あらためて今回訪れた朱鞠内を紹介します。
行政区域は雨竜郡幌加内町朱鞠内。
石狩川の支流、雨竜川の上流にある町です。
人口は現在50名ほどで、
町内には商店もコンビニもありません。
食料や生活雑貨の買い物には
30kmほど離れた名寄や士別まで出るそうです。
「しゅまりない」はアイヌの言葉に語源がありますが、
その意味には諸説あるようです。
朱鞠内湖はその雨竜川を堰き止めたダム湖です。
湖のまるでひいらぎの葉っぱの様なギザギザした形が、
山深い渓谷に溜まった人造湖である生い立ちを表しています。
朱鞠内湖はイトウが住む湖として有名で、
夏はキャンプ、冬はワカサギ釣りと
レジャーが楽しめるスポットでもあります。
道道528号蕗の台朱鞠内線
湖の数キロ南側にあるのが朱鞠内の集落です。
田舎道でも道幅が広い!
そこがしっかりと除雪してあります。
町の中心にあるバス停。
名寄行きと幌加内行きのJRバスが1日数便運行しています。
ここには昔、深名線(しんめいせん)というJRの駅舎がありました。
深川と名寄を結ぶ深名線は雨竜ダムの建設資材や、
伐採した木材を運搬するための軌道として伸びていきました。
沿線に人口が少ないものの、1995年まで廃線を免れています。
友人ナルモリが暮らす町営住宅です。
真ん中で仕切られて、2世帯が暮らせます。
今回は2泊お世話になりました。
思ったより新しく気密性が高いので、快適に過ごせました。
町営住宅から町内を見ても、雪壁が高く(積雪163cm)、
建物が良く見えません。
左奥の高い建物が朱鞠内小学校。
しかし児童が1名しかいないので、現在休校中とのことです。
3LDKの住宅内。
収入に因るのですが、家賃は格安でした。
新調したFF式ストーブ。
このストーブのおかげで夜も快眠出来ました。
町民の連絡網、テレビ電話です。
定時に役場から連絡事項が一斉送信されるようです。
暖簾に使っていた朱鞠内湖の手ぬぐい。
これは欲しかったなあ。
ワカサギ釣りに行った日のお昼は、
町に1件だけあるカフェ、「森 salon」で頂きました。
白樺を焚いた薪ストーブが暖かい!
オーナーのメイさん。
食事提供のほかにパンも焼いています。
ストーブの上ではアンパンに入れる小豆が煮られていました。
町内でただ一人の小学生の母親でもあるメイさん。
「モシリに子ども連れの家族が越してきたと聞いたのだけど・・・」
母子里は同じ学区内なのだけれど、朱鞠内湖の北東にある集落で
朱鞠内からは17kmも離れているそうです。
店内にあったレコード盤。
「しゅまりない旅情」と「朱鞠内音頭」
どちらも聞いてみたい!
そもそも九州男児のナルモリがなぜ朱鞠内との
二拠点生活をスタートさせたのか?
それは故郷長崎の同級生がこの地で
30年以上前に農園を始めたのがきっかけです。
何度か通って農作業を手伝ううちに、
大地で汗して働く喜びに目覚めました。
そして昨年町内住宅を借りて、本格的に
朱鞠内に腰を据えて農作業に取り組む覚悟を決めたのでした。
写真は農場主のミヤハラ家のワンちゃんたち。
現在はジャガイモの出荷をしているそうです。
他に蕎麦(朱鞠内は道内で一番の蕎麦処)、
南瓜などを有機で栽培していると聞きました。
また夏に来てみたい!
村はずれに在るのが、
「笹の墓標強制労働博物館」
ダム建設に秘められた強制労働の歴史を物語る展示館です。
次回最終回はこの博物館のレポートを。














































































































