と

考えていました。


大学受験当日はスーツで行きました。


それも後悔しています。


定時制高校なので制服はなく

私服なので


大学受験の面接は

なにを着ていけばいいのかわからず、


というか、私は「スーツ」という

頭しかなく


スーツとストッキングと革靴と

トレンチコートという


リクルートの就活のようなイメージしか

頭になくて


受験の2年前からスーツとストッキング

をニッセンで買って


面接練習を

スーツとストッキングを履かせて

受験の2年前からさせてました。


娘は「気持ち悪い」と言っていた。

私もストッキングって気持ち悪くて

嫌なんだよね。


高卒で会社に入って初めて

ストッキングというものを履いて


毎日気持ち悪くて

「今度は

ストッキング履かない仕事をしよう!」

と心に誓ったのを覚えている。


だから、それがあって

娘にはストッキングに慣れさせないと!

と思っていた。


でも後になって

スーツじゃなくて、


なんちゃって制服でもよかった!ことに

気づく。


学校の制服じゃないといけないわけでも

ないし


他の子は面接の時、制服で

自分だけスーツにストッキングだった

と娘は言っていた。


なんちゃって制服なら

長い靴下を履くし、ストッキングを履く

必要がない。


しかも、その大学受験の面接の日は

11月なんだけど、


すごい寒くて、しかも雨が降ってて

2月くらいの寒さだった。


その2月くらいの寒さの雨が降ってる時に


ストッキングで

素足に革靴履いてるようなもんで


「寒いからダッフルコートにしたら?」

と言ったけど


娘は「それで落ちたら嫌だ!」と

薄いトレンチコートを羽織って

寒い外に出て行った。


しかも、大学へは

バスを乗り継いで行くんだけど


乗り継ぎの所で

20分くらい待たないといけない。


雨のクソ寒い中

ストッキングに革靴で足が冷えるし

スーツに薄いトレンチコートで

体も冷えるし


貼るホッカイロを貼らせればよかった

と娘が家を出た後に思って


電話して

「コンビニでホッカイロ買いなさい!」

と言って、


足も、靴の底に入れるオドイーターを

買ってあげればよかった!と


心配で心配でしょうがなかった。


っていうか、タクシーを呼んで

あげればよかったんだ!と

後になって思って


「ママが言わなかったのも悪いけど

〇〇も、タクシー呼んでほしい!とか

言ってよ!」と怒ったし。


「寒いとか暑いとか、わかるでしょ!」

と言ったら


「落ちたら、どうしよう…とそれしか

考えてなかったし、それどころじゃ

なかった!」と娘は言っていた。


結果、受かったからよかったけど


これから受験の人

寒さ対策をちゃんと考えた方がいいです。


韓国の受験でパトカーが受験生を

試験場に送るとかあるけど


雨のクソ寒い日で、ストッキングに

スーツ、トレンチコートだし


タクシーを呼んであげればよかったと

本当に後悔している。


それに、受験の日の食事も

私が体調悪かったのもあるし、

それで頭も身体も動かなかったのも

あるけど、


いつもの食事がいいと思って

味噌汁を作って、ご飯を炊いて

自分で食べろ!って感じだったんだけど、


そういう時って食べれないし、


すぐ食べれるような物を

用意してあげればよかったと

思った。


そういう人生で1番フォローして

あげないといけない時にも


私は娘に

「自分で考えれるようにさせないと!」

と思って


寒いとか暑いとか自分で考えろ!

と思ってたところがあった。


でも、娘は受験をする本人だし


面接のことで頭がいっぱいだし

プレッシャーもあるし、


だから、まわりの人が考えて

フォローしてあげないといけなかったのに


寒い思いをさせてしまったことが

入学してから3ヵ月経った今でも

後悔している。


オリンピックもそうだけど

選手は日本の日の丸をかけて

プレッシャーと戦ってるし、


だからまわりのスタッフは

気づかってフォローしてあげないと

いけないし


受験の時は

子ども本人が主役で

プレッシャーと戦ってるから


自分で考えさせないと!という躾は

不要だし


親は黒子に徹して

子どもを影から支えることだけを

考えて、


いい状態で本番を迎えられるように

しないといけなかった。


受かったからよかったけど

それが、後悔していることです。


 

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