6月1日からの厚生労働省の診療報酬改定にともない、当院ホームページの改定を行いました。

 

【保険診療費用】

 

項目

点数

総額

(円)

自己負担

(3割)

 

初診料

291点

2910円

870円

*医療DX推進体制整備加算(初診時)

8点

80円

20円

 

再診料

75点

750円

230円

 

**時間外対応加算3

3点

30円

20円

 

***外来ベースアップ評価料1(初診時・再診時)

6・2点

60・20円

20・10円

 

****外来/後発医薬品使用体制加算1(月1回)

8点

80円

20円

 

*****夜間・早朝加算

50点

500円

150円

     
 

   自己負担は10円単位(4捨5入)


*医療DX推進体制整備加算医療情報・システム基盤整備体制充実加算推進の体制に関する事項及び質の高い診療を実施するための十分な情報を取得し、活用できる診療体制を整備しています。

**時間外対応加算2:通院患者からの電話等による問い合わせに対し、医師、看護師、事務職員等が、常時、電話等により対応できる体制がとられているときに算定

***外来ベースアップ評価料1:職員給与のベースアップを平成6年に行い、令和7年にも予定している医療機関で算定

****外来/後発医薬品使用体制加算1:薬剤師が後発医薬品の品質、安全性、安定供給体制等の情報を収集・評価し、その結果を踏まえ後発医薬品の採用を決定する体制整備されており、規格単位数量に占める後発医薬品の使用割合が75%~85%あるときに算定

*****夜間・早朝加算:午後6時(土曜日は正午)から午前8時までの間、休日又は深夜であって、当該診療所が表示する診療時間内の時間において診療を行った場合に受付時間ベースで算定


(不妊治療関連)

項目

点数

総額

自己負担

(3割)

*一般不妊治療管理料

250点

2,500円

750円

**生殖補助医療管理料1

300点

3,000円

900円

精巣内精子採取術(顕微鏡を用いないもの)

12,400点

124,000円

37,200円

精巣内精子採取術(顕微鏡を用いたもの)

24,600点

246,000円

73,800円

上記の精子凍結保存管理料

15,00点

15,000円

4,500円

上記以外の精子凍結保存管理料

1,000点

10,000円

3,000円

精子凍結保存維持管理料

700点

7,000円

2,100円

***卵管鏡下卵管形成術

46,410点

464,100円

139,230円

****AMH(抗ミュラー管ホルモン)

600点

6.000円

1,800円

   自己負担は10円単位(4捨5入)

 

*一般不妊治療管理料:タイミング法や人工授精の治療計画を立て行う場合、3ヶ月に1回算定

**生殖補助医療管理料1:(体外受精・顕微授精・胚移植の治療計画を立て行う場合、1ヶ月に1回算定

***卵管鏡下卵管形成術:卵管間質部閉鎖に対処する手術で算定(片側につき)。月単位の保険診療費が限度額までの支払いで済む高額療養制度が適用(保険組合にご確認ください)。

****AMH(抗ミュラー管ホルモン):不妊治療で卵巣機能の評価及び治療方針の決定を目標に血液検査を行う場合に6か月に1回に限り算定


これまでAMH(抗ミュラー管ホルモン)は採卵に向けての卵巣刺激方法を決める目的のみが保険適用で、これ以外の目的での検査は混合診療とされ不妊治療開始後できなくなっていました(当院はやむなく保険診療開始前に検診として行ってきました)。

 

 

AMHは保険適用になりましたが、まだスクリーニング検査として実施しておいたほうが良いと考えられる検査があるので、当院では保険治療開始前セット検診の採血検査を行うことをおすすめしています。詳細はホームページでご確認ください。