• クリプトキサンチン、ビタミンC、リコぺン、β-カロテンなど活性酸素から細胞を保護する作用があり、抗酸化物質の摂取が精子に良いとされています(Hum Reprod 2012; 27: 2807)
  • 精巣には非常に強力な抗酸化作用を備えているリコペンが集積しています(Arch Biochem Biophys 1992; 294: 173)
  • リコペンを含む食材として、トマト、人参、スイカグミ、パパイヤなどの赤色の野菜や果物が挙げられます(残念ながら、イチゴやサクランボには含まれていません)
  • β-カロテン ニンジン、カボチャなどに多く含まれる)は、肝臓、副腎、腎臓、卵巣、脂肪に多く集積しています
  • 活性酸素を消去する力は、β-カロテンと比較して、リコペンは2.21倍、ビタミンEは0.01倍です
  • 抗酸化物質および微量栄養素には、ビタミンC、ビタミンE、葉酸、亜鉛などがあります(Fertil Steril 2012; 98: 1130)
  • 精子へのダメージの防御策として抗酸化剤が有効です(Fertil Steril 2013; 100: 1151)
  • 採精後に精子を悪くしない対策として、タウリン、システイン、グルタチオンの培養液添加も推奨されています(Fertil Steril 2013; 100: 373)