グッときたテレビ番組、オッと思った新聞記事 -10ページ目

グッときたテレビ番組、オッと思った新聞記事

普段は、ぼーっと見ているテレビ番組だが、たまにグッとくる番組がある。
そんな瞬間を記録していく。
たまに、オッと思った新聞記事も取り上げる。

  ロシアがウクライナ侵攻の意図がないと主張しても、バイデン政権は、侵攻の恐れは高まっていると繰り返す。19日付日経朝刊の記事を読んで、何が起ころうとしているのかが、少し見えた。
 【ワシントン=坂口幸裕】バイデン米政権はロシアによるウクライナ侵攻のおそれが高まっている根拠として国境周辺の軍増強に加え、意図的にデマを拡散させる偽装工作を挙げる。親ロ派への攻撃を自演する「偽旗作戦」と呼ばれる行動で、2014年にウクライナ領クリミア半島を併合した際にも侵攻を正当化する手段に利用したとして米欧は警戒する。
 ブリンケン米国務長官は17日、国連安全保障理事会での演説で「ロシアは攻撃のための口実づくりを計画している」と訴えた。具体策として(1)テロリストによるロシア国内での爆破事件の捏造(ねつぞう)(2)ドローンによる民間人への攻撃の演出(3)化学兵器を使った偽装攻撃――などが想定されると強調した。
 マッチポンプ。記事の捏造などで使われる情けない手法かと思っていたが、国家レベルでの自作自演を意図していると聞いて、恐怖を感じる。歴史も未来も自分の都合の良いように書き換えようとする強国のたくらみが事実なら、打ち砕いてもらいたい。

 北京オリンピック、カーリング女子の準決勝を生放送で見た。前日の女子1次リーグの最終第9戦で世界ランク2位のスイスと対戦したが、4─8で大敗。準決勝進出の夢が絶たれたと思い、ロコ・ソラーレのメンバーは大泣きしていたが、同時刻で行われた他国の勝敗で、日本の準決勝進出が決まり、気分を変えて臨んだ準決勝だった。

 相手は、昨日大敗した予選リーグトップのスイス。今度は、接戦の末、8対6で勝ち、決勝に進出した。 

 試合後のインタビューの吉田知那美選手の発言がとても面白かった。彼女の発言はいつもユニークだ。

 インタビュアー「吉田知那美選手、7エンド、3点取られました。ただ、その後も落ち着いていたように見えたのですが」

 吉田知那美「4位で上がった私たちの最大のアドバンテージは、ほかの3チームよりも、たくさんのミス、たくさんの劣勢を経験できていることだったので。私たちは3点取られることも、4点取られることも、すでに経験していたので、特にそこに関しては3点取られたからといってに驚くことはなく、1点上回っているという気持ちで冷静にエンドの展開を作れたのがよかったんだと思います」 

 4位通過がアドバンテージと言い切ってしまう、この考え方。失敗は成功のもとという諺があるにもかかわらず、失敗を恐れ、挑戦しない日本人は多い。藤澤五月選手は、「今日午前中だったり、夕方くらいまで時間があったなかで、しっかり今日の試合をどういうふうにしたいか、チームみんなで話し合って、気持ちをしっかり持ってこの試合に入れたことが良かったのだと思います」と振り返った。「たくさんのミスがアドバンテージになった」という吉田知那美選手の発言を裏付ける言葉だった。

 失敗を糧に未来に挑むロコ・ソラーレ、見習いたい。



 2月17日付日経朝刊のシリコンバレー=奥平和行さんの記事。米アップルがiPhone利用者の個人情報を外部企業が利用しようとする際、利用者がそれを許可するかどうかを確認する試みを21年4月から実施しているが、米グーグルも「スマートフォンのアプリの利用情報を外部企業が把握して、広告配信に使うことを制限する」流れに乗って独自の試みに乗り出したという。

 「16日に『プライバシーサンドボックス』と呼ぶプライバシー保護と広告の効率的な配信の両立を目指す取り組みを、同社の基本ソフト(OS)『アンドロイド』に広げると発表した」のだ。

 「同社はアンドロイドを搭載したスマホに『AdID』と呼ぶ識別情報を割り振り、外部企業がアプリの利用状況を横断的に把握して広告配信の対象を絞り込めるようにしてきた」が、「グーグルは同様の取り組みをウェブで先行させ、ブラウザー(インターネット閲覧ソフト)で利用者の関心が高い話題を推定して広告配信に使えるようにする代替技術」を開発。それを、アンドロイドでも応用する考えだという。

 広告業界から支持を得られるかという課題はあるというが、注目したい技術だ。