体外受精で生まれた赤ちゃん、世界でどのくらいいるか知っていますか?

体外受精(IVF)や顕微授精(ICSI)などの生殖補助医療(ART)は、いまや珍しい治療ではありません。

2025年に報告された新しい論文によると――

🌍世界中で1000万人以上の赤ちゃんが、ARTによって誕生したことがわかりました。


🌐世界のART事情

国際ARTモニタリンググループ(ICMART)の報告によれば、2021年までに世界で1280万件の出産がARTにより行われており、赤ちゃんの数は少なくとも1000万人を超えるとされています。

📍とくにARTが盛んな地域は…

  • ヨーロッパ(例:デンマーク、フランス)
  • アジア(日本、中国、韓国)
  • アメリカ・オーストラリアなど

🇯🇵日本でもARTは“ふつうの選択肢”に

日本では、今や10人に1人の赤ちゃんがARTで誕生していることになります。

これは、昭和の時代には想像できなかったことかもしれません。
けれど今では――

「不妊治療は特別なことではなく、人生設計の一部として普通に考えられる時代」
になってきています。


🧬安全性や成績も進歩

現在のARTは、単に妊娠率を上げるだけでなく、

  • 胚の凍結保存技術(ガラス化法)
  • 子宮への移植タイミングの最適化
  • 染色体検査(PGT)や精子選別法の改良
    など、着実に進化しています。

また、新生児への安全性に関するデータも年々蓄積され、安心して受けられる医療としての地位を確立しています。


💬まとめ

もしあなたが、
「不妊治療って特別なことなんじゃないか…」と悩んでいるなら、
この数字を思い出してください。

🌱**“世界で1000万人以上が、あなたと同じ道を選び、家族を迎えています。”**

あなたの選択は、決して孤独でも異質でもありません。
一歩ずつ、私たちと一緒に歩んでいきましょう。


📖出典

Adamson GD, et al. How many infants have been born with the help of assisted reproductive technology: updated estimates through 2021. Fertil Steril. 2025;124(1):6–12.
https://doi.org/10.1016/j.fertnstert.2024.12.015