ユーコン川に20数回も通っては、
カヌーで下っている野田知佑さん。
その原点は若い頃に読んだ『ナショナル・ジオグラフィック』誌
に載ったユーコン川筏下りの記事でした。

そして75歳にして始めて筏でユーコン川を下ります。


『ユーコン川を筏で下る』
図書館で見つけました。

筏を自作しながら、仲間のスコットが訊ねます。

「20年前には日本の冒険好きの若者がたくさんきていた。
 みんな貧乏で金がなかったが、エネルギッシュだった。
 それが最近はぱったり来なくなった。
 日本の青年たちはどこへいったんだ?」

当時ユーコンには「ノダ・トモ」の本で触発された
日本の若者がおおぜい来ていました。

「どこにもいかない、じっと家にいる。
 日本人が変わったんだ。
 ユーコンに来ても豪華なホテルに泊まって川は見るだけ。
 蚊の多い川原でテントを張って、
 川を旅するなんて厭なんだそうだ」

当事者のノダ・トモは答えます。
(続く)