収穫の9月になりました。
田んぼの稲穂が青から次第に黄金色に変わりつつあります。

気象庁は東北地方の梅雨明けは特定できなかったと
本日修正発表しました。

それでもここ庄内は陽射しを浴びて、
順調に稲穂が重くなってきているようです。
ありがたや。

稲穂が垂れてくることを、
稲穂が傾く(傾穂けいすい)なんて言い方をしますが、
傾くのはあんまり縁起がいい言い方ではありません。

「家が傾く」
「会社が傾く」
「国が傾く」

度が過ぎるとつぶれてしまいますね。
イネも出来すぎるとつぶれます。
倒伏(とうふく)ともいいます。

庄内にはいい言い方があります。

「稲穂がこごまる」

「こごまる」とは人が会釈をする時のように、
上品に奥ゆかしく頭を下げること。

そう、庄内ではイネは傾くのじゃなくて「こごまる」のです。
喜びをかみしめながら。
そして少しはにかみながら。

「今年もイネいいあんべ、こごまてきたの」

こごまる庄内米。

それは庄内人の人柄がにじみ出ているお米だから。