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グッときたテレビ番組、オッと思った新聞記事

普段は、ぼーっと見ているテレビ番組だが、たまにグッとくる番組がある。
そんな瞬間を記録していく。
たまに、オッと思った新聞記事も取り上げる。

 9日の第2次世界大戦対ドイツ戦勝記念日でのロシアのプーチン大統領の演説については、マスメディアが一斉に取り上げた。5月10日付日本経済新聞は1面アタマで「ウクライナへの侵攻を続けるロシアは9日、第2次世界大戦の対ドイツ戦勝記念日を迎えた。首都モスクワで大規模な軍事パレードを開催し、プーチン大統領は演説で『唯一の正しい決定だった』と侵攻を正当化した」と報じた。

 軍隊を派遣し、民間人を殺りくし続けても、「正しい」と言い切る。ふだんから「正義」を振りかざす人は、ある意味、「問答無用」で、恐ろしいと感じているが、自身に不利な情報は全てフェイク、デマと主張し、人殺しさえも正当化する。

 こういう狂ったとしか思えない指導者のいる国に攻められたら、専守防衛などでは戦争は終わらないのではないか。テレ東の人気アニメ、スパイファミリー(父はスパイ、母は殺し屋、娘は超能力者と言うファミリー)に、指導者をどうにかしてもらうしかない。

 本当の「正義」は、どこへ行ってしまったのだろう。この世で一番嫌いな言葉が、「正義」になりそうで、悲しい。

 日経電子版で読んだ4月2日付日経MJの記事が面白かった。

 「贈り物手軽に、ソーシャルで進化 住所知らなくてもOK」。

 「オンライン上で贈り物をやりとりする「ソーシャルギフト」の利用が広がっている。相手の住所を知らなくても、SNS(交流サイト)やメールなどを通じて届けられる便利さが受け入れられている」

 「種類は主に2つに分類できる。1つは『eギフト』と呼ばれる電子クーポン形式で、スマートフォン上に表示されたバーコードを店頭で提示すると、商品が受け取れるクーポンを送ることができる。電子商取引(EC)サイトの決済で使えるポイントと引き換えることも可能だ。もう1つは自宅に配送されるタイプ。受け手は専用サイトで配送先の住所や、受取日時を指定できる。連絡を取っていない友人やSNSを通じて知り合った知人など、住所を知らない相手でも送ることができる」。

 この方式が広がると同窓会名簿などを作らなくても、同窓会活動ができる。ギフトに限らず、個人情報を守りながらリアルで繋がれるネットの仕組みを広げてもらいたい。

 4月から成人年齢が18歳に引き下げられるのを前に3月27日のNHKスペシャルで「18歳で大人というけれど〜成人年齢を引き下げを考える」という特集が組まれた。

 4月から大人になる18歳の若者にスタジオに来てもらい、議論した。

ーー大人ってどういうイメージですか?

 渡邉すみれさん(古民家を使って鎌倉で地域おこし)「大人になるってこと自体を受け入れられないというか、自分の中で全然イメージができない感じです」

 小浜桃奈さん(WEBマガジン編集長、総フォロワー54万人)「大人と子どもって住む世界が違う。子どもって学校という狭い世界にしかいないのに、高校を卒業した段階で成人ですと言われても、私たちは大人として考える力を養えてるかって言ったら、学校だけの学びじゃ学び足りないなという部分がある」

 杉山夏生さん(ポルトガルにバレエ留学中)「これ、やってもいい?って聞いていたことを自分で即決しなければならない。考えることがとても増えるかなって思いました」


 成人となる18歳、19歳、およそ1000人を対象にしたアンケート(成人になったらやってみたいこと)によると、一番多かったのが「クレジットカードを作る」(45%)。「アルバイト」(37%)、選挙での投票(22%)と続く。

ーー既に実現している選挙での投票も、3番目に挙がっています。

 渡邉すみれさん「どの政党が何をしているのか分からない。自分でまずそこにアクセスしてみるというその一歩が踏み出せないという人が周りに多かっ

た」 

 学校現場のリポートの後、成人になることでやりやすくなる「起業」がテーマに。

ーーこれまでは未成年であるが故の壁もあったと思うんですけれど、今回、成人年齢が引き下げられたことで、どんなことに期待しますか。

 渡部透馬さん(地元愛媛で起業)「契約に関して親の同意が必要なくなるということで、さまざまな契約を自分の判断で結べるということに大きな期待感を抱いています」


 テーマは「そもそも、なぜ今、成人年齢引き下げ?」に。

◆成人年齢引き下げの背景

少子高齢化、若者の活力が必要→2015年、選挙権、18歳に引き下げ→社会・経済活動でも18歳から大人として扱うべき→2022年4月1日〜成人年齢18歳へと引き下げ

ーー若い人たちの社会参加の促進という狙いがあるんですが、これってどうです?

 安達晴野さん(学校の“頭髪指導”に問題提起)「自分の意見が社会に聞き入れられるとか、自分の意見で社会が変わるといった可能性を信じることができない。自分の意見はきっと聞いてもらえないし、社会も変わらないだろうという諦めムードを感じる」

 社会から一定の役割を期待され、4月から、民法上の大人になる18歳、19歳。けれど、実際は、社会の側がどれだけ新成人たちを大人として受け入れようとしているのかが見えないという18歳の若者たち。学校教育や行政だけでなく、もっと幅広く18歳に何を望むのかを議論した方がいいのではないかと感じた。

 番組では、後半、消費者トラブルに巻き込まれるが未成年者取消権(親の同意を得ずに結んだ契約は、原則あとから取り消し可能)で守られた大学生(当時未成年)が、ビデオ通話で登場する。

 渡部透馬さん「僕も起業する前に一回だまされかけたことがあって。SNSの知り合いが、共通の話題とかを出してきて、どうにか信じ込ませようとするんです。どちらかというと知識が全くない人よりも、お金を稼ぎたいなとか、チャレンジしたいなとかいう気持ちの強い人が信じやすいかもしれないです」

 消費者トラブルにあいかけた大学生「相手から何かを持ちかけられたときはすべて無視でいいと思います。相手からの行動で自分が行動するのはやめた方がいい」


 17ー18歳の子供を持つ親たちの座談会の後、テーマは「自立ってなんなの?」に。

 杉山夏生さん「自立ってなんだろうと疑問に思っている部分も正直言ってある。自立したいんだけど、何をしたらいいの?とすごく聞くんですよ。何をもって自立というのかって、考え方は人それぞれだと思います」


 この番組のハイライトは、先輩から“新成人へ”。

 トップモデルとして世界の第一線で活躍してきた冨永愛さん。一躍有名になったのは17歳の時の写真。このころ、大人に抱いていたのは、不信感でした。

 「あのころの私から見た大人は会社だったり世の中だったり、そういったルールの中で生きているだけ。私はその反骨心があったから海外に行っても日本の外に出ても戦えるエネルギーがあったんですよ。やりたいことを見つけてがむしゃらにそれを頑張っているうちに大人になった、っていう感じですね」

 実は冨永さんの息子は、ままなく成人になります。その成長を支えるため、心がけてきたことがあります。

 「子ども自身が決めたことにできるだけ『ノー』と言わない。『やってみな』って言うようにしています。自分で失敗しないとわかんないじゃないですか。『これだと失敗するから』って、もちろん、私も言っちゃうときはあるんですけど、でもそれは自分が経験してるからわかることであって、子どもはそれを経験しないと自分のものにできないじゃないですか、その失敗を。できるだけ自分で失敗するように自分で決めたことを自分で失敗して学ぶようにやってもらってます」

 「今の若い子たちが漠然と不安を抱えていても何を考えてなかったとしてもあ、それはそれでいいんですよ。その年代なんだもん。ただ、年齢は毎年確実に一つ一つ増えていって勝手に『大人』という分類になるから、その中でなるだけいい経験をして、なるだけいい失敗をして、自分がなりたい自分になってもらいたい。なりたい大人じゃなくていいんです。なりたい自分であればいいんですよ。ただ、どういう大人になるか。それは、It’s your choice」

 決めてくれました。

 大人が一人ひとりの人生をこうやって子どもたちに聞かせてあげればいいんじゃないか。そのきっかけが18歳になったタイミングーーとなればいいと思った。手ぐすねを引いて18歳の成人を待つのが悪徳業者というのでは寂しすぎる。