出てきたばかりの稲穂は淡い緑色なのですが、
緑濃いイネ株の中では、幾分黄色がかって見えます。

穂は一面揃って出てくるわけではなくて、
水口から遠いところ、葉色が褪めたところから先に出てきます。

反対に葉の色が濃いところや、冷水がかかりやすい
水口周辺は遅れます。

今日は早くも「ひとめぼれ」の穂が出揃ってきました。
業界用語で言う「穂揃い(ほぞろい)」です。

全体ではクリーム色に見える稲穂は、
次第に穂が傾いて、籾の中の養分がでんぶん質に変わっていきます。

でんぶんがおコメに変わる頃、
稲穂は稔り、濃い黄色に色づいていきます。

その鮮やかな濃い稔りは「赤らむ」という言葉で表現されます。

稲穂が頭を垂れて、いい具合に赤らんだら
いよいよ刈り取り時期です。

今年の場合、それは9月半ばでしょう。