望妊治療センター

男性外来(8月・9月)診療予定 

 

泌尿器科専門医による男性外来

◆ 永井 敦 (川崎医科大学附属病院)(土曜PM)8月24日 9月は休診です

◆ 原 綾英 (川崎医科大学総合医療センター)(土曜AM)8月3・10・17・24・31日 9月7・14・21・28日

◆ 杉山星哲 (川崎医科大学総合医療センター)(月曜AM)8月5・19日 9月9・30日

 

  • 治療にあたっては「血流を悪くしないよう禁煙」が基本です
  • 男性外来の受診を希望される方は、望妊治療診察医にご相談ください
  • 男性外来は、採血や精液検査の結果を踏まえての受診が基本です
  • 診療予約受付システムやI’Msの事前登録が必要になります
  • 外来診療予定は変更の可能性がありますので、ご確認の上、ご来院ください

 

妊娠しにくい原因は、女性だけでなく、男性にみつかることもあります。また、夫婦ともに何らかの原因がみつかることも多いです。原因があるのであれば、その原因を取り除くようにしなければタイミング法や人工授精を続けても妊娠に結びつきません。

 

泌尿器科専門医による男性外来では、精液検査や血液検査の結果を踏まえ、精子異常の原因となる「精索静脈瘤(25-40%に認められる造精機能障害の原因の1つ)」チェックや「勃起不全や射精障害」、「乏精子症・精子無力症」などの積極的な治療を行っています。

 

男性外来の診察医から「問題ないというニュアンスの言葉をかけられる場合があります」が、この言葉は「今日の診察では造精機能障害につながる明らかな原因はみつかりませんでした」という意味合いであり、「妊娠できる」、「精子に問題ない」ということではありません。

 

「精子が受精の場である卵管膨大部まで到達できるか」、「精子の受精能力に問題ないか」これらについては検査法もなく、男性(精子)に問題ないとは言えません。男女ともに明らかな原因がみつからないのに妊娠されていないカップルも多くおられます。

 

生殖補助医療(体外受精・顕微授精)においても、ダメージの少ない精子のほうが受精率、妊娠率が高まります。妊娠に向けて「女性のみ治療すればよい」ではありません。情報を共有してカップルで積極的に取り組みましょう!