最近、チームのお手伝いをさせてもらいながら
チームとしてどのように戦うかを考えさせられます。
リーグに対する戦略と戦術があるのですが
まずは戦術を考えるときの要因について。
・選手とポジションの相性は適正か
選手のやってきたポジション、あるいはやりたいポジションが
適正とは限りません。図体がデカイから安易に中盤に
置いても勤勉さが足りず、ボールをとりにいかず
機能しなかったり、逆に背がそれほど高くなくても、空中戦に
うまく対応できたり、ボール奪取力の高い選手もいます。
・彼我の選手の能力差
例えば味方DFが相手FWと短距離の速さでかなわない
ようであれば味方DFがそれほど走る必要のない
ラインの設定と中盤の守備ブロックを構築する
必要があります。間違ってもDFラインを3人にしたり
アグレッシブにDFラインを上下することは
厳に慎むべきかなと。逆に
裏へ抜けるのがうまく、足の速い味方FWが
いるのであれば、わざとラインをひいて守って
速いカウンター攻撃を狙うのもありだと思います。
逆に相手が速いカウンターを警戒してラインを
ひいてくれたら、中盤にスペースができて
ボールを運びやすくなりますしね。
・審判の人数(1人制か3人制か)
主審ひとりだけでは常に正確にDFラインを
みることはできません。その場合ラインを高く保ち、
アグレッシブなラインコントロールをするのは
審判にオフサイドを見逃された場合に危険です。
ということで基本的にあまりラインを高めに設定せず
裏をとられないことを最優先にいつも考えます。
・グラウンドの大きさ
例えば幅のないグラウンドでサイドチェンジを
多用してもすぐに次のプレスがかかりやすいので
あまり有効なプレーになりにくいです。
またグラウンドに奥行きがある場合は相手の裏の
スペースを利用したカウンターを決めやすい。
あるいは逆に奥行きが無い場合は中盤でのファールが
即致命的なFKになりやすいとかとか。
日本と違ってバルセロナは場所によってグラウンドの大きさが
変わるので、その分戦い方を若干修正する必要があります。
とりあえず思いついたのはこの程度ですが
もっと考えればもっとありそうな気がします。
戦い方の方向性が正しくなければ、
どんなに戦術練習しても結果が出ません。
またこれらの戦い方が誤った状態で
選手個々の技術を伸ばしても
これも結果が出ません。日本の育成年代だと
チームの結果よりも個人の成長が重視されますが
こちらでは負けが込んできた時点でクビになるので
そんなことはいっていられないという事情もあります。