夕方保育園にユウちゃんを迎えに行くと、
ハチマキ、ベルト、リストバンドで凛々しく
変身した姿で颯爽と現れました。

「ピンク忍者、ニンニン!」

衣装は先生から作ってもらったそうです。

仮装してすっかりご機嫌のユウちゃん。
「帰ってみんなをおどろかそー」
と意気揚々。

「わーすごい!カッコイー!」
と私が褒めようものなら、

「カッコイイじゃないでしょ!カワイイでしょ!」
とすかさずダメ出しが入ります。

「カッコイイ」
は男の子の褒め言葉。

「カワイイ」
は女の子の褒め言葉なのだそうです。

ユウちゃんは言葉の使い方が、
(他人には)とても厳格なのです。

たとえば自分自身を指す一人称。

男の子なら「ボク」。

女の子なら「ワタシ」なのです。

たとえお爺さんになっても、
男である以上、自分のことは「ボク」なのです。

私が自分のことを「ワタシ」と言おうものなら、
間髪をいれず「ボクでしょ!」
と叱咤されます。

その妥協を許さないゆるぎない姿勢には恐れ入ります。
末恐ろしい末娘です。

「オトーサンはブラック忍者だ!ニンニン!
 ボクはカッコイーぞ」
これ、正しい使い方。